かみはこんなに くちゃくちゃだけど の商品レビュー

ヨシタケシンスケ(著者)

2023/06/18

　この作品には、こどもやその親だけでなくあらゆる年代の人たちが登場するのでちょっと目新しいと思えました。今はこうだけど、こうなりたい！とか、逆に前はこうだったけど、今はこんな風になった…とか…左ページと右ページで同じ人物が描かれています。

　サクッと読んじゃいましたが、じっくり読み込みたいです。素敵な思い出ができたのに、一緒に過ごしてくれたひとはいないけど…って、ちょっとさみしいかなって感じたんだけれど、みなさんのレビューを読んでいて、そうか、逆読みっ！してみなきゃって思いました(^^)

2023/06/14

こちらの方が大人向きかな？
未来、希望、失望したけどいいことも！みたいな。
クスッと笑える、誰にでもありそうな日常から、怪我や失明、重いモノまでサラッとまとめているのがすごい。救われる人もいるかもしれない一冊かな。

2023/05/29

淡々と続く日々を切り取ったページがひたすら続く、良いこともあり、なんだかなーなこともある日常。
ただ、読んでいるうちになんだか鬱々としてくる。。。
ふと、思いついて後ろから読み直すと、あらあら。
本を閉じて、自分の周りを見回して、小さな、でも、好きだなあというものを探したくなる。
今朝も朝から、気持ちが凹む出来事があったので、この絵本を右開きから読んでみる。

2023/03/05

これはとっても深い本だ。
2023年の今の世の中だからこそ、読んでよかった。
どんなにうまく行ってそうに見える人も色んなことを抱えている。

とってもステキなともだちができたの
そのばしょでめざしていたことは
かたちにならなかっだけれど

にわにツリーハウスをつくりたいの
きはまだこんなにちいさいけれど

じぶんがなににむいているかわかったの
40ねんかんやってきたこととはなんにもかんけいなかったけど

スタバで甘くて温かい飲み物を飲みながら
この本を読んだの
生理痛でおなかバクバクだけどw

2023/02/06

ポジティブ、ネガティブにそれぞれ向き合うとすると、こんな詩的な表現になるんだろう。
当たり前の小さな幸せにはっと気付かされる。
すっぽり抜け落ちてしまった大切な存在にも。

日常という繰り返しの中で浮き沈みはある。
大なり小なりの浮き沈みの中で必死に足掻き、生きる意義を問い続けていくのだろう。
生きるということは、切なく面白く、一生懸命なのだなあと思える絵本だった。

2023/02/05

左の頁に、ポジティブなことが、右の頁には、それと直接関係あったりなかったりする少し残念なことが、書いてある。これが31セット。

一番しみじみしたのは、これ。

じぶんになにがむいてるかわかったの
（禿げたおじいさんか編み物をしている絵）

40ねんやってきたこととはなんにもかんけいなかったけど
（同じおじいさんがタクシーの運転手をしている絵）

右を読んで左を読んだ方が嬉しい気持ちにはなれるかな。

と思って読んでいると、最後のセットは最初のセットの逆バージョンで、ほっとしました。

2023/01/30

かみはこんなにくちゃくちゃだけど
いつかかしゅになりたいの

〇読む年齢や現状によって、受け止め方が違ってくる
〇大人だと懐かしかったり、頷いたり
〇子どもはどうかな？

2023/01/30

予約していたヨシタケシンスケ作品、忘れたころにやってきた！今回も発想絵本。見開き、左側に「夢」「希望」「いい出来事」、右側にはそれを受けて自虐的な「夢への心配」「希望が叶わない状況」「辛い過去」が示される。左から右へと読むと心が塞いでしまう。しか～しっ！発想絵本なので、自分は右から左へと読んで見た！そうしたら、あら不思議、とても前向きな内容に早変わり！例：【左】大切な素敵な想いでがいっぱいあるの　【右】大切な人はもういないけど　【右】【左】の順に読んでください。行動を変えることで見え方も変わってくる！⑤↑

2022/12/18

　うちの７歳は大好きだけどこれやっぱどう読んでも大人向けだよな。心が疲れてる時に読み聞かせるのはけっこうきつい。泣けてくるので。

2022/11/25

いろんな人が
人生いろいろ悩んだりしてるけど
いつもちょっとした希望はあるんだなってことを
教えてくれた。
読んでて嬉しい気持ちになった。