ファンダメンタルズ×テクニカル マーケティング の商品レビュー
著者の木下氏が実際に長年かけて試行錯誤してきた経験から築かれたマーケティング活動の全体像を余す所なくまとめてある。コトラーなどの定番の理論を頭に入れたうえで、じゃあ実際に自分やクライアント等のビジネスで実践していこうとなったら、相棒となる存在。一度読んで終わりではなく、この本を傍...
著者の木下氏が実際に長年かけて試行錯誤してきた経験から築かれたマーケティング活動の全体像を余す所なくまとめてある。コトラーなどの定番の理論を頭に入れたうえで、じゃあ実際に自分やクライアント等のビジネスで実践していこうとなったら、相棒となる存在。一度読んで終わりではなく、この本を傍に置いて、ビジネスのフェーズによって該当の章を読み直して試行錯誤していくのがよいと思う。本書の内容をやり切れる人は数少ないだろうけど、少しでも近づくためには現場で実践あるのみ。「だなどこ」の重要性を再認識させてくれる本。 印象的な言葉(意訳)→小さな数字を丁寧に積み重ねる人が億単位のような大きな利益を作り出せる。1000円を1300円にできる再現性のあるノウハウを獲得した者が10億円を13億円にできる
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・ファンダメンタルとテクニカルでさすが木下さんという全体整理 ・ハウツーも多く記載あり ・ターゲット分解の箇所など、木下さんのマーケティングにおける思考プロセスの深さが参考になった
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誰に何をどう伝えるか。 お客さまをみる。 ちょっと具体に寄りすぎているせいか、極端だなと思う部分もあったけど。
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WEBマーケには戦略とテクニックの両軸が必須で、その全体がうまく連動するように全体設計か重要で、その具体的な進め方を学ばせてもらった
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面白かった....!!!マーケティングのバイブル。世の起業家やマーケター、広告マンは必読の書。ビジネス本でこんなに感動したのは久しぶりだ。すごい、、、!
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今後webマーケに注力したい人には必読の書籍だと思います。 筆者の徹底した顧客視点が貫かれており、世の中の方が抱えているニーズを聞くためにどれだけ消費者に寄り添ったヒアリングが出来るかが鍵だと学べました。 デジタルが進んだ時代だからこそアナログな徹底した現場主義。泥臭く仕事に...
今後webマーケに注力したい人には必読の書籍だと思います。 筆者の徹底した顧客視点が貫かれており、世の中の方が抱えているニーズを聞くためにどれだけ消費者に寄り添ったヒアリングが出来るかが鍵だと学べました。 デジタルが進んだ時代だからこそアナログな徹底した現場主義。泥臭く仕事に臨んでいきます。
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誰に何をどう伝えるか ターゲットユーザー 商品の伝えるべき特徴 適切な表現方法 買わない選択肢を潰す 四段階セールスコピーで競合排除 ユーザーニーズの9段階分類 商品起点の10段階分類 USPと男女の違いからメインメッセージを導出 ユーザー起点で伝わる広告を作成 メディアの特性を見極める LPは王道の文章構成フォーム エモーションリレー LPは最後まで見られるように工夫をすべき ランチェスター戦略 KPIから逆算して優先順位を判断する 企業は利益額の最大化が責務 データから傾向を見て人間行動の仮説を立て、 施策の手を打つのがWebマーケッター 入札方式の違いによって理想の形が異なる 最初の一行で全てがわかる 視点のゼロリセットスキル 100万分の1理論 誰に何をが1番大切
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木下さんの会社、北の達人コーポレーションのマーケティング業務マニュアル的な本。決して目新しいことが書かれているわけではない。強いて言えば、ファンダメンタルズという投資家用語でマーケティングや戦略論をWordingしている点が新鮮だった。 本書に記されているわけでは無いが、特に印象的だったのは、木下さんがこの本を出版した目的をPIVOT(Youtube番組)インタビューで「採用のため」と語っていたことだった。引く手数多な優秀な人材に興味を持ってもらうために惜しげもなくノウハウを共有している。まさにオープン・イノベーション。ダルビッシュ投手も同じ視点でYoutubeでノウハウを公開しているのは有名。木下さんが築いてきたスキルを「(これから入社する)あなたの力でより洗練してほしい!」というメッセージに共鳴した人たちが同社の扉を叩くのだろう。新卒でリクルートに入社し、採用広告の現場で一流企業や成長途中の企業の採用担当者らと知恵を絞ってきた経験が生かされている。 北の達人コーポレーションは、北海道新興市場アンビシャスから始まり、東証一部上場まで史上初となる4年連続上場を果たしてきた地方発の有望株だ。大企業の歯車ではなく、自分の力で切り開きたい若者は木下さんの会社の扉を叩くと良いと思う。
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今の私にはすごく必要かと言われるとそうでもなかった。 マーケッターからの視点がたくさんあったので参考にはなりました。見てもらえる視点、言葉選びは自社製品をよく知ることが必須ですね
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◆「誰に」「何を」は車の両輪 →コンセプトワークがきっちりしており、この2つが明確に決まっていれば、ストレートな表現でもユーザーのこころにきっちり刺さる。 →ターゲット外の人にはなぜ当たっているかがわからないため、競合会社に模倣されるリスクが極端に少なくなる。 ◆広告は作品でな...
◆「誰に」「何を」は車の両輪 →コンセプトワークがきっちりしており、この2つが明確に決まっていれば、ストレートな表現でもユーザーのこころにきっちり刺さる。 →ターゲット外の人にはなぜ当たっているかがわからないため、競合会社に模倣されるリスクが極端に少なくなる。 ◆広告は作品でなく、あくまでも事業戦略の一部 →認知度と好感度に対して、売上はそこまで連動しない。さらに言うと、利益はほば無関係だ。 ◆顧客インタビュー →インサイト(真に購買へ突き動かしている要因、深層心理)を理解しながらキーワードを確認する ◆ユーザーニーズの9段階分類 1 対策の必要性に気づいていない。 2 対策の必要性に気づいてはいるが、「悩みや痛みは一時的なもの」だと思っている。 3 対策の必要性を自覚しているし、悩みや痛みは一時的なものではないと思っているが、何も手を打っていない(探してもいない)。 4 対策をいろいろ検討し始めている。 5 対策をいろいろ検討して、かなり詳しい状態。 6 対策の手を打ち始めた(何らかの商品を買った)。 7 既にお気に入りの対策のための商品があり、満足している。 8 お気に入りの商品はあるが、「他にもっと良いものはないか」と思っている。 9 いろいろ使ったが、結局満足するものはなかった。 ◆商品起点の10段階分類 1 (そのジャンルの商品自体を)知らない。 2 知っているが、そこまで興味はわかず、使ったことはない。 3 知っているが、使いたくないと思っている。 4 いつかは使いたいと思っているが、使ったことはない。 5 以前は使っていたが、今は使っていない(また使うかもしれない)。 6 以前は使っていたが、今はやめており、今後も使う気はない。 7 今も使っているが、良いものがあれば乗り換えてもよい。 8 今も使っているが、可もなく不可もなく、今のところ替える気もない。 9 今も使っており、満足しているので替える気がない。 10 そのジャンルの商品が好きで、いろいろ試したい。 ◆ペルソナ設定の誤解 →強みや利益を起点に、最大公約数的に設定すべき →細かなペルソナ設定はプロダクト用ではなくメディア用 →メディアは条件にひとつでも当てはまればターゲットになる →プロダクトは条件が多いほどターゲットが狭くなる ◆USP(Unique Selling Proposition/独自の強み) ①他社商品にはないor今までになかった便益を与えられる ② 他社商品よりも高い便益を与えられる ③実績、権威性などの付加価値がある ④金銭的お得感がある →ブルーオーシャンは①から順に(ex.iPhone) ◆王道の文章構成フォーム ①結論 「今日はセールのお知らせです」 ②否定(会話文) 「でも、それっていつもの商品と同じじゃないの?」 ③肯定 「これが、今までの商品とは全く違うんです」 ④自分の意見 「使ってみると、しっくり手になじむんです」 ⑤煽り 「セール終了まで、あと72時間です」 ◆マイクロコピー ・「お1人様2個まで」→2個買うように ・「注文する」→「試してみる」→「試してみる」クリック率がそれぞれ1.2倍 ◆他社広告の分析方法 ・なぜこの広告に目が留まったのか(画像?コピー?) ・なぜこの広告を読もうと思ったのか (画像の正体が知りたい?コピーの続きが気になる?) ・なぜこの広告をクリックしようと思ったのか (文章で興味を持った?結論が書いてなかった?) ◆売れるLP=文字が多く、長いLP →「文字が多く、長いLP」は最後まで見られることは少ないが、最後まで見られると購入率が高い ◆ABテスト 前提 : 「どれが良いかわからないからユーザーに選んでもらう」のではない。「仮説が正しいか、複数の仮説の中でどれが最も正解に近いか」を判断するためのもの。 ①「何を言うか?」 →100ネタから厳選した3〜5でテストする ②「どう言うか?」 →10個作り、自信のあるものからテスト ◆データはあくまでもデータ。なぜそのようなデータになったのか?という人間の気持ちを理解しなければ、独りよがりの解にたどり着く。
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