小説 星守る犬 新装版 の商品レビュー
村上たかしさんのコミックを小説化したもの、ということ。 短いながら、泣けるストーリー( ; ; ) 犬好きや動物好きに是非読んでほしい本。 わんちゃん、なんという愛おしい存在。 しかしずっと頑張ってきたのに、病気になり職を失った途端おとうさんを捨て去るおかあさんとみくちゃんは...
村上たかしさんのコミックを小説化したもの、ということ。 短いながら、泣けるストーリー( ; ; ) 犬好きや動物好きに是非読んでほしい本。 わんちゃん、なんという愛おしい存在。 しかしずっと頑張ってきたのに、病気になり職を失った途端おとうさんを捨て去るおかあさんとみくちゃんは酷すぎる。優しくしてもらったのに全財産を盗んで去った少年も… おとうさんとハッピーが再会して、永久に楽しく幸せに過ごすことを信じたい。
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こんなにいい本、あるぅ?(惣流アスカの声で脳内再生が勝手に行われた) めちゃくちゃいい。 ある白骨死体と、一緒に犬の白骨も発見された。それを巡る物語。 犬(などのペット)を飼うはじめの時、少年少女は目を輝かせ、夢中になるけれど、彼らは大きくなる過程で必ず興味を失う。 犬はどこまで...
こんなにいい本、あるぅ?(惣流アスカの声で脳内再生が勝手に行われた) めちゃくちゃいい。 ある白骨死体と、一緒に犬の白骨も発見された。それを巡る物語。 犬(などのペット)を飼うはじめの時、少年少女は目を輝かせ、夢中になるけれど、彼らは大きくなる過程で必ず興味を失う。 犬はどこまでも一途に彼らに寄り添う。 終わりが圧巻で、さすが原田マハだなぁと思った、いつもこの人の本は最後に感動させられる。言葉選びもセンス良くてずば抜けてるなぁと、感動しながら読んでました。こんなに簡単な言葉で面白く書けるのって素晴らしい実力だと思います。
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絵本を原作とした小説で、動物もの。犬の視点で描かれている。 犬を飼ったことがある人なら間違いなく共感できるだろう。ペットは飼い主の都合に振り回されながらも、飼い主の人生にそっと寄り添い癒してくれる存在だ。特に犬は常に飼い主の気分や体調を意識してくれ、優しい。 本書の元になったのは...
絵本を原作とした小説で、動物もの。犬の視点で描かれている。 犬を飼ったことがある人なら間違いなく共感できるだろう。ペットは飼い主の都合に振り回されながらも、飼い主の人生にそっと寄り添い癒してくれる存在だ。特に犬は常に飼い主の気分や体調を意識してくれ、優しい。 本書の元になったのは、死後1年経った身元不明の死体の横に犬の死骸があった話で、実話かは不明。飼い主の男性は消極的に犬を飼い始めたが、いつの間にか相棒になっていた。一緒に長い旅に出る。 犬は飼ったことがないが、飼い主が全て過ぎてプレッシャーを感じそうである。常にかまってあげなくても適当に暮らしてくれそうな猫の方が私の性に合っていると、改めて感じた。 それにしても、動物ものは、切なくて温かい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
人間はひどく勝手でいっときの興味、好奇心だけで何かを手に入れようとする でも時間がたてば興味がうすれ見向きもしなくなる たとえそれが小さな命であっても 家族から見放されたおとうさんと そんなおとうさんと最後まで家族だった犬のハッピー 1人と1匹の暮らしは決して裕福ではなく 苦しいものだったけど彼らは幸せだった ※ ※ おとうさんとハッピーの絆があまりにも尊すぎて、あまりにも深くて涙が止まりませんでした。 犬は人間と暮らし始めた時から、1番頼れる存在は人間の家族だ だけど人間はその時、その時の興味や好奇心で簡単に可愛がったり、時には犬を見捨ててしまったりする そんな現実があるだけにおとうさんとハッピーの家族としての絆がより心に染みると思いました。 犬や猫など大切な家族の一員がいる人には是非読んでもらいたい1冊です。
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原田マハさんの安定の世界観。原作の村上さんのコミックは読んだことないので、ぜひ読んでみたいなと思いました。一気読みした。
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村上たかしさんのコミックは読んでないけれど 原作を大切にしながら小説化されたことが 伝わってくるようだった。 全てを、ほんとうに全てを失ったおとうさんに残ったのはがらくたのような宝物と いつガス欠するかわからない車だけ。 でも、そばには犬のバンがいる。 実際、犬は“言葉”...
村上たかしさんのコミックは読んでないけれど 原作を大切にしながら小説化されたことが 伝わってくるようだった。 全てを、ほんとうに全てを失ったおとうさんに残ったのはがらくたのような宝物と いつガス欠するかわからない車だけ。 でも、そばには犬のバンがいる。 実際、犬は“言葉”は話せないけれど おとうさんとバンは、いつも“話”をしていた。 バンにはちゃんと伝わっていた。 さびしさも愛も。全部。 人によっては、おとうさんの人生や最期は 不幸に見えるのかもしれない。 それでも、おとうさんとバンは幸せだった。 そう、わたしは思いたい。 なにが幸せか、それは自分が決めること。 自分にとってなにが幸せなのか 改めて考えるきっかけにもなる一冊だと思う。
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電車で読んでいて涙が流れそうになるのを 必死でこらえました。 家で読んで、号泣しながら読みたかった(笑)
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村上たかしさんの同名漫画は家に2まであるのですが、原田マハさんの小説化、そして最近飼い犬を亡くしたこともあり、読んでみました。 原作そのままの世界観で、とてもよかった。 そして、漫画を引っ張り出して読み、映画も観たくなりAmazonプライムで観てしまいました。 愛犬を思い出しなが...
村上たかしさんの同名漫画は家に2まであるのですが、原田マハさんの小説化、そして最近飼い犬を亡くしたこともあり、読んでみました。 原作そのままの世界観で、とてもよかった。 そして、漫画を引っ張り出して読み、映画も観たくなりAmazonプライムで観てしまいました。 愛犬を思い出しながら泣きました。 どっぷり「星守る犬」につかって思ったのは、やはり原作が1番いいということです。
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犬という生き物は、最後の最後まで人間に寄り添う生き物なんだと、改めて実感させられた一冊でした。そして、そんな生き物はこの世の中で唯一、犬だけだと思わざるをえませんでした。 読んだ後から、感動のような、温かい愛情のような、なんだかそんな感情がじわじわとおそってくる、1人の人と1匹の...
犬という生き物は、最後の最後まで人間に寄り添う生き物なんだと、改めて実感させられた一冊でした。そして、そんな生き物はこの世の中で唯一、犬だけだと思わざるをえませんでした。 読んだ後から、感動のような、温かい愛情のような、なんだかそんな感情がじわじわとおそってくる、1人の人と1匹の犬の、愛しくなるお話でした。 ***ネタばれ*** お父さんの人生は、なんだか気の毒でかわいそうに思えたけど、でも、孤独死が多い世の中、大好きなハッピーが最期まで側にいてくれたお父さんは、奥津さんが言うように、とても幸せだったのかもしれない。そしてハッピーも、大好きなお父さんの側にずっといれて、最期はおとうさんが迎えに来てくれて、幸せだったことでしょう。そしてもう永遠におとうさんとハッピーは一緒なのだから。
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うれしいあとに さびしいがくる。 さびしいのあとに うれしいがくる。 そういう繰り返し。 ずっと繰り返し。
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