ボクと、正義と、アンパンマン の商品レビュー
時代背景、家族の影響。 遅咲き70歳、大活躍のアンパンマン。 「子ども向けのアニメをつくったひと」 そんな一言では語れない、 経験からくる信念や周りとの関係、人間性。 いろんなところに魅力を感じるひと。
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これだけのヒットを生み出しながら、読者である子どものためを純粋に追求し続けているのがすごい。計算高さや思惑を毒と表現しているのも面白い。本当に価値のあるコンテンツって、それ自体にはやっぱり純粋性があって然るべきで、流通の過程では計算を働かせることがあっても、中身の計算に対しては世...
これだけのヒットを生み出しながら、読者である子どものためを純粋に追求し続けているのがすごい。計算高さや思惑を毒と表現しているのも面白い。本当に価値のあるコンテンツって、それ自体にはやっぱり純粋性があって然るべきで、流通の過程では計算を働かせることがあっても、中身の計算に対しては世間(特に子ども)は敏感なんだろう。 時代のせいか、今ではちょっと受け入れられないような女性観がナチュラルに書かれているのには少し引いてしまった
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やなせたかし先生は、エッセイもお上手だったとは。するすると読めて、思った以上に面白かった。物事の捉え方がとても素敵だと思った。ただし、ジェンダー論だけは時代に合わない価値観だけど、事実もう故人なのだから目を瞑りましょう。
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アンパンマンは君さ。 アンパンマンを観て育たなかったという人と出会ったことがない。 それほど同年代にとってはアンパンマンは人生の最初のヒーローなのだ。 そのアンパンマンを生み出したやなせたかしのエッセイ集である本作。 で、あるからとっ散らかっていた本だった。 しかし『やなせたか...
アンパンマンは君さ。 アンパンマンを観て育たなかったという人と出会ったことがない。 それほど同年代にとってはアンパンマンは人生の最初のヒーローなのだ。 そのアンパンマンを生み出したやなせたかしのエッセイ集である本作。 で、あるからとっ散らかっていた本だった。 しかし『やなせたかし』という人間は自信のない、誰よりもアンパンマンを必要としていた人間ということがわかる作品だった。 と同時にアンパンマンのように澄んだ心の持ち主であることがわかる作品でもある。 自分から見れば天才も『自分は凡人なんだ』と思っているという絶望感にも等しい感情を度々受ける。 でもきっとこれが人の一生なんだろう。 本作で登場する手塚治虫も、もしかしたら『凡人だなぁ』と思っていたのかなぁ
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まぁ読みやすい。ご本人もおっしゃっているが、とりとめないところからまとめた、というだけあって同じ話が多い(笑)うっかり『あれ?しおり挟むとこ間違えた?』って思うくらい。読みやすいけど、昔に書かれているものなのでほーほー、位で読むのがいいかも。 人生喜ばせごっこ、っていいなって思う...
まぁ読みやすい。ご本人もおっしゃっているが、とりとめないところからまとめた、というだけあって同じ話が多い(笑)うっかり『あれ?しおり挟むとこ間違えた?』って思うくらい。読みやすいけど、昔に書かれているものなのでほーほー、位で読むのがいいかも。 人生喜ばせごっこ、っていいなって思う。喜ばせる、じゃなくて『ごっこ』ってつけたのが。結局ほんとに喜んでくれてんのかはその人じゃないと分からないもんね。 喜ばせてる風でいいんだろうな、お互い。気が楽で
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アンパンマンという誰もが知っている国民的キャラを生み出したにもかかわらず、決して威張らず、驕らず、控えめな人だった。あくまで自分は平凡だと言う。大ベテラン先生でありながら、才能ある若者から学ぶ姿勢は、職場で中堅の立場にいる私に言い聞かせてくれた。特別だなんて思わなくていい。普通で...
アンパンマンという誰もが知っている国民的キャラを生み出したにもかかわらず、決して威張らず、驕らず、控えめな人だった。あくまで自分は平凡だと言う。大ベテラン先生でありながら、才能ある若者から学ぶ姿勢は、職場で中堅の立場にいる私に言い聞かせてくれた。特別だなんて思わなくていい。普通でいい。だけど、自分のやりたいことにまっすぐ進んでいく生き方がめちゃくちゃかっこいい。
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書店の立ち読みで一気に読了! ドキッとした言葉が「どきん」となっていたり、一般の書籍に比べてひらがなが多かったり、やなせたかしだなぁとおもった 子供と真剣に向き合っている貴重な存在
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第4章を除いて、とてもよかったです。 なんで第4章は、やはり女というものの概念に対して、私自身確信がない中で、男性がわの目線だけの文章を判断できないからです。 わたしは女のことについて考えますが、男のことに関して考えた事はほとんどありません。考えたら、いいなと思いました。 ...
第4章を除いて、とてもよかったです。 なんで第4章は、やはり女というものの概念に対して、私自身確信がない中で、男性がわの目線だけの文章を判断できないからです。 わたしは女のことについて考えますが、男のことに関して考えた事はほとんどありません。考えたら、いいなと思いました。 思いもよらず、詩のことをたくさん読めてよかったです。サブでやる事、わたしも続けたいと思います。
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■評価 ★★★☆☆ ■感想 ◯物語を作るときに、ストーリーを考えるのではなくキャラクターを考えて、そのキャラクターがどう立ち回るかでスリーリーが勝手にできるという話は、色んな場所で使えると思った。ビジネスとしても誰を船に乗せるかという話につながると感じた。
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日頃お世話になっているアンパンマン様。私の世代ではあまり目にしない原画のアンパンマンと、「何のために生まれて何をして生きるのか」という聞き慣れているはずの、文字にすると途端に興味深くなる一文。あと、個人的に好きなクラフト紙でできた表紙、好き。 まえがきにあるように、ラーメンの待ち...
日頃お世話になっているアンパンマン様。私の世代ではあまり目にしない原画のアンパンマンと、「何のために生まれて何をして生きるのか」という聞き慣れているはずの、文字にすると途端に興味深くなる一文。あと、個人的に好きなクラフト紙でできた表紙、好き。 まえがきにあるように、ラーメンの待ち時間のような隙間時間に読んだ。タラタラ読みのせいか(?)感想はあまりない。やなせたかしについて少し詳しくなった。朝ドラが楽しみ。
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