GAFA next stage の商品レビュー
一時、どの電車に乗っても広告があって、気になって22年に購入。24年現在再読してみて、コロナ後の世界についても言及してることにびっくり。著者のその先見性に感心… GAFAの今後の動向を理解し、テクノロジーの未来や、GAFAの影響力を知りたい方、特に株を始めた方は、是非。
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GAFAの実態や富裕層と関連付けてアメリカ社会全体の功罪や光と闇に言及していたが、各章の繋がりはあまりなく記事を寄せ集めた印象。 GAFAをはじめ富の集中や貧富の差が拡大することは良く無いが恩恵に預かっている面もある。 政府の為すべきところまで提案できていれば良かったが誰に向け...
GAFAの実態や富裕層と関連付けてアメリカ社会全体の功罪や光と闇に言及していたが、各章の繋がりはあまりなく記事を寄せ集めた印象。 GAFAをはじめ富の集中や貧富の差が拡大することは良く無いが恩恵に預かっている面もある。 政府の為すべきところまで提案できていれば良かったが誰に向けての本かもう少し明確だと読みやすかったと思う。
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アメリカも日本と同様、コロナショックに見舞われたことがよくわかる。 ビッグテックの寡占状態をどうするのか。いつか爆発する日が到来するに違いない。
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ディスラプター【既存モデルの破壊者】であるGAFAは娯楽の制約を解放【破壊】したらしい。 制約を戻す為には統治機構である政府による抑制が必要になるが機能していないようだ。 制約が無くなるのは有難いが、抑止無き自由はリスクを伴うだろう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
感想・覚え書き GAFAの事だけかと思ったら、アメリカのIT系企業や政府、アメリカの格差にも踏み込んでいたと思う。 GAFAに、Microsoftやテスラ、Netflixなどなどを加えたビッグテック企業が、いかにスマートにアメリカの底辺層を搾取して、情報を抜き取り、商品購入を自社で完結するように囲い込んでいるのかを嫌というほど見せつける。 そして、それを行う一握りの富豪たちが如何に働きもので頭が良くて人当たりが良いのかも。 だから、彼らに会うときっと彼らを擁護するようになってしまうから、ビッグテックのエリート達と会いたくないと言っていたギャロウェイの発言が印象的だった。 さらに、アメリカの能力主義の能力が、金持ちの白人男性に産まれたかどうかに左右される事も印象的だった。拡散というより、もはや階級社会だ。格差の拡大と、「金持ちは努力家ですごい」という言説を作り、彼らを囲う環境について覆い隠されてしまっている。これはマイケル・サンデルが良く言及しているから、こんなビジネス書にも浸透しているのかと驚いた。 最後に、この人はアメリカについて基本的に楽観的だ。イギリスとソ連と協力して日本とナチスという悪魔から世界を守り、原子爆弾を開発して世界を救った「アメリカ」を理想的に考えているのだと思う。
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GAFA+α、つまり巨大テック企業について書かれていると思い読み始めたが、それにとどまらず、アメリカ全体の様子が分かり大変楽しく読むことができた。 パンデミックになってからの政府の政策が、富裕層にさらなる富をもたらせ、中流層以下はあまり恩恵を受けていないこと。また、どの業界よりも...
GAFA+α、つまり巨大テック企業について書かれていると思い読み始めたが、それにとどまらず、アメリカ全体の様子が分かり大変楽しく読むことができた。 パンデミックになってからの政府の政策が、富裕層にさらなる富をもたらせ、中流層以下はあまり恩恵を受けていないこと。また、どの業界よりも崩壊に近づいているのが、高等教育産業であることなど、思ってもみないことが現実としておきていることに衝撃を受けた。
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【GAFA next stage】 2018年に発売された『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』の続編になります。 当時から3年が経った世界はコロナウイルスによるパンデミックにより「時間の流れ」を大きく変えたことから話が始まります。 四騎士と言われた企業『Goog...
【GAFA next stage】 2018年に発売された『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』の続編になります。 当時から3年が経った世界はコロナウイルスによるパンデミックにより「時間の流れ」を大きく変えたことから話が始まります。 四騎士と言われた企業『Google、Amazon、Facebook、Apple』はより強大な力を持つことになり、そこにMicrosoftを加えた企業は強いものは更に強く、弱者は更に弱く、あるいは死ぬという力関係が生まれています。 この著書ではその後を担う可能性のある企業が記されていますが、残念ながら殆どが米国企業であり我が国の企業は世界を支配するまでの力を持ち合わせないと思われています。 このままTOYOTAはTeslaに負けるのか。 SONYはApple、Amazonに勝てないのか。 色々考えさせられる著書です。
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格差の拡大とテクノロジー。 GAFAMはあまりにも大きくなりすぎ、力を持ち過ぎた。政府は機能しなくなってきた。 前作とそんなに変わらない内容かな。
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GAFAという言葉を日本に定着させた前作が面白かったので読みました。 いかにもMBA教授という饒舌な口調で、次々と知らないアメリカの企業名が出てきて、ちょっと情報過多で何が一番言いたいことなのかよく分からないという感じでした。 ただ、作者が独占状態のGAFAを分割して、その力を抑...
GAFAという言葉を日本に定着させた前作が面白かったので読みました。 いかにもMBA教授という饒舌な口調で、次々と知らないアメリカの企業名が出てきて、ちょっと情報過多で何が一番言いたいことなのかよく分からないという感じでした。 ただ、作者が独占状態のGAFAを分割して、その力を抑えたいと考えていること、アメリカが以前より不平等な社会になっているのを危惧していることは分かりました。 あと、アメリカでも高齢者の投票率が高く、政治が高齢者寄りになっているというのは初めて知りました。 ただその点では、より少子高齢化の進んだ日本の方が酷い状態だと思います。
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正直、何が問題なのかわからなかった。 GAFAが台頭し世界的に見て寡占状態になっていることが問題なのか、サービス利用者の個人情報を吸い上げビジネスに展開していることが問題なのか、SNSや動画配信サービス等で人々の時間を奪っていることが問題なのか、もっとその他に大きな問題があるの...
正直、何が問題なのかわからなかった。 GAFAが台頭し世界的に見て寡占状態になっていることが問題なのか、サービス利用者の個人情報を吸い上げビジネスに展開していることが問題なのか、SNSや動画配信サービス等で人々の時間を奪っていることが問題なのか、もっとその他に大きな問題があるのか…正直言いたいことが分からなかった。 なぜ分からなかったのかと言うと、自分自身そこに問題意識がないからだと思う。 GAFAのサービスをもちろん使ってはいるが、SNSに没入したり不安になったりすることもない。 (もっと上手く活用せねば…とは思うが好きではないためあまり使ってない…) YouTubeやNetflixなどの動画を見る事は1日に1分もない。 コロナ禍前から会社はリモートワークを進めていたため仕事への影響も何らなくむしろ快適になっている。その空いた時間を有効活用し自分のやりたいことを見つけ副業にもつなげている。 個人的な課題を持っていないためをそこから課題意識を持てないことと、日本や世界や宇宙と言うようにメタ的な視点を持てていないため著者が唱える問題やリスクに気づけ無かったのだと思う。 ==== ジャンル:テクノロジー・IT 出版社:東洋経済新報社 定価:1,980円(税込) 出版日:2021年12月16日 ==== スコット・ギャロウェイ(Scott Galloway) ニューヨーク大学スターン経営大学院教授 ==== flier要約 https://www.flierinc.com/summary/3023
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