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看守の流儀 の商品レビュー

4.2

116件のお客様レビュー

  1. 5つ

    38

  2. 4つ

    56

  3. 3つ

    18

  4. 2つ

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2023/08/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前から気になっていた作品!! 様々な種類のミステリーが楽しめ、なおかつ熱い人間ドラマも楽しめる傑作です。

Posted byブクログ

2023/08/22

「読んで損することは絶対にない。必読である」とあるように、まさにまさに。 5つの連作短編となっているが、どの話も素晴らしい。ドロドロなミステリーではなく人間ドラマにスポットがあたっている点も好み。 ラストの伏線回収と、とある事実が判明したときに「マジか!?」となった。 続編も出て...

「読んで損することは絶対にない。必読である」とあるように、まさにまさに。 5つの連作短編となっているが、どの話も素晴らしい。ドロドロなミステリーではなく人間ドラマにスポットがあたっている点も好み。 ラストの伏線回収と、とある事実が判明したときに「マジか!?」となった。 続編も出ているようなので文庫発売されたら読みたい。

Posted byブクログ

2024/05/13

石川県の刑務所を舞台にした連作ミステリー。 ヨンピン/Gとれ/レッドゾーン/ガラ受け/お礼参り 横山先生のおっしゃる通り、私にもドストライクでした。 刑務官と受刑者という知られざる世界にドキドキでしたが、人間ドラマが丁寧に描かれていて読みやすかったし、グッとくるところもあって本...

石川県の刑務所を舞台にした連作ミステリー。 ヨンピン/Gとれ/レッドゾーン/ガラ受け/お礼参り 横山先生のおっしゃる通り、私にもドストライクでした。 刑務官と受刑者という知られざる世界にドキドキでしたが、人間ドラマが丁寧に描かれていて読みやすかったし、グッとくるところもあって本当に読み応えがありました。 各話で語り部が変わり、有名人の受刑者の手記を挟んだり、謎多き刑務官の活躍があったり。とにかく構成がお見事でした! 最終章で明かされる真実には衝撃を受けました。 続編も楽しみです。

Posted byブクログ

2023/07/17

読んでいてとても楽しく、続きが気になる書き方であっという間に読んでしまいました。 推しは火石司さんなのですが、この人がもう凄い! 色んな意味で凄いんです!! 最後に分かる真実を見て「そうだったのか!」と思いました。 もし続編が出るなら読みたいです!

Posted byブクログ

2023/05/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

各章が短篇の形となっている本作、どの話も胸が熱くなる部分があり、読む手がなかなか止められない作品でした。全話共通して登場する火石さんがとてもカッコよく、次回作にも登場するとのことで楽しみなシリーズの一つとなりました。

Posted byブクログ

2023/05/06

サクサクと読みやすい今まで知り得ない世界のお話。 ただラストでなかなかの衝撃の事実が判明し思わず読み返してしまいました

Posted byブクログ

2023/04/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

看守という仕事について、刑務所でただ見張る役としか思ってなかったから、そういうこともするんだとか、どんな想いで仕事をしてるのかとか知れて興味深かった。 ラストは急に目が覚める感じで、そうきたかーって感じ。 火石さんの「あなたは刑期を全うした。しかし、もし更生していないのなら、その責任の一端は、更生をつかさどる加賀刑務所にあります。気持ちが抑えきれないのなら、刑務官である私に復讐してください。」このセリフに痺れた。

Posted byブクログ

2023/04/23

石川県金沢市にある加賀刑務所を舞台にした短編連作集。様々な刑務官と囚人たちの物語5篇。 ・ヨンピン ・Gとれ ・レッドゾーン ・ガラ受け ・お礼参り それぞれ味わい深い作品ですが、ひねりや伏線が随所にあり、じっくり読ませます。 特に、第4話の『ガラ受け』は秀逸です。 膵臓癌で...

石川県金沢市にある加賀刑務所を舞台にした短編連作集。様々な刑務官と囚人たちの物語5篇。 ・ヨンピン ・Gとれ ・レッドゾーン ・ガラ受け ・お礼参り それぞれ味わい深い作品ですが、ひねりや伏線が随所にあり、じっくり読ませます。 特に、第4話の『ガラ受け』は秀逸です。 膵臓癌で先がない受刑者・貝原は刑の執行停止を拒否し、刑務所内での療養を希望する。何故、家族の元へ帰らないのか。 彼の隠された真意が明らかとなるにつれ、涙がウルウルです。 そこまで先代に義を通すとは! そして、最後に明らかとなる火石指導官の真実とは? これには驚きました。 確かに、読み返しても矛盾はないですね。 さすがです。

Posted byブクログ

2023/04/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

石川県にある加賀刑務所を舞台にした連作短編集。5編の短編それぞれ主人公は違うが、共通の舞台なので登場人物はかぶる。 その中で2人の共通する登場人物がキーポントになってくる 。1人は各編冒頭の手記を書いている三上という収監者、もう一人は火石という刑務官。 一つ一つの短編もきちんと収束していて面白いのだが、最終編で2人の秘密が明かされるときの驚天動地ときたら!この仕掛けは凄いなぁと素直に関心した。 そりゃ横山秀夫御大も帯に推薦文書くわ、と納得の1冊。続編が出ているとのことだが、一番でかい仕掛け解き明かしておいて、その後どう展開させてるんやろ?

Posted byブクログ

2023/03/29

刑務所を舞台にした人情物語として充分面白いのに、最後に明かされる叙述トリックが更に作品の深みを増してくれました。 かなり面白いのに、種明かしをしてしまった以上はこれで終わるのか、それとも新境地でシリーズ化されるのか。

Posted byブクログ