デュアルキャリア・カップル の商品レビュー
20代後半、女性としてキャリア・結婚生活・出産育児をどう考えればいいのか、何を道標にすればいいのか分からなかった自分にヒントをくれた一冊。 著者によると、夫婦生活×キャリアの観点での指南書はこれまでほとんどなかったとのこと。日本で共働きがこれまでになく当たり前になり、男女関係な...
20代後半、女性としてキャリア・結婚生活・出産育児をどう考えればいいのか、何を道標にすればいいのか分からなかった自分にヒントをくれた一冊。 著者によると、夫婦生活×キャリアの観点での指南書はこれまでほとんどなかったとのこと。日本で共働きがこれまでになく当たり前になり、男女関係なくキャリア・私生活を通して自己実現を目指すカップルが増えた一方、周りにロールモデルがいない中、本書に書かれているケーススタディはとても参考になる。 本書にある第一・第二・第三の転換期は、訪れる年齢・タイミング・転換期自体の有無にわりと個人差があるのでは?とも思うが、「こういうことが起こる傾向がある」ということを実例とともに把握することで、将来に向けて心づもりができる。
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・共働きのすべてのカップルにオススメ ・デュアルキャリアは悪くない!最高! ・話し合いはやっぱり大事!言い難い事もあるけど腹割って話そう!(最近、怖いって言われたからできるだけ可愛く伝えたい。笑) ・同棲前に読むことができて良かった。 ・転職や出産、子育てなどまだ自分が経験して...
・共働きのすべてのカップルにオススメ ・デュアルキャリアは悪くない!最高! ・話し合いはやっぱり大事!言い難い事もあるけど腹割って話そう!(最近、怖いって言われたからできるだけ可愛く伝えたい。笑) ・同棲前に読むことができて良かった。 ・転職や出産、子育てなどまだ自分が経験していないイベントのストーリーは正直サラッと読んでしまったので、自分にそのタイミングが来たらその章を読み返そうと思う。
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もう一回読みたい。 あるいは、これからの人生で何回か読みたい。 今の私に刺さったのは、(本筋からは逸れるけど) 男性のパートナーよりお金を稼いでる女性は、無意識のうちに自分に根付いているジェンダーの役割分担意識から来る負い目から、家事もより多く担当しようと動くというような記述。...
もう一回読みたい。 あるいは、これからの人生で何回か読みたい。 今の私に刺さったのは、(本筋からは逸れるけど) 男性のパートナーよりお金を稼いでる女性は、無意識のうちに自分に根付いているジェンダーの役割分担意識から来る負い目から、家事もより多く担当しようと動くというような記述。 まさにそう! 頭では男女の役割なんて…と思っているつもりでもこんなに簡単なところに落とし穴があって、自分でそれに気づけてもいないことに驚く。 自分たちはこの本で言われるようなデュアルキャリアではないし、仕事内容も社会からの要請ということではすでにないけど、これから大変な時期に入ると思うので、ゼロサムありきで進めずに、対話を重ねて、相手にとってセーフプレイスでありたいと思った。 あとは、 キャリアも考え方も何十年と続けてたら飽きるよね。飽きた頃、次を考え始めるんだろうな〜。 ツッコミどころはあるけど、いろんな人の人生の濃い部分の話が知れて、デュアルキャリアという題を超えて人生を通しての揺れに触れられるという点もとても面白かった。 きっと読むたびに響く部分が変わる本だと思う。
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キャリアもパートナーとの関係も両立させたい全ての世代の人への道標となる本だと思う。 この本を参考に、相手が何を大切にしているか、自分が何を大切にしたいかをよく考え、二人の道を作っていけるようになればと思う。
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数多くの事例紹介を交えながら、カップルの人生における3つの転換期の具体的な内容と罠、乗り越え方を丁寧に解説してくれている。 正直、結婚もしていない20代の自分にはイメージがつかない状況も多かったが、想像力を働かせながら、今の自分がそういう状況に陥ったらどうするか、を考えるのは興味...
数多くの事例紹介を交えながら、カップルの人生における3つの転換期の具体的な内容と罠、乗り越え方を丁寧に解説してくれている。 正直、結婚もしていない20代の自分にはイメージがつかない状況も多かったが、想像力を働かせながら、今の自分がそういう状況に陥ったらどうするか、を考えるのは興味深い体験だった。 何をするかでは無くどうやってするか、というのは本当にその通り。お互いの納得感を常に尊重できるカップルになりたいし、長い期間の思い出を共有して回想できる人がいたらとても幸せだろうと思う。 ちなみに、いつでもキャリアを変更できる自分でいられることってとても重要だと思った。一つの職場だけで勤め上げることの方がリスクになるんだろうなあ、、いざ仕事へのやりがいを感じれなくなってもそこから逃げ出せないって恐怖でしかない。。。
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夫婦がそれぞれのキャリアを継続しながら成功するにはどうするか?をテーマに書かれた本。 「共働き」について書かれた本は多くあれど「キャリア」にフォーカスして書かれた本は読んだことがなく、「デュアルキャリア」というキーワードに惹かれて読書 【要約】 対話を通じ夫婦で相互依存の関係...
夫婦がそれぞれのキャリアを継続しながら成功するにはどうするか?をテーマに書かれた本。 「共働き」について書かれた本は多くあれど「キャリア」にフォーカスして書かれた本は読んだことがなく、「デュアルキャリア」というキーワードに惹かれて読書 【要約】 対話を通じ夫婦で相互依存の関係となり、転換点を乗り越えよ ・デュアルキャリアカップルは2人とも一番手の役割を果たし互いに刺激し合う事を通じ人格的にも職業人としても成熟していける可能性がある ・夫婦がキャリアを諦める、もしくは再考したくなる転換点は3回。 1回目:子どもの誕生 2回目:自分の生き方を見つめ直したくなった時(その時の職場で先が見え、それが望んでいたものと異なると気づいた時) 3回目:子どもが独立し夫婦2人になったり、職場で1番のベテランになり喪失感を感じた時 ・まずはパートナーが自分の期待と異なる言動をとっても反応せずに耳を傾ける時間を設ける。聴く事でパートナーの内省を深め、聴き手のパートナーへの理解を深め、新たな自己発見に繋がる ・対話しておくべき内容 ①限界(地理的・時間的・在/不在) ハッキリ限界を決めておく事で不確定要素が減り意思決定が容易になる。選択肢が少ない方が選ぶのが容易になり、選択の結果にも満足できる ②不安 お互いの抱える不安を話しておく事で3つの事が起きる。第一:お互いにより気を配り、助け合うようになる 第二:不安が現実になり始めた時の兆候がわかる 第三:不安を軽減する為の対策が取れる ・2人の関係を崩壊させるコミュニケーションもあり、特に4つの行動は避けるべき。 ①侮辱:最大の害。物まね・あてこすり・嘲り・あきれた表情・冷笑など。共感と反対の行動 ②批判 相手を過小評価すること ③自己弁護 ④壁をつくる ・思いやりを持ち相手に集中する事は関係性を築くのに役立つ。思いやりを示す行動①寛大さと思慮のこもった小さな行動を通して示す ②相手の意図をいいほうに解釈する。ポジティブとネガティブの比率は5:1以上がよい ■意思決定を間違わせる罠 ・カップルの意思決定における判断基準として経済的な必要性は一要素でしかない。多くの場合経済的理由は因習的な社会の要請に従う口実に用いられる 【感想】 夫婦を共同体と捉えた時、お互いの価値観を知り歩んでいく事は当たり前にも思える。ただ、かつての恋人でも年齢を重ねたパートナーと素直に対話をするというのはそんなに簡単な話ではない。個人的にはこの本を共同本棚に置く事で興味を持ってもらい、対話を進めたいと思っている。 なかなかワークまでをやり遂げるのは難しいが、「対話が大切」「相互依存でいるべき」などのエッセンスを持っているだけで大いに助けになると信じている
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キャリア志向ではなくとも全夫婦、カップルにおすすめしたい良本 特に日本の夫婦は固定観念に捉われて、夫婦の役割を決めているケースが多いと感じるため、改めて二人の生き方を見直すいい機会になる本だと思う。 カップルが乗り越えるべき3つの壁をモデルケースとともに紹介、整理してくれてお...
キャリア志向ではなくとも全夫婦、カップルにおすすめしたい良本 特に日本の夫婦は固定観念に捉われて、夫婦の役割を決めているケースが多いと感じるため、改めて二人の生き方を見直すいい機会になる本だと思う。 カップルが乗り越えるべき3つの壁をモデルケースとともに紹介、整理してくれており、 今の自分たちのステージや環境が私たちだけでないことを知ることができたし、その上でこれからどんな壁を二人で乗り越える必要があるのか、を知ることができた。 改めて夫婦の時間を設けることや後悔のない二人ともが納得感を持った選択を行うために必要な価値観の共有の重要性を知ることができた◎ これからも二人で一緒にお互いのキャリアや自己実現のために愛を育んでいこうと思った
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共働きカップルに訪れる3つの危機について、陥りがちな罠とそれを乗り越えるときの心構えを、調査結果から明らかにした内容。第一の危機はライフスタイルの変化、第二の危機は個性化、第三の危機はアイデンティティの危機によってもたらされるとのこと。 結婚や出産前に読めていればなと思う反面、こ...
共働きカップルに訪れる3つの危機について、陥りがちな罠とそれを乗り越えるときの心構えを、調査結果から明らかにした内容。第一の危機はライフスタイルの変化、第二の危機は個性化、第三の危機はアイデンティティの危機によってもたらされるとのこと。 結婚や出産前に読めていればなと思う反面、このような議論をよろこんでしてくれるパートナーがどれほどいるのか、とも思う。
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自分のキャリアと二人の関係のどちらも大切にしたいという困難な挑戦に臨むにあたり、答えを出すではなく、対話の指針を提示する。
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第1章 デュアルキャリア・カップルの3つの転換期 家事分担のテクニックを超えて 人生は転換期の連続 第一の転換期「どうしたらうまくいく?」 第2章 ハネムーンが終わるとき すべてを手に入れるという幻想 第3章 すべてをこなそうという罠 4つの罠 分担による生き残り戦略 第4章 お...
第1章 デュアルキャリア・カップルの3つの転換期 家事分担のテクニックを超えて 人生は転換期の連続 第一の転換期「どうしたらうまくいく?」 第2章 ハネムーンが終わるとき すべてを手に入れるという幻想 第3章 すべてをこなそうという罠 4つの罠 分担による生き残り戦略 第4章 お互いに相手を頼る関係へ 独立という罠 キャリアの地図が持つ力 第二の転換期「ほんとうに望むものは何か?」 第5章 人生の壁にぶつかるとき 自分の人生への疑問 袋小路→個性化 内省と探索 ともに変容 関係のレジリエンス 第6章 不安と対立がもたらす罠 変化が生む混乱 本当に望むものを知ろうとあがく 第7章 新しい道への移行 心理的役割のバランス 成長の凍結 お金と計画の壁 第三の転換期「いまのわたしたちは何者なのか?」 第8章 喪失と限界が訪れるとき アイデンティティ キャリアの限界 遅さ咲の愛 熱中できる共通の趣味 第9章 広い地平を阻む罠 未解決の問題 狭められた地学 もう一度探求者になる 第10章 うまくいくカップル愛する技術、働く技術
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