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人面瘡探偵 の商品レビュー

3.6

40件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

    16

  3. 3つ

    12

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

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2022/03/23

人面瘡というユニークなベースで、おどろおどろしいところが緩和されて、一気読みしました。面白かったです。 でも、こんなこと現代社会で許されることではないですよ!田舎でも、風習でも…あり得ない! あくまで、フィクションってことで。

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2022/03/15

むかしむかし/ 最初のタヌキは焼け死んで/二番目のタヌキは首を吊り/ 三番目のタヌキは流されて/ どっとはらい おどろおどろしくない人面痩、口の悪さにおどろおどろしさは半減。あんまり不気味でない横溝的展開は三津木さんのふにゃさが原因か?いやいや久瑠実さんの違う見解もあるので決め...

むかしむかし/ 最初のタヌキは焼け死んで/二番目のタヌキは首を吊り/ 三番目のタヌキは流されて/ どっとはらい おどろおどろしくない人面痩、口の悪さにおどろおどろしさは半減。あんまり不気味でない横溝的展開は三津木さんのふにゃさが原因か?いやいや久瑠実さんの違う見解もあるので決めつけないでおこう。

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2022/03/15

大好きな作家さんです。 今回もどハマりしました。 テンポ良すぎて止まりませんでした。 結末もやっぱりやっぱり 二転三転で超興奮しました!! ジンさんには、やられました〜!! これからもヒョーロクを 見守りたい!!

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2022/03/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人面瘡×探偵という異質な組み合わせに惹かれて拝読。 ミステリーものながら、トリックの解き明かしはなく、犯人や犯人を取り巻く人間関係、閉鎖的な地方の空気感を描くことが主題だと感じた。 ドロドロした関係性や、隠匿された秘密などは、いかにもなテイストで読んでいて面白い。 一方で、会話のテンポは少し微妙なような…ジンさんとヒョーロクの掛け合いは、今どきの言葉遣いを取り入れようとして逆にテンポが悪くなっている。 主人公に対する周りの当たりも、必要以上に強くて可哀想(それが「余所者」「疫病神」に対する当然の反応なのかもしれないけれど…)。 ジンさんの正体は予想通り。ただ、続編もあるのにここで明かすのは意外だった。 第2弾を読むならば、正体を分かっている状態になるので、それはそれでかなり新しいミステリーになりそう。何だかんだ読んでしまうかもしれない。

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2022/03/08

今回のテーマは『コミカルな横溝正史』なのだろうか。 おどろおどろしい雰囲気、遺産をめぐる骨肉の争い、次々と殺される本城家の人々。 そして事件の謎を解くのは“人面瘡”のジンさん…ユニークすぎる。 それでも振り回されるこのストーリー展開は、さすが七里さん。 ラストに発覚したまさかの事...

今回のテーマは『コミカルな横溝正史』なのだろうか。 おどろおどろしい雰囲気、遺産をめぐる骨肉の争い、次々と殺される本城家の人々。 そして事件の謎を解くのは“人面瘡”のジンさん…ユニークすぎる。 それでも振り回されるこのストーリー展開は、さすが七里さん。 ラストに発覚したまさかの事実には、私もゾッとした。

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2022/03/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

中学・高校時代を横溝正史を傍に過ごした私にとって、本作は堪らぬ内容… 夢中になって電車で読み終わってしまい、もっと余韻に浸りたかった。 古い慣習が根付く地域が舞台の殺人事件、頼りない主人公、日本らしい陰鬱とした独特の世界観、どこか淫靡でいかがわしい風情…まさに横溝作品へのオマージュ! 横溝作品にハマっていた人ならば、犯人はどことなく想像がつくハズ。 それでも、最後の最後まで楽しめた。 終わり方すら横溝。 続編に向けて心は躍る。

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2022/02/19

人面瘡が話す。 田舎の大金持ちの遺産相続に関係した連続殺人事件を人面瘡を持つ相続鑑定人が解決する。 ストーリーは普通。

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2022/02/14

ミステリ かかった時間 2時間くらいかなあ 中山七里、そろそろ飽きてきた…。 さすがに書きすぎたのでは?彼

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2022/02/13

長野県の山奥の村で起こる連続殺人事件。横溝正史へのオマージュのような作品。名探偵はヒョーロクこと相続鑑定士 三津木六兵の右肩に宿る人面瘡のジンさん。よくもまあ、途方もない設定を考え出すものだ。 事件は、昔は羽振りのよかった旧家の親父が死に、残されたわずかな財産の相続をめぐり兄弟た...

長野県の山奥の村で起こる連続殺人事件。横溝正史へのオマージュのような作品。名探偵はヒョーロクこと相続鑑定士 三津木六兵の右肩に宿る人面瘡のジンさん。よくもまあ、途方もない設定を考え出すものだ。 事件は、昔は羽振りのよかった旧家の親父が死に、残されたわずかな財産の相続をめぐり兄弟たちがいがみ合うところから始まる。ひょっとしたら負債のほうが多いかもと目されていたところに、持ち山の鑑定に入ったヒョーロクがジンさんの指示で高価な金属鉱床がある可能性を見つける。俄然兄弟間の対立が激しくなると思われたが、その兄弟たちが次々と殺されていく。伏線に近親相姦もありまさにオドロオドロした横溝正史の世界。そして犯人は、、、 中山七里得意の最後のどんでん返しは、読んでのお楽しみ。

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2022/03/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

一 むかしむかし 二 最初のタヌキは焼け死んで 三 二番目のタヌキは首を吊り 四 三番目のタヌキは流されて 五 どっとはらい 解説 片岡鶴太郎

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