ヘルシンキ生活の練習 の商品レビュー
性格や才能はスキルなので足りないと感じたらそこから練習すればいい、困ってると言わないと助けられない、現場でがんばる人がえらいと思われて制度が抱えてる問題が先延ばしされている、が印象に残ってるところ。読んでて何度か逃げ恥を思い出した、建設的。反射と牛の話はツッコミが鋭くておもしろか...
性格や才能はスキルなので足りないと感じたらそこから練習すればいい、困ってると言わないと助けられない、現場でがんばる人がえらいと思われて制度が抱えてる問題が先延ばしされている、が印象に残ってるところ。読んでて何度か逃げ恥を思い出した、建設的。反射と牛の話はツッコミが鋭くておもしろかった。
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フィンランドは助けてくださいと言わないと 助けない その代わり助けたからには対価も 支払わなければならない それはフィンランドという国に 何らかの形で還元すること そう考えると日本はまず 助けられるために 搾取が先だな
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何となくユートピアっぽく捉えられがちな「北欧ライフ」の詳細なレポート。国家としての“格”や煌びやかな“見出し”ではなく、そこで“出来ること”と“出来ないこと”を並べていく語り口がフラットで良い。 フィンランドでの子育てと同じ。人格ではなくスキルを。出来ることは良いことではない。...
何となくユートピアっぽく捉えられがちな「北欧ライフ」の詳細なレポート。国家としての“格”や煌びやかな“見出し”ではなく、そこで“出来ること”と“出来ないこと”を並べていく語り口がフラットで良い。 フィンランドでの子育てと同じ。人格ではなくスキルを。出来ることは良いことではない。出来ないことは、それ以上の何かを意味するのではない。出来るようになりたいのであれば、練習すれば良い。
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母親も怒っていい、でも怒ったあとのフォローが重要 性格や性質ではなくスキル(技術)。スキルは磨き続けられる
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
抑圧や恫喝は相手の傷つけるためしてはいけないが、感情を表に出す権利は、個人として誰もが持っている。それが母親であっても、社会的な立場にある人でも。属性の前に、一人の人間であることを忘れず、尊重しなくてはならない。 ストライキを「迷惑」として労働者を責めるのではなく、労働者をストライキへ追い詰めた企業や社会の方にこそ目を向けなければならない。実は、この個人への「迷惑」と感じる気持ちこそ、個々が連帯して解決できる事柄を見逃しているのではないか? 「助けて」と言わなければ、誰も助けてくれない。制度は困っている人を助けるためにあり、そのために税金などで制度を維持しているのだから、利用できることは利用し、積極的に「助け」を求めよう。
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