1,800円以上の注文で送料無料

正体 の商品レビュー

4.5

865件のお客様レビュー

  1. 5つ

    473

  2. 4つ

    293

  3. 3つ

    61

  4. 2つ

    13

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2026/04/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

結末が悲しかったけど、作者のあとがきでモヤモヤが晴れた。本作を読む中で、鏑木を信じたり、信じなかったり、自分の信じるものが世論みたいに脆く揺れてしまうのを感じた。二次情報ではなく、自分できちんと情報を精査して判断しないといけない

Posted byブクログ

2026/04/14

600ページ程の中々長い小説であり、そのうちの550ページは終盤のクライマックスへ向けての助走部分といった感じとなっているが、長いページをかけた割にはクライマックスの盛り上がりは若干欠けると感じてしまった。 死刑判決を受けた青年が脱獄し、全国各地を逃げ回る。 建設現場、ライター...

600ページ程の中々長い小説であり、そのうちの550ページは終盤のクライマックスへ向けての助走部分といった感じとなっているが、長いページをかけた割にはクライマックスの盛り上がりは若干欠けると感じてしまった。 死刑判決を受けた青年が脱獄し、全国各地を逃げ回る。 建設現場、ライター、工場など場所を転々としそこでの人々との交流を経て徐々に謎めいた青年の正体が明らかになっていく、というストーリー。 脱獄した青年視点で話が進むことはなく、彼の周りにいる第三者目線で進んでいくため、青年の心情や逃走の目的は直接的に描かれず、断片的な情報から徐々に全体像を推測していくことになる点が特徴的でもあり、面白い。 オチはすっきりとした決着というより、なんだか煮え切らない余韻を残す終わり方だった。

Posted byブクログ

2026/04/13

そんな、そんな終わり方やめてくれ,って思わず言ってしまいました。明日のジョーの力石徹を悼んだ気持ちを思い起こします。最終章でいきなりクライマックスが押し寄せてきます、しかもそうあって欲しくない方向に。残念。。 追悼 鏑木慶一

Posted byブクログ

2026/04/11

目立たないように生活したいはずなのに、良心から周囲を惹きつけて目立ってしまう主人公。途中で同一人物だと気づかされた。 それぞれの日常は希望を感じさせるのに、なぜかハッピーエンドの想像がつかない物語だった。

Posted byブクログ

2026/04/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2022年にWOWOWだったかで亀梨和也さん主演でドラマ化された時に原作を読んでから…と思っていたものの放送に間に合わず結局読まずにいて…昨年横浜流星さんで映画化された際に次こそは…と思ったのにこれまた劇場公開中に間に合わず…笑 遅ればせながらやっと読み終えました。 こちらは文庫版なので著者の染井さんの後書きがあり、「読者の方から"鏑木を殺さないでほしかった"という声をたくさんいただいた。自分としても殺さない結末も考えたけど、現実はそう簡単ではない」みたいなこと(うろ覚えですみません)を仰っていて…確かに現実には冤罪で何十年も塀の中で過ごさざるを得ず晩年にやっと罪が晴れた人もいるし、実際に冤罪のまま死刑が執行されたり無念のまま亡くなられた人もいるんだろうな、と思うと…この結末はすっきりはしないけど納得というか、納得もできないけど…とりあえず四方田にモヤモヤしました笑 映画版は結末が違うそうなので…希望を求めて遅ればせながら映画版を観ようと思います

Posted byブクログ

2026/04/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

逃亡犯視点ではなく、彼に関わった人間視点で物語が進んでいくのですが、毎回、謎の多き人間ながら魅力的な、そして心を動かされるほどの善人、でも、正体は殺人の罪から逃れる逃亡犯。の繰り返しで、私の中ではこの展開が読みながらマンネリ化してしまってました。毎回繰り広げられる人間模様を楽しめたら興味深い作品となったのですが、そこには心が動かされず。決して薄っぺらい作品ではないと思うのですが、合う合わないの問題ですね。構成と終わり方が好みではなかったという感じで、、、

Posted byブクログ

2026/04/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読んでる途中で飽きて置いてて、そのうち映画化し、それが藤井道人監督だと知って期待して見に行ったがガッカリで、じゃああの映画でご都合主義やなぁ〜って気になったとこは原作でどうなってるんやろと気になって最後まで読んだけど感想としては同じ。 まだ小説のほうがマシなとこは多かったような。 それもこれも最初から冤罪って分かるような話を最後まで付き合う気にならなかったのが原因かもしれぬ。

Posted byブクログ

2026/04/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

酷い冤罪の話だった。特に警察と司法の動きに問題がありすぎて現実ではここまで酷くはないことを願わずにはいられない。 後書きで作者は冤罪がテーマである以上鏑木には死んでもらうしかなかったという旨の発言をしているが、個人的にはそれでもやはりこの結末には疑問が残る。彼が冤罪の為に既に多くのものを失ったことは読者も既に分かっている。おまけに再審の判決が何年後のことか記載されていないが、数年が費やされたことは間違いない。10年あるいはもっとかかっているかも知れない。彼が生きていたらその間拘留が続いていたのだろうか。脱獄の実績があるだけに完全な自由は決して与えられなかっただろうと思う。貴重な若い時期を奪われてしまったこと、人々が褒めそやす顔を整形せざるを得なかったこと、その間の心身の苦痛、これだけでも冤罪の重さは十二分に伝わるのだから彼の努力が報われ、それから先をどのように生きたいと願うのか見てみたかったと切に思う。 それに警察による銃殺というのが何とも…。この結末に持って行きたかったのなら、警察側の視点から鏑木がどれだけ危険に見えていたか描写して欲しかった。片側からの描写なので警察ヤバいとしか印象に残らない。それがちょっとフィクションに寄りすぎる印象を受けてしまった。 何にせよ死後に名誉を回復するというのも大事な儀式ではあるのだが、本人には遅すぎて報われないなとモヤモヤが残る。自分が救う会側にいたとしても喪われたものの尊さが改めて染み入って判決に快哉を叫ぶことは出来なかっただろうな。

Posted byブクログ

2026/04/06

読んでよかった。 様々な場所での鏑木慶一の心優しい行動に心温まる反面、助けたい気持ちでいっぱいになる。 鏑木慶一の優しさに魅了され信じて行動してくれる人たちがいることも感動。 鏑木が亡くなってしまうのはすごい悲しいけどほんとに読んでよかった。 私も現実で同じ様な状況になった際に...

読んでよかった。 様々な場所での鏑木慶一の心優しい行動に心温まる反面、助けたい気持ちでいっぱいになる。 鏑木慶一の優しさに魅了され信じて行動してくれる人たちがいることも感動。 鏑木が亡くなってしまうのはすごい悲しいけどほんとに読んでよかった。 私も現実で同じ様な状況になった際に『信じる』ということが出来るようになりたい。 鏑木慶一のようにこころ温かな人になりたい

Posted byブクログ

2026/03/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最初は罪を犯した人なんだから二面性があるんじゃないかと穿って見てたんだけど最悪の冤罪だったので、それを念頭においてもう一度読んだら印象が全然違うんだろうなと思った それは必死になるわ… 真犯人もちゃんとわかって良かった

Posted byブクログ