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プロジェクト・ヘイル・メアリー(下) の商品レビュー

4.6

349件のお客様レビュー

  1. 5つ

    220

  2. 4つ

    81

  3. 3つ

    24

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    0

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2024/05/29

何これ!サイコー!!!! グレースと異星人のロッキー、 お互い住める環境が違いすぎて面と向かってハグもできないけど 協力しあい、たまに喧嘩し、時には命懸けで相手を助けながら最高のバディになっていく過程が胸熱だった。 種族は違えど二人は同志。互いの存在に勇気をもらい、厳しいミッショ...

何これ!サイコー!!!! グレースと異星人のロッキー、 お互い住める環境が違いすぎて面と向かってハグもできないけど 協力しあい、たまに喧嘩し、時には命懸けで相手を助けながら最高のバディになっていく過程が胸熱だった。 種族は違えど二人は同志。互いの存在に勇気をもらい、厳しいミッションにも果敢に挑んでいく。 しかし絶望的な困難が「これでもか!」ってくらい幾度も訪れる。 彼らはそんな時、頭を抱え、落ち込んだりするけど 感情に持って行かれて思考停止したり、悲観的にならない。常に知識を駆使し考える。そして行動も止まらない。 自分が絶望状態なら「どうしてこうなった?」に頭を持って行かれてグルグル停滞するだろうなぁ。 彼らはまずは対処、そして原因究明、それから問題解決。そして自分は無茶してでも常に最善を尽くす。これがヒーローの思考。 グレースの一人称で話が進むので、彼と宇宙をサバイブしているうちにデキる人の思考回路がこちらにもインプットされていくような感覚。 科学は苦手。宇宙も興味はあるけど現実から遠すぎて絵空事にしか思えない。 という私でも今年一番のワクワクと、アドレナリンを大放出させられた読後感だった。

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2024/05/28

意外な着地(文字通り)をした。ロッキーの「〜質問?」が最終章ではなくなっていた。アストロファージとキセノナイトと窒素の科学的な説明がSF感あって、難しかったがまあ面白かった。グレースが涙を流す場面が印象的。異星人からみて、ヒトは液体も洩らす生物だよな。

Posted byブクログ

2024/05/19

宇宙船の構造がいまいちピンとこなかったので作中のパニックが良く理解できなかったのと、惑星に感染するウイルスというアイデア以上のものが出てこなかったから上巻ほどのおもしろさはなかった。

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2024/05/10

映画向きのワクワクするようなストーリー展開の、胸熱な友情物語。 久しぶりにこういう作品を読んだ気がする。

Posted byブクログ

2024/04/29

上巻と比べ、読みにくさはかなり軽減された。 飽きない展開で事件が起こり、推論と科学で解決するので面白かった。 ロッキーを助けに行くところは、現実ではあり得ないだろうと思いながら、やはりグッと来るものがあった。美しい収束。

Posted byブクログ

2024/04/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

物語の大枠が理解できた下巻はロッキーとのバディもの。凸凹バディモノが好きな自分にとってはこれ以上ない設定だったんだけど上巻ほどのミステリ要素はなく。 ただラスト50ページくらいの地球に戻る、戻らないを天秤にかけたときのシーンは良かった。 地球でなくても後世にバトンをつなごうとする主人公は科学者でありつつもやはり根本は教育者、教師なんだなと感じた。映画でもラストシーンはここなんじゃないだろうか。

Posted byブクログ

2024/04/26

最高に面白かった。SFってあまり読んだことがなかったけれど、そんな事問題じゃない。 難しい単語や科学のお話の部分は正直理解し切れていないし目も滑りに滑るけど、この物語を楽しむ上で完璧に理解することは必須ではないように思う。 文系人間の私でも十分面白かった。 でも、わたしが学生の頃...

最高に面白かった。SFってあまり読んだことがなかったけれど、そんな事問題じゃない。 難しい単語や科学のお話の部分は正直理解し切れていないし目も滑りに滑るけど、この物語を楽しむ上で完璧に理解することは必須ではないように思う。 文系人間の私でも十分面白かった。 でも、わたしが学生の頃この本に出会っていたら、 理転して科学や物理の世界に進む選択肢を手に入れていたかもしれないなとも思う。 少し悔しい。 上巻中盤の“うっそだろう!”の部分からもう本当に止まらなくなってしまって、 夜中まで読みふけった。 もちろん最初から面白いのだけど、このシーンから数段面白くなりワクワクが止まらず夜中に目が冴えまくった。 壮大なSFでありながらどこか少年漫画の友情・努力・勝利に通ずるところもある。熱い。 “彼ら”の成功、生還を祈りながら希望と絶望の間を何往復もした。 “彼ら”と一緒に興奮したり、悲しんだり、“皮肉”に笑ったり。 色んな終わり方を想像したが、少し意外なラストを迎える。 ネタバレを踏まずに読んで欲しい本なので何も言えないのだけど、 後味が悪い終わり方をしない作品なのもとても良かった。 実写映画化が決まっているとのことなので、本当に楽しみです。

Posted byブクログ

2024/04/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本当に面白かった。科学も物理もわからないけど、わからなくても楽しめた。 ライアン・ゴズリングさんで映画化が進行中との事だけれど、映像化されたロッキーに早く会いたい。そしたら、しあわせ!しあわせ! ロッキーぃ…大好きすぎる!

Posted byブクログ

2024/05/13

SFは苦手なはずなのに。それでもやばかった。顔から水が洩れてくる…生涯忘れることのない本となりました。

Posted byブクログ

2024/04/21

素晴らしいSF作品に出会えた。地球を救うことを目的に宇宙で悪戦苦闘する物語はかなり目にしてきたが、このパターンのエンディングは初めてだ。

Posted byブクログ