デュアルキャリア・カップル の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
「カップルとしての」キャリアへの向き合い方、という視点はこれまでになく興味深かった。 結論としてはシンプルで、オープンに2人で根気よく妥協せずに話し合いをすること、仕事も愛もどちらも大切にする努力を惜しまないこと、ということになるかと思う。当たり前のことといえば当たり前だが、実践するのは難しく、ケーススタディとして複数のデュアルカップルの軌跡を知ることができるのは有用だと思う。 また、扱っている期間が幅広く、人生の後期に起こるであろう転換期について、先人の事例から学ぶことができるのはありがたかった。 初めは子育てしながらのキャリア形成のついて学びを得たいという観点で手に取った一冊だったが、読み終えてみると、いかにしてより良いパートナーであり続けるか、について示唆に富む一冊だった。
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カップルでのキャリアの作り方に踏み込んだ1冊 個人個人のキャリアの重要性について問う本は多いが パートナー同士で理解し合い助け合うための考え方を教えてくれる本は少ない 結婚する前、子供ができる前に読んで 家族で考える機会を作ってほしい
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人生に訪れる3つの転換期。 本書では結婚や転職など記載があるが、そこに捉われずそれぞれのパートナーシップにおいて「今がどんなフェーズなのか?」を認知して、そこに合わせた転換期を応用できるといいと思った。 話し合いは大事だけど、それ以上に大事なのは”そのとき“適切な問いとお互いの人...
人生に訪れる3つの転換期。 本書では結婚や転職など記載があるが、そこに捉われずそれぞれのパートナーシップにおいて「今がどんなフェーズなのか?」を認知して、そこに合わせた転換期を応用できるといいと思った。 話し合いは大事だけど、それ以上に大事なのは”そのとき“適切な問いとお互いの人生に向き合う姿勢。 一度の結論で終わるのではなく、それぞれの人生のフェーズに合わせて、1年ごとにじぶんたちが今どこにいるのか?話せるとよさそう。
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20代後半、女性としてキャリア・結婚生活・出産育児をどう考えればいいのか、何を道標にすればいいのか分からなかった自分にヒントをくれた一冊。 著者によると、夫婦生活×キャリアの観点での指南書はこれまでほとんどなかったとのこと。日本で共働きがこれまでになく当たり前になり、男女関係な...
20代後半、女性としてキャリア・結婚生活・出産育児をどう考えればいいのか、何を道標にすればいいのか分からなかった自分にヒントをくれた一冊。 著者によると、夫婦生活×キャリアの観点での指南書はこれまでほとんどなかったとのこと。日本で共働きがこれまでになく当たり前になり、男女関係なくキャリア・私生活を通して自己実現を目指すカップルが増えた一方、周りにロールモデルがいない中、本書に書かれているケーススタディはとても参考になる。 本書にある第一・第二・第三の転換期は、訪れる年齢・タイミング・転換期自体の有無にわりと個人差があるのでは?とも思うが、「こういうことが起こる傾向がある」ということを実例とともに把握することで、将来に向けて心づもりができる。
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・共働きのすべてのカップルにオススメ ・デュアルキャリアは悪くない!最高! ・話し合いはやっぱり大事!言い難い事もあるけど腹割って話そう!(最近、怖いって言われたからできるだけ可愛く伝えたい。笑) ・同棲前に読むことができて良かった。 ・転職や出産、子育てなどまだ自分が経験して...
・共働きのすべてのカップルにオススメ ・デュアルキャリアは悪くない!最高! ・話し合いはやっぱり大事!言い難い事もあるけど腹割って話そう!(最近、怖いって言われたからできるだけ可愛く伝えたい。笑) ・同棲前に読むことができて良かった。 ・転職や出産、子育てなどまだ自分が経験していないイベントのストーリーは正直サラッと読んでしまったので、自分にそのタイミングが来たらその章を読み返そうと思う。
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もう一回読みたい。 あるいは、これからの人生で何回か読みたい。 今の私に刺さったのは、(本筋からは逸れるけど) 男性のパートナーよりお金を稼いでる女性は、無意識のうちに自分に根付いているジェンダーの役割分担意識から来る負い目から、家事もより多く担当しようと動くというような記述。...
もう一回読みたい。 あるいは、これからの人生で何回か読みたい。 今の私に刺さったのは、(本筋からは逸れるけど) 男性のパートナーよりお金を稼いでる女性は、無意識のうちに自分に根付いているジェンダーの役割分担意識から来る負い目から、家事もより多く担当しようと動くというような記述。 まさにそう! 頭では男女の役割なんて…と思っているつもりでもこんなに簡単なところに落とし穴があって、自分でそれに気づけてもいないことに驚く。 自分たちはこの本で言われるようなデュアルキャリアではないし、仕事内容も社会からの要請ということではすでにないけど、これから大変な時期に入ると思うので、ゼロサムありきで進めずに、対話を重ねて、相手にとってセーフプレイスでありたいと思った。 あとは、 キャリアも考え方も何十年と続けてたら飽きるよね。飽きた頃、次を考え始めるんだろうな〜。 ツッコミどころはあるけど、いろんな人の人生の濃い部分の話が知れて、デュアルキャリアという題を超えて人生を通しての揺れに触れられるという点もとても面白かった。 きっと読むたびに響く部分が変わる本だと思う。
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キャリアもパートナーとの関係も両立させたい全ての世代の人への道標となる本だと思う。 この本を参考に、相手が何を大切にしているか、自分が何を大切にしたいかをよく考え、二人の道を作っていけるようになればと思う。
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数多くの事例紹介を交えながら、カップルの人生における3つの転換期の具体的な内容と罠、乗り越え方を丁寧に解説してくれている。 正直、結婚もしていない20代の自分にはイメージがつかない状況も多かったが、想像力を働かせながら、今の自分がそういう状況に陥ったらどうするか、を考えるのは興味...
数多くの事例紹介を交えながら、カップルの人生における3つの転換期の具体的な内容と罠、乗り越え方を丁寧に解説してくれている。 正直、結婚もしていない20代の自分にはイメージがつかない状況も多かったが、想像力を働かせながら、今の自分がそういう状況に陥ったらどうするか、を考えるのは興味深い体験だった。 何をするかでは無くどうやってするか、というのは本当にその通り。お互いの納得感を常に尊重できるカップルになりたいし、長い期間の思い出を共有して回想できる人がいたらとても幸せだろうと思う。 ちなみに、いつでもキャリアを変更できる自分でいられることってとても重要だと思った。一つの職場だけで勤め上げることの方がリスクになるんだろうなあ、、いざ仕事へのやりがいを感じれなくなってもそこから逃げ出せないって恐怖でしかない。。。
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夫婦がそれぞれのキャリアを継続しながら成功するにはどうするか?をテーマに書かれた本。 「共働き」について書かれた本は多くあれど「キャリア」にフォーカスして書かれた本は読んだことがなく、「デュアルキャリア」というキーワードに惹かれて読書 【要約】 対話を通じ夫婦で相互依存の関係...
夫婦がそれぞれのキャリアを継続しながら成功するにはどうするか?をテーマに書かれた本。 「共働き」について書かれた本は多くあれど「キャリア」にフォーカスして書かれた本は読んだことがなく、「デュアルキャリア」というキーワードに惹かれて読書 【要約】 対話を通じ夫婦で相互依存の関係となり、転換点を乗り越えよ ・デュアルキャリアカップルは2人とも一番手の役割を果たし互いに刺激し合う事を通じ人格的にも職業人としても成熟していける可能性がある ・夫婦がキャリアを諦める、もしくは再考したくなる転換点は3回。 1回目:子どもの誕生 2回目:自分の生き方を見つめ直したくなった時(その時の職場で先が見え、それが望んでいたものと異なると気づいた時) 3回目:子どもが独立し夫婦2人になったり、職場で1番のベテランになり喪失感を感じた時 ・まずはパートナーが自分の期待と異なる言動をとっても反応せずに耳を傾ける時間を設ける。聴く事でパートナーの内省を深め、聴き手のパートナーへの理解を深め、新たな自己発見に繋がる ・対話しておくべき内容 ①限界(地理的・時間的・在/不在) ハッキリ限界を決めておく事で不確定要素が減り意思決定が容易になる。選択肢が少ない方が選ぶのが容易になり、選択の結果にも満足できる ②不安 お互いの抱える不安を話しておく事で3つの事が起きる。第一:お互いにより気を配り、助け合うようになる 第二:不安が現実になり始めた時の兆候がわかる 第三:不安を軽減する為の対策が取れる ・2人の関係を崩壊させるコミュニケーションもあり、特に4つの行動は避けるべき。 ①侮辱:最大の害。物まね・あてこすり・嘲り・あきれた表情・冷笑など。共感と反対の行動 ②批判 相手を過小評価すること ③自己弁護 ④壁をつくる ・思いやりを持ち相手に集中する事は関係性を築くのに役立つ。思いやりを示す行動①寛大さと思慮のこもった小さな行動を通して示す ②相手の意図をいいほうに解釈する。ポジティブとネガティブの比率は5:1以上がよい ■意思決定を間違わせる罠 ・カップルの意思決定における判断基準として経済的な必要性は一要素でしかない。多くの場合経済的理由は因習的な社会の要請に従う口実に用いられる 【感想】 夫婦を共同体と捉えた時、お互いの価値観を知り歩んでいく事は当たり前にも思える。ただ、かつての恋人でも年齢を重ねたパートナーと素直に対話をするというのはそんなに簡単な話ではない。個人的にはこの本を共同本棚に置く事で興味を持ってもらい、対話を進めたいと思っている。 なかなかワークまでをやり遂げるのは難しいが、「対話が大切」「相互依存でいるべき」などのエッセンスを持っているだけで大いに助けになると信じている
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キャリア志向ではなくとも全夫婦、カップルにおすすめしたい良本 特に日本の夫婦は固定観念に捉われて、夫婦の役割を決めているケースが多いと感じるため、改めて二人の生き方を見直すいい機会になる本だと思う。 カップルが乗り越えるべき3つの壁をモデルケースとともに紹介、整理してくれてお...
キャリア志向ではなくとも全夫婦、カップルにおすすめしたい良本 特に日本の夫婦は固定観念に捉われて、夫婦の役割を決めているケースが多いと感じるため、改めて二人の生き方を見直すいい機会になる本だと思う。 カップルが乗り越えるべき3つの壁をモデルケースとともに紹介、整理してくれており、 今の自分たちのステージや環境が私たちだけでないことを知ることができたし、その上でこれからどんな壁を二人で乗り越える必要があるのか、を知ることができた。 改めて夫婦の時間を設けることや後悔のない二人ともが納得感を持った選択を行うために必要な価値観の共有の重要性を知ることができた◎ これからも二人で一緒にお互いのキャリアや自己実現のために愛を育んでいこうと思った
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