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最高のコーチは、教えない。 の商品レビュー

3.9

21件のお客様レビュー

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2024/09/26

2487 ★コーチング、教えることでなく考えさせること 教えるのでなく、自分の頭で考えさせる まず徹底的に相手を見る、対話から全てが始める 性格をしっかり把握できていないと、個性を潰す お前はどうしたい?ほな、やりなはれ ★叱るべきタイミングは、手を抜いたときだけ ★→ミスは絶対...

2487 ★コーチング、教えることでなく考えさせること 教えるのでなく、自分の頭で考えさせる まず徹底的に相手を見る、対話から全てが始める 性格をしっかり把握できていないと、個性を潰す お前はどうしたい?ほな、やりなはれ ★叱るべきタイミングは、手を抜いたときだけ ★→ミスは絶対に叱ったらあかん 個々人が才能を最大化できれば、チーム力も最大化 それぞれ個の色を出し纏まり、チームの色となる (青学駅伝部) ★コーチングの種類 ①指導行動 →オーダーメイドで技術的なスキルを上げる ②育成行動 →心理的・社会的に成長させる →小さな課題を設定し小さな成功の継続的積み上げ→課題設定→振り返り→新たな課題設定 ★上手くいかない3パターン: ①量が足りない②やり方が違う③課題がずれてる ★適正な課題設定 →コントロール可能、やり直し可能、モチベ維持 難易度の高い課題の前に、クリアすべき課題を提示 振り返りを続けることで、気づきのレベルを高める ★点数の質問で深掘りし、相手にとことん語らせる ★相手に自分の言葉を語らせ、答えは絶対言わない ★コーチング4ステージ →指導型→育成指導型→育成型→パートナーシップ ★コーチング3つの基礎:①観察②質問③代行 ★自分ならこうするでなく、あなたはどうする? ★振り返りの型 ①自己採点②良し悪しの要素分解③次どう生かすか ★仕事と人間性のダブルゴールを目指す ★教えたことができないのは育成者の責任

Posted byブクログ

2024/09/04

コーチングが浸透していない野球という分野だからこそ、コーチングの重要性が分かりやすく書かれており、興味深かった。 ただ恐らく著者ができたこと、失敗したことなどは具体例がこれでもかと出てくるのに対し、「こういうタイプはそういったコーチングはしない方がいい」などのぼんやりした結論で終...

コーチングが浸透していない野球という分野だからこそ、コーチングの重要性が分かりやすく書かれており、興味深かった。 ただ恐らく著者ができたこと、失敗したことなどは具体例がこれでもかと出てくるのに対し、「こういうタイプはそういったコーチングはしない方がいい」などのぼんやりした結論で終わってる箇所が多いのが気になる。Aのタイプは具体例もありわかったけど、じゃあBにはどうすればいいの?が解決しないまま先に進む。本人もまだ模索しているのだろうが、参考書のひとつ止まりだなといった印象。 もちろん、個々人により対応は分けるべきであり、コーチングにこれ!といった正解が無いのは承知しているが、具体例が事細かに書かれて分かりやすい分、そうでない部分のふわっと感が浮き彫りになっており、少し残念。

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2024/09/03

取引先からいただいたので拝読。 コーチとして大切なことは、一方的に教えることではなく、相手を観察し、相手の性格に合ったコミュニケーションを取りながら、自ら考える癖をつけさせることだと。 残念ながら野球に疎い為、具体例がピンとこず、興味を持って読み進めることができなかった。 筆者を...

取引先からいただいたので拝読。 コーチとして大切なことは、一方的に教えることではなく、相手を観察し、相手の性格に合ったコミュニケーションを取りながら、自ら考える癖をつけさせることだと。 残念ながら野球に疎い為、具体例がピンとこず、興味を持って読み進めることができなかった。 筆者をよく知っていたらまた違った感想を持ったのかもしれない。 目標目的課題の部分の解釈が自分と異なる。 日本語が所々おかしい。

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2024/04/28

引っ張っていくコーチや監督が多そうな野球界の中に、時代に合わせた柔軟な考え方を持っているのがこの吉井監督であるということがよくわかる本だった。 選手も人間であること、コーチングに終わりはなく日々成長する気持ちが大事であること。 心に刻んでおきたい内容だった。

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2024/03/20

野球界やスポーツ界でのコーチングがビジネスと結びついているとは知らず、その点で感銘を受けた。 コーチとしての心構えや、自分が直さないとと感じていることに関してズバッと切り込んでくれるので、コーチとしてつまずいたり、日々コーチングで我慢ができない時に読み直して、叱ってもらいたい。

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2024/02/29

吉井さんの選手としての経験と失敗が生かされていて、コーチングの理論だけにならないところがわかりやすかったです。 野球好きにはいいですね。 改めて私にはコーチングって難しいなと思いました。 ・自分のパフォーマンスを言語化 ・自己客観視を繰り返す ・考える癖をつける...

吉井さんの選手としての経験と失敗が生かされていて、コーチングの理論だけにならないところがわかりやすかったです。 野球好きにはいいですね。 改めて私にはコーチングって難しいなと思いました。 ・自分のパフォーマンスを言語化 ・自己客観視を繰り返す ・考える癖をつける こういったことは自分でも苦手だもの。 今考えてみると野球をしていた息子への私の声かけは最低でした。

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2024/06/24

ダルビッシュの裏話など、具体例がおもしろい。 教えると成長が止まる コーチは絶対に答えを言ってはいけない 選手に自分の言葉で語らせることに徹底的に意識的にならなければならない。 やれとは言わない ほな、やりなはれ いっとこか できるけどやらないタイプ、やられた時のダメージ...

ダルビッシュの裏話など、具体例がおもしろい。 教えると成長が止まる コーチは絶対に答えを言ってはいけない 選手に自分の言葉で語らせることに徹底的に意識的にならなければならない。 やれとは言わない ほな、やりなはれ いっとこか できるけどやらないタイプ、やられた時のダメージを考えるとやらない方がいいと考えるタイプが、 僕の考えるネガティヴな選手と言える →即トレード 質問は余計なことを話さないように注意する 今日のピッチングは自己採点で何点だった? 今日のピッチングで良かったところは? 逆に悪かったところは? 失敗したところはどこ? 失敗したところに戻れるとしたら、どういうことをしたい? それをするために、何か準備をしておいた方が良かったと思うことはある? それらを踏まえて、次の登板に向けて何をしようと思う? 質問の狙いは自己客観視させることと信頼関係の構築 こういうやり方もあるけど、選ぶのはお前だ 目的、目標、課題を設定できないと、プロフェッショナルとして成功できないと断言してもいい これらの3つの指針を的確に設定できないと、何も考えることなくなんとなく働き、特筆するほどでもない成果をなんとなくあげ、いつの間にか現役が終わっていく。 上司と部下の通訳をするのもコーチの仕事

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2024/02/21

人から薦められて読んでみた。なるほど!と思うんだけど、私の脳みそではサラリーマンへの応用の仕方がイマイチ、ピンとこず、活かせそうにない。ダメな奴は戦力外通告したい…。

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2024/02/05

・ティーチングとコーチング ・質問とヒアリングにより自ら答えを導き出すサポートを行う=コーチング ・相手のレベルに合わせてティーチングとコーチングを使い分ける

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2024/01/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

吉井さんは和歌山出身なので以前からウォッチしていたのですが、 23年のシーズンはロッテを率いて、ドラマチックな試合あり崖っぷちからの起死回生あり、やはり凄い指導者だなーと思い、 少し前の著作でしたが一冊読んでみました。 プロ野球と会社員とでは世界は全く違いますが、参考になる部分もありました。 コーチは中間管理職、というところは興味深かったです。 以下、印象的だったところ。 ・試合後のミーティングではコーチが手帳を出して選手の前に立ち「あの場面の投球は…」と一方的に教えるのは常識だった。選手は深く理解しようともせず「分かりました」と言って終わる。ではなく、コーチが教えるのではなく選手たちだけで試合を振り返させる。試合に登板しない選手を記者役にする。登板した選手には自分を客観的に振り返る訓練になり、記者役の選手は自分が登板しなくても試合のポイントを見抜く訓練になる。(p.11) ・野村監督のつぶやき「ミスは怒らない。本気でなかったり手を抜いた時には怒る。」(p.54) ・指導と育成。指導はスキル・技術・専門知識。育成は心理的・社会的な成長。相手の性格やレベルに応じてオーダーメイドで計画を作る。(p.66) ・課題を設定し成長のスパイラルを作る。課題設定のポイントは、課題を解決するための要素が全て自分でコントロール出来るもので構成されていること。(p.70) ・コーチは答えを言わないよう徹底的に意識。本人の言葉で語らせるを徹底。若い選手から正鵠を射た内容は返ってこない。それでも何度も質問を繰り返し自分の言葉で言わせることに意味がある。(p.84、180) ・プロ意識とは、自分のパフォーマンスを上げるための思考・行動を、全てのことに優先させること。(p.90) ・まず観察、次に質問「何をやりたいか」「どう思っているか」。そして代行。どんな方法がいいか選手になりきって考える。(自分の経験を話すことは代行ではない。)(p.140) ・本人に聞くのではなく周りの選手やスタッフにそれとなく訊く。本人の情報にはバイアスがかかっていることがあるから。(p.145) ・コーチの仕事は殆どがコミュニケーション。強いストレスに晒されるコミュニケーションに耐えられなければ仕事にならない。(p.172) ・目的・目標・課題の違い。(p.189) ・どんな答えが出てきても否定しないこと。自由に考えさせ自由に言語化させる。それによって思考力が伸びていく。(p.200) ・「チームのため」に潜む犠牲の精神。個人が犠牲になっている。チーム・組織は一人ひとりの集合体。個人の成長なくしてチーム・組織は成長しない。(p.220) ・コーチは中間管理職。監督の指示と選手がやりたいことの橋渡し。(p.235) ・1か月のノルマを達成できる人は少なくないが、何年にも亘って達成し続けられる人は殆どいない。だからこそ、それが出来る人はエースと呼ばれる。(p.242)

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