ショートケーキ。 の商品レビュー

坂木司(著者)

2024/08/27

もしわたしが、この本のキャッチコピーを書くとしたら、【夢を叶えるケーキ】かな。

ショートケーキに思い入れのある人たちの
ストーリーが、ぐるっと一周する、
わたし的大好物なお話。

9月には、文庫化されるようなので、
通勤のお供にぴったりのほっこり系小説！
だと思います。

2024/08/26

ショートケーキにある、各々の思いのお話でした。

いろんな見方や関わり方があって、面白かったです。ショートケーキをホールで食べるのに憧れた時期があったことを思い出しました。その感覚は言葉に説明できない不思議な感覚でした。

2024/08/01

ケーキといえば、まず最初に浮かぶ王道のショートケーキ。
そんなショートケーキから生まれる物語は楽しいだけじゃなくて、ちょっぴり切なかったり。

短篇集だけど、ショートケーキを介してお話が繋がっているのも素敵。

ケーキを食べるときって、お祝いやご褒美のイメージが強いけど、悲しいとき、疲れたときに元気を出すために食べるのもいいなぁって。

コージーコーナーとか、まるごとバナナとか。
もちろんショートケーキも。
読み終えたあと、必ず甘いものが食べたくなってくる作品。

2024/07/21

ショートケーキで繋がる連作短編集
どの話も優しくてほっこりした
追いイチゴとか私もやったことある
まるごとバナナもコージーコーナーも自分にはなじみ深くて、読んでてわかる～ってなった
ショートケーキ食べたい

2024/07/05

ショートケーキにまつわる連作短編。坂木司さんの本はいつも癒しをくれる。メンタル抉ってこないところがとても良い。本を読むのが苦手な方にもおすすめ出来る。

2024/06/24

ケーキは善なるものなのだ。

中学生の頃、坂木司のひきこもり探偵シリーズがとても好きで繰り返し図書館で借りて読んでいた。
坂木司の本を読むのは中学生の時以来だ。
あの時読んだ作品と変わらない、シンプルで軽やかな人の優しさが分かる物語だった。
ショーケースの中に陳列されたケーキ達のように、善い人達が紡ぐ物語。一瞬で読めてしまった。

和菓子のアンシリーズも機会があったら読んでみたい。

2024/06/17

連作短編集
ショートケーキがつなぐ優しい世界だった
少しの勇気が、少しの見守りが、少しの気付きが、相手の心や自分の心を溶かす時もある
甘いだけじゃないちょっと酸っぱくもあるそんなお話でした

コージーコーナーのジャンボシュークリームが食べたい

2024/06/06

苺のショートケーキにまつわる短編集。

一番最初のゆかちゃんとこいちゃんのお話が2人の可愛らしさが満載で心に残った。

ショートケーキひとつにしても、人それぞれ色々な思いがあるものなんですね。
久しく食べていない苺のショートケーキ。
食べたくなりました！

2024/04/18

ショートケーキをベースにした、５編の連作短編。それぞれの登場人物がどこかで繋がっており、その人物が違った視線で語られていたりする。また、題名通り、「ショートケーキ」を絡ませ、ケーキということもあり、どの話もあたたかな内容の作品である。

2024/04/16

面白かった！
さすが坂木司！
個人的にはショートケーキに追いイチゴで「祝祭感」「お祭り感」がいいなぁと思った！
あといつも「平熱」で対応するカジモトくんが天使たちを追いかける姿をみて「わきわき」するところも好き。
銀座コージーコーナーの位置が「コンビニと高級パティスリーの中間」っていうのも納得。
「ちょっとだけ日々の何かを救ってる」、間違いない。
赤ちゃんがいると何もできない、大きくなるまでなんて待てない、わかるわぁ。。
男子の中の女子の声も、わかるわぁ。