最高のコーチは、教えない。 の商品レビュー
サーバントリーダーシップにも通ずるところがあったように思います。良いコーチと出会える機会はそう多くはないけれど自分が逆にそうなれるように頑張る&気をつけたいと思います。
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コーチの仕事は「教える」のではなく「考えさせる」こと。 ティーチングでは師匠を超えられない。 (基礎習得まではティーチング必須。例:名刺の渡し方) コーチは選手のタイプに沿った指導が必須。 答えを教えてはいけない、自ら考えさせる。 そのためのやり方は千差万別で答えはない、今後...
コーチの仕事は「教える」のではなく「考えさせる」こと。 ティーチングでは師匠を超えられない。 (基礎習得まではティーチング必須。例:名刺の渡し方) コーチは選手のタイプに沿った指導が必須。 答えを教えてはいけない、自ら考えさせる。 そのためのやり方は千差万別で答えはない、今後も変化し続ける。それでも目指す姿は明確に一つに定義される。 究極のコーチ像は、選手が何でも1人でできるようになり、傍目から見るとサボっているようにしか見えないコーチ。 相手が自走できるように伴走者になる、というコーチングの原則を学べた。タイトルとも紐付きです。 (最高のコーチは教えない) 【実践編】 コーチングの基礎は①観察、②質問、③代行。 ①観察の一手段、本人の周りから情報を得る。 ②質問で言語化能力を把握する。 相手が自己客観視できるような質問がベスト。 (言語化能力を伸ばすように努める) 主体性を尊重し、信頼関係を築く。 ③代行は、相手の視点に立って共感した状態で言葉を伝える。相手に憑依してコメントする。 【定義編】 目的は、何をしたいか、何をするべきか、どのような状態になりたいか。 目標は、目的を達成するためにクリアしなければならない行動や成果。 課題は、目標の行動や成果の障害となっている状態や行動。
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元・プロ野球投手であり指導者である吉井理人が自身のコーチング理論をまとめた一冊。 スポーツコーチングに関わらず、 ビジネスコーチング、教育業界のコーチングにも 通ずる部分があり、入門書としても最適。
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日頃のマネジメントに活かせないかと考え本を手に取った。 スポーツもビジネスも同じことに悩んでいるコーチがいるのだと勇気づけられると共に、大変参考になった。 また、自分は管理職としてまだまだであると感じずにはいられない… アドバイスは絶対しない 相手に考えさせる、答えを教えるのは...
日頃のマネジメントに活かせないかと考え本を手に取った。 スポーツもビジネスも同じことに悩んでいるコーチがいるのだと勇気づけられると共に、大変参考になった。 また、自分は管理職としてまだまだであると感じずにはいられない… アドバイスは絶対しない 相手に考えさせる、答えを教えるのは相手の成長を止める 自分の言葉で言わせる コーチの発言力を意識する スキルの向上と人間的な成長 考えさせてできるようにさせるのが仕事 →できないのは相手のせいではない!職務放棄である。(その通り…)
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全く野球に興味は無いがピッチングコーチの仕事とは何かを通してビジネスにも通用するコーチ論の展開。まぁビジネスの方は結構無理やりな感じがあるけど、全てを教えるティーチングではなく、ヒントを与えて当人に考えさせるコーチングは同じ。野球でもコーチはピッチャーのフォーム改善とか教えてると...
全く野球に興味は無いがピッチングコーチの仕事とは何かを通してビジネスにも通用するコーチ論の展開。まぁビジネスの方は結構無理やりな感じがあるけど、全てを教えるティーチングではなく、ヒントを与えて当人に考えさせるコーチングは同じ。野球でもコーチはピッチャーのフォーム改善とか教えてるとのかと思ってたけど、違うらしい。何事も自分で考えるのが大事。ピッチャーを潰してしまったエピソードとかは生々しいしい。考えて貰うためにはよくその人を観察する。リーマンとして優秀な部下を自論でダメにしない様にしなくては。。。
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一方的に教えることの限界を感じた吉井氏がコーチングを学び、実践していることについて。 本書では教える/指導するという言葉は度々用いられる。 ティーチングには限界があるのは事実だが、それそのものは誤った関わり方ではないからだと思う。 吉井氏が教えるのは技術や経験ではない。 選手が自...
一方的に教えることの限界を感じた吉井氏がコーチングを学び、実践していることについて。 本書では教える/指導するという言葉は度々用いられる。 ティーチングには限界があるのは事実だが、それそのものは誤った関わり方ではないからだと思う。 吉井氏が教えるのは技術や経験ではない。 選手が自力では知り得ない情報の提供や、選手自身へのフィードバックを「教える」と形容しているに過ぎない。 これは日本語の意味の広さであり狭さだと思った。 本書のあとがきにある、 「選手のタイプは無限だ。指導方法の引き出しを怠ることは、コーチとしての存在意義を放棄することになる。コーチが学ぶことを辞めたら、教えることを辞めなければならない」 という言葉は、首がもげるほど同意したい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
■学んだこと:コーチングには観ること、代行が大切。 ■アクション内容:メンバーを観るための工夫をする。(他の人から聞く、観る場を作る)。面談の前に代行の時間を作る。 コーチングについて、新たな視点で学ぶことができた。 特に、心に残ったのは、コーチングは観ることと代行が大切ということ。 観るための工夫は様々ある。その人の行動、言動を観ることも大切だが、周囲の人から様子を聞く、またその人の行動が見れるような場を設定する。根本にあるのは関心だろう。 また、代行の重要性について語られていた。これも勉強になった。その人の立場になって考えようとすることで、100%は難しくても、50%、60%と近づいていける。 全般的にコーチングはその人に向かう関心、つまるところ愛が重要なんだと学べた。
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プロ野球選手として、コーチングを学ぶ大学院生としての経験が活かされたコーチ業。まさにかくあるべし、と思った。いかにその気にさせるか、持ってくか。ビジネスマンにも参考にできる点は多い!
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プロ野球におけるコーチ業の変化がよく分かりました。それには、大学で理論を学んで現場に持ち込んだ吉井さんの影響も大きかったのではないでしょうか。 ビジネスの場でも活かせそうな心得がいくつもありました。 吉井さんは現役時代からクレバーな投手という印象があったので、投手時代の暴れっぷり...
プロ野球におけるコーチ業の変化がよく分かりました。それには、大学で理論を学んで現場に持ち込んだ吉井さんの影響も大きかったのではないでしょうか。 ビジネスの場でも活かせそうな心得がいくつもありました。 吉井さんは現役時代からクレバーな投手という印象があったので、投手時代の暴れっぷりには驚きました(笑)
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『最高のコーチは、教えない。』 "学び続けることは、コーチのもっとも重要な資質の一つだ。言い方を変えれば、学び続けられないコーチは、すぐに指導をやめるべきだ。自説と経験だけに頼るコーチングでは、変化し続ける人間を導くことはできない" 教員の資質も同じ。学び多き...
『最高のコーチは、教えない。』 "学び続けることは、コーチのもっとも重要な資質の一つだ。言い方を変えれば、学び続けられないコーチは、すぐに指導をやめるべきだ。自説と経験だけに頼るコーチングでは、変化し続ける人間を導くことはできない" 教員の資質も同じ。学び多き良き本 #読了 #君羅文庫
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