青い雪 の商品レビュー
他人と比べず自分の中で幸せを感じられればよかったのかも。とはいえ、この状況だとなぜ自分だけ? と考えてしまうだろうな。
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新年に読むには切ないお話でした。 でも、しっかりミステリー堪能しました。 章の中でも色々な人の視点で描かれていて (1人の人に感情移入はしにくいのですが) 人間関係?人間模様?が複雑です。 何を書いてもネタバレになりそう… 途中でどんどん明らかになっていくけど、 またその裏に謎...
新年に読むには切ないお話でした。 でも、しっかりミステリー堪能しました。 章の中でも色々な人の視点で描かれていて (1人の人に感情移入はしにくいのですが) 人間関係?人間模様?が複雑です。 何を書いてもネタバレになりそう… 途中でどんどん明らかになっていくけど、 またその裏に謎があったり。 最後の最後に、タイトルの意味も分かり おぉー!となりました。 どこかで、もっと違う方へ 転がることは出来なかったのか… 切なさは残ります。
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【2024年読了ー2冊目】 土地の名士の家族を中心に毎年夏休みに集まる3組の家族 子どもたちは鬼ごっこをして遊んでいたが、最年少の少女が失踪してしまう そして行方が分からぬまま、長い年月が経ってしまう… 次々に秘密が明かされいく「火曜サスペンス劇場」をみているような感覚 ちょっ...
【2024年読了ー2冊目】 土地の名士の家族を中心に毎年夏休みに集まる3組の家族 子どもたちは鬼ごっこをして遊んでいたが、最年少の少女が失踪してしまう そして行方が分からぬまま、長い年月が経ってしまう… 次々に秘密が明かされいく「火曜サスペンス劇場」をみているような感覚 ちょっと詰め込みすぎで、それはないだろう?と思うところもあったが、結局ページをめくる手が止まらなかった ラストは崖の上でこそなかったが…タイトルの意味に唸った…
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※ 第25回 日本ミステリー文学大賞 新人賞 受賞作 好みによりけりでしょうが、最初の3分の1 ぐらいは、長閑な田舎の穏やかな風景が続き なかなか物語の中に入ってゆけず読みだるみ していました。 でも、それを過ぎたあたりから不穏な空気が 徐々に漂い始め、半分を過ぎた頃には様相...
※ 第25回 日本ミステリー文学大賞 新人賞 受賞作 好みによりけりでしょうが、最初の3分の1 ぐらいは、長閑な田舎の穏やかな風景が続き なかなか物語の中に入ってゆけず読みだるみ していました。 でも、それを過ぎたあたりから不穏な空気が 徐々に漂い始め、半分を過ぎた頃には様相が 変わってきて次第に引き込まれていました。 見えたと思った景色は、ページを進むごとに 色を変え裏の顔を垣間見せます。 二転三転した後、細い糸を手繰り寄せ本星が わかった時には驚きと納得で唸ってました。 なのに、それで終わってしまわないラストまで 用意されていて、悲しい事件の裏に押し隠されて いた事実とそれに関わった人たちの真実を知って 心地よい読後感で締めくくられていました。 新人離れしたミステリーという、帯書きに共感。
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21年度のミステリー文学大賞新人賞受賞作品。五歳の少女の失踪から始まるが、伏線、人物像、動機などどれを取ってもあまり強くない。展開のテンポも悪く、もたつきがある。エピローグも蛇足感があり、面白いと言える作品ではなかった。
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※このレビューにはネタバレを含みます
寿々音は養女だったが、大事に育てられ、友達もいて幸せだった。仲良しの亜矢ちゃんが失踪した。 いつしかみんなバラバラになったが、大人になってから大きな秘密を解き明かしていく。 登場人物は少ないからわかりやすいものの、詰められている秘密が多すぎて読み疲れた。 子供たちは幸せになりたかっただけだ、汚い大人に悔しさが止まらない。
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青い雪。ブルースノウ。 謎が解けると、なんだ、そんなことだったのかと思うが、それまではモヤモヤ。少しやるせない感じ。 ミステリとしては楽しめます。ラストが悲しいですが。
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こんなに皆で秘密を共有して身近に生きていくのはなかなか難しい。 秘密はつい漏らしてしまいたくなるもので、それをうまく隠して話が進んでいく構成はすごい。 登場人物の繋がりが密なこと、殺人の動機が弱いことは気になるけど読むのは面白かった。 タイトルの回収は逆に必要なかった気が…。
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第25回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。 夏の数日をともに過ごす三組の家族を、悲劇が襲う。五歳の少女が失踪したのだ。事件性も疑われるが、行方は知れぬまま、月日が過ぎていく。長い時を経て現れ出た一通の告発状。絡み合った謎が氷解したとき、明らかになる真実とは? 新人離れしたストーリーテリングで描く慟哭の大河ミステリー 次々上手くいきすぎ、こんな偶然あるか?等と思いながら読んでいたが・・・気づいたら最後まで一気読みしてしまった。最後の1行にやられた。
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一人の女性の半世紀です。最後の最後に,題名の意味がわかり,震えました。切ない最後ですが,良いさくひんででぃた。
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