看守の流儀 の商品レビュー
ゔぁ〜面白かったです。 看守って職業 大変です 受刑者の高齢化をテレビでみましたが 難しい話ですね 将来が不安だからという理由で 罪を犯し刑務所の中へ入りたいという人もいるらしいという 本当か嘘かわからない噂も聞くくらいですしね。 一日も早く更生して一般社会人として生活してほしい...
ゔぁ〜面白かったです。 看守って職業 大変です 受刑者の高齢化をテレビでみましたが 難しい話ですね 将来が不安だからという理由で 罪を犯し刑務所の中へ入りたいという人もいるらしいという 本当か嘘かわからない噂も聞くくらいですしね。 一日も早く更生して一般社会人として生活してほしいと努力なさっているんですね そして受刑者のほうもいろいろあっての更生… みんな頑張るんです。 私は 「ガラ受け」で泣いちゃいました。
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この著者の作品は初めて読んだが面白かった。今年読んだ本の中で面白かった本ベスト10に入ると思う。続編を読むのが楽しみ。
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【収録作品】第一話 ヨンピン/第二話 Gとれ/第三話 レッドゾーン/第四話 ガラ受け/第五話 お礼参り 服役していた歌手の手記を挟み、刑務所内の事件が刑務官の視点で描かれる。各話の主たる語り手は替わり、事件を解決し、あるいは事態を収めるために奮闘する。その陰に見え隠れするもう一人の刑務官・火石。刑務所内のさまざまな問題を意外な視点で解決する手腕は「火石マジック」とまで呼ばれていた。 各話の謎もさることながら、全体を通した連作ならではの謎、そして最終話で発揮される「火石マジック」がうまい。 続編も楽しみ。
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好き。この物語はそれに尽きます。 連作短編集で、各章それぞれ主人公( 刑務官 )からみた刑務所で謎のお話でした。ミステリー要素もありつつ、任侠ドラマを観ているような気持ちになる物語です。 買ったものの刑務所内でのお話なのでなんとなく手が伸びず…今まで積んでいたのを後悔するくらい良かったです。 最近人間関係が上手くいかなくて凹んでいたけれど、誰にでも守りたいもの・譲れないものはあるよなぁと考えさせてくれました。 自分にとってはとっても悪い嫌な人でも、自分の知らない誰かにとってはいい人で大切な人なのかもしれないな、と。 最初はそこまでではなかったのですが、3章の刑務所内での介護のお話から始まり段々と切なくて悲しいお話になっていき、最後には大きな仕掛けが!とっても驚きました。 驚きもありつつ、心がポカポカする読後感でとっても素敵な物語でした。続きも楽しみです。
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「ヨンピン」「Gとれ」「レッドゾーン」「ガラ受け」「お礼参り」の五篇収録。 4話までは加賀刑務所で起こる出来事を通して、刑務所・刑務官の仕事やなぜか周りから敬遠されているらしい火石司刑務官について描かれ、5話目がその集大成という感じ。 てっきり火石の傷の理由が分かると(周りがやり...
「ヨンピン」「Gとれ」「レッドゾーン」「ガラ受け」「お礼参り」の五篇収録。 4話までは加賀刑務所で起こる出来事を通して、刑務所・刑務官の仕事やなぜか周りから敬遠されているらしい火石司刑務官について描かれ、5話目がその集大成という感じ。 てっきり火石の傷の理由が分かると(周りがやりにくそうなのも傷の理由のせいかと)予想していたらそっちかー。 確かに読んで損はしないです、面白かった。 読み終わってすぐ続編を図書館に予約したので楽しみ。
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刑務所の中で起こった事件。つまり、すべては密室の中での出来事。主たる登場人物は刑務官と受刑者。作品が密室の謎解きで終わっておらず、そえぞれの人生を炙り出しているところが、この作品集の妙味である。最後にあきらかになるのはあまりにも意外な事実で、驚きを通り越してしまった。表題が柚月裕...
刑務所の中で起こった事件。つまり、すべては密室の中での出来事。主たる登場人物は刑務官と受刑者。作品が密室の謎解きで終わっておらず、そえぞれの人生を炙り出しているところが、この作品集の妙味である。最後にあきらかになるのはあまりにも意外な事実で、驚きを通り越してしまった。表題が柚月裕子の佐方検事シリーズと酷似しているのだけはどうにかならないのか。
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刑務所、そこはシャバ以上に濃厚な人間関係が渦巻く、更生の最後の砦――。 石川県の加賀刑務所を舞台に、刑務官と受刑者たちの織り成す五つの事件。 仮出所した模範囚の失踪(「ヨンピン」)、暴力団から足を洗う“Gとれ"中に起きた入試問題流出事件(「Gとれ」)、受刑者の健康診断記...
刑務所、そこはシャバ以上に濃厚な人間関係が渦巻く、更生の最後の砦――。 石川県の加賀刑務所を舞台に、刑務官と受刑者たちの織り成す五つの事件。 仮出所した模範囚の失踪(「ヨンピン」)、暴力団から足を洗う“Gとれ"中に起きた入試問題流出事件(「Gとれ」)、受刑者の健康診断記録とレントゲンフィルムの消失(「レッドゾーン」)など、刑務官たちの矜持と葛藤がぶつかり合う連作ミステリー。
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刑務所という閉鎖された環境で受刑者と刑務官の間に起こる事件?ミステリー? 5つのストーリー、どれも面白かった。 とくに最後の「お礼参り」は最高。4つのストーリーがあってこそのラスト。 多分はじめての城山真一さん。また好きな作家さんが増えた。
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近年、LGBTに関する作品が注目、評価される事が多くなってきたと思う。 この作品もその一つなんだけど、少し毛色が違うように感じた。多くの作品は性差に焦点を絞りに絞ってるけど、この作品は違う。 性差の前に一人の人間、人格を尊重して描いている様に感じ取れ、個人的にこういうのが本来あるべき理想的なLGBTの描き方なんじゃないかと感じた。 お互いを尊重し合えればそこに性差なんて全く関係ないんだ、そんなメッセージ性を感じた作品でした。
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ミステリと人情。 とても面白く一気に読了。 最後の最後にびっくり。騙されていました。 ずっとあった違和感が最後の最後でスッキリ。 短編ではあるけれど、大きなところでは繋がっている長編。 1話、2話、3話と読んでいって、人間関係や心情に対して複雑な気持ちになったけれど、4話目...
ミステリと人情。 とても面白く一気に読了。 最後の最後にびっくり。騙されていました。 ずっとあった違和感が最後の最後でスッキリ。 短編ではあるけれど、大きなところでは繋がっている長編。 1話、2話、3話と読んでいって、人間関係や心情に対して複雑な気持ちになったけれど、4話目では自然と泣いていました。 複雑な気持ちになったけど、涙が出たという事が素直な気持ちなのかもしれないですね。
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