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東大教授、若年性アルツハイマーになる の商品レビュー

3.9

32件のお客様レビュー

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2026/04/07

大変優秀な、なんでもこなすことのできた方が、ゆっくりとではあるが、しかし目に見えて一つひとつのことが出来なくなっていく。周囲の戸惑いはもちろんだが、本人の思いはいかばかりかと考えると辛い。最後の方に書かれていたが、怒りや叫び声はその思いの表れだろう。 アルツハイマーと診断されなか...

大変優秀な、なんでもこなすことのできた方が、ゆっくりとではあるが、しかし目に見えて一つひとつのことが出来なくなっていく。周囲の戸惑いはもちろんだが、本人の思いはいかばかりかと考えると辛い。最後の方に書かれていたが、怒りや叫び声はその思いの表れだろう。 アルツハイマーと診断されなかったとしても、誰であれ多かれ少なかれ年齢に伴う認知症状は衰えてくる。老いるとはそういうことなのだ。 キリスト教信仰に立ちながらこの苦悩を赤裸々に記してくださった著者に感謝したい。

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2025/12/10

脳外科医でもあった彼がアルツハイマーを受け入れるまでの苦悩、近くにいる妻でも理解できないもどかしさ。失うことも確かに多かったけれど、苦難を乗り越えるきっかけが二人を結びつけた信仰だった奇跡。認知症は決して他人事ではないよなぁ…

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2025/06/07

夫が59歳でアルツハイマーの症状が出て74歳で他界するまでを妻が記したエッセイ。現実を受け止めるまでの苦悩、進行していく病。つらいなぁ。

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2025/05/21

若年性アルツハイマーになった東大のお医者さんの話。奥さんの視点で書かれており、東大教授という圧倒的強者が病によって弱っていく様子が辛い。健康は大事だという当たり前のことに気づく。

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2025/03/01

脳外科医が若年性アルツハイマーになって、というのをどこかで見たことがあったので、読んでみた。読む前は、アルツハイマーと診断されてから講演会を行っているとこを知っていたので、奇跡的にアルツハイマーが治ったり、症状が出ない時に講演などしているのかな、と想像して、なんとなく奇跡のお話、...

脳外科医が若年性アルツハイマーになって、というのをどこかで見たことがあったので、読んでみた。読む前は、アルツハイマーと診断されてから講演会を行っているとこを知っていたので、奇跡的にアルツハイマーが治ったり、症状が出ない時に講演などしているのかな、と想像して、なんとなく奇跡のお話、だと思い、読み始めたのだが、そんな話ではこなかった。アルツハイマーは確実に、進行していくのだけど、その様子を、著者の奥様が、ありのままの気持ちと、穏やかな書き語りが綴られた本だった。読んでみて良かった。アルツハイマーが身近になくても、こういう思いや、出来事は色々とあるわけで、涙ながらに、とても勇気づけられた。

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2025/01/05

認知症を受け入れるまでの苦悩が、切ない。学生時代に運命的な出会いをした夫人の行動力に心が揺さぶられた。認知症という病気に向き合うのではなく、向き合うべきは人だと理解した。

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2024/08/16

東大教授で脳外科医の若井普氏の妻による手記。若井教授は有名な脳外科医だったが、50歳代で若年性アルツハイマーを発症し早期退職する。その後、自らの病気を公表し、講演活動を行うが徐々に病気が進行して寝たきりになってしまう。この本は長年、彼の様子を見てきた妻によるアルツハイマーの病状を...

東大教授で脳外科医の若井普氏の妻による手記。若井教授は有名な脳外科医だったが、50歳代で若年性アルツハイマーを発症し早期退職する。その後、自らの病気を公表し、講演活動を行うが徐々に病気が進行して寝たきりになってしまう。この本は長年、彼の様子を見てきた妻によるアルツハイマーの病状を追った手記となっている。 脳外科医がアルツハイマーを患ったという話は、以前に聞いたことがあり、この人のことかと思って読んでみた。徐々に病状が現れて、自分自身の意思と行動が一致しなくなっている様子や家族との関わり方の変化がよくわかる。 脳外科で最先端の医療を行う優秀な先生でも、病気とは無縁ではない。アルツハイマー病は、本当に恐ろしい病気だ。 ただ、この本について言えば、病状の進行とエピソードや話の流れに纏まりがなくて、時間の経過が行ったり来たりして判り難い部分があった。彼との思い出を思いつくままに書かれた感じがした。夫のことを「晋が…、晋が」という文章が多くて、自分の子供を呼んでるような違和感がある。(普通に"彼”又は”夫”で良いと思うが)自分の経験を伝える目的で、本にして読んでもらうのであれば 、もう少し時系列で整理してまとめて欲しかったと思う。

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2023/11/29

東京大学の国際地域保健学教室の教授をされていた若井晋先生の奥様の克子さんの手記です。 先生の闘病生活を支える様子が書かれています。 お辛い状況の中で、何が支えであったかということや、失うものばかりではないのだということなど、前向きに受け止められる瞬間を捉えられているところに、克子...

東京大学の国際地域保健学教室の教授をされていた若井晋先生の奥様の克子さんの手記です。 先生の闘病生活を支える様子が書かれています。 お辛い状況の中で、何が支えであったかということや、失うものばかりではないのだということなど、前向きに受け止められる瞬間を捉えられているところに、克子さんの強さを感じました。 私は宗教に理解のない人間ですが、信仰が人の大きな支えになるということもよくわかりました。 ご自分の状況だけでなく、認知症の患者さんやその支援者に有益な情報も提供されており、非常に心のこもった一冊だと思って読んでいました。

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2023/11/26

仕事の関係上認知症の方やその家族と関わることがありますが、認知症本人の病気への恐怖心は計り知れない。専門家なら尚更。忘れるということが増えて、できないことが増えて。怖かっただろうなと思います。 妻の克子さんもすごい人だなと思った。介護って綺麗事じゃない。一緒に肩を並べて歩んできた...

仕事の関係上認知症の方やその家族と関わることがありますが、認知症本人の病気への恐怖心は計り知れない。専門家なら尚更。忘れるということが増えて、できないことが増えて。怖かっただろうなと思います。 妻の克子さんもすごい人だなと思った。介護って綺麗事じゃない。一緒に肩を並べて歩んできた旦那がアルツハイマーになって徐々にゆっくりとできることが減っていく様を間近で見て、できないことを支える。病気といっても少し前までできていたことができなくなるって介護する側も苛立ちや葛藤が毎日あったろうな。嘘だったらいいなって思っただろうな。 この本は誰かの支えになる一冊だと感じた。 晋さんの「人の脳って、本当にきれいなんだよ」が印象的でした。

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2023/11/21

アルツハイマーと知って医者である本人には認めたくないことであったろう。それからの人生を妻の目で綴った記録。出来ることは減っていくが人間性に深みが出てという箇所に妻ならではの温かい気持ちがこもっていて、とても勇気づけられる思いだ。

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