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漫画 サピエンス全史 文明の正体編 の商品レビュー

3.8

30件のお客様レビュー

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2025/11/05

本は難しいので漫画で。農耕、宗教、人種差別、女性軽視の文明が形成された様子をものすごくわかりやすく説明してくれてる。

Posted byブクログ

2025/09/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

漫画を読みなれていないので、けっこう読むのに時間がかかったけど、「サピエンス全史」のおさらいをするのにはとても良いです。「文明の正体」編では、最初の方は、人間が麦の奴隷になっていく過程が描かれる。 これは、原作を読んで衝撃を受ける人が多い部分で、非常におもしろい。狩猟・採集をして暮らす人々から見れば、朝から晩まで畑で働いて、農耕をする人々は、全く自由がなく、不幸そうに見えるが、麦を手なずけた人々は「我々は素晴らしいことを成し遂げた!これからは豊かになる!」と信じている。中盤から後半にかけては、人類が築いてきた虚構(フィクション)は、人類が作ったものであって、決して生物学的に決定されたものではない、ということが語られる。 インドのカーストや、白人が黒人を劣った存在とみなすこと、男性が女性を劣っているとみなすことは、「文化」として創られたものであり、決して決定事項ではない。遺伝的に優劣が決まっているわけではない。 うーん、とうならされるのは、世界中のあらゆる人間社会で、男性優位になっている理由が「わからない」とされていること。男性が肉体的に強いからというわけでも、社交性があり統率力があるからというわけでもない。子宮があり、子どもを産み育てる能力がある代わりに、妊娠・産後・子育て中に男に頼らざるを得なかったから…という説もあるけど、サルやゾウの社会では同じ状況でもメスが優位に立つ。 しかし、この100年で人間の社会にも革命がおき、女性の地位は劇的に変わってきた。 これから、新しい虚構を生み出して、社会が変わる可能性はある。ただし、いくつか考えられる虚構があるが、どれか一つが絶対に正しいということはなく、出来上がった虚構を大勢の人がまた信じなければならない。 とりあえず、これまで当然とされていた虚構のことを「これは虚構であって絶対的な真実ではない!」ということを多くの人が知ることだ!

Posted byブクログ

2025/09/16

漫画でも内容は濃いので、必要最低限の基礎知識を備えてよむべし。いろんなキャラクターが登場し、ビジュアルに訴えながら、わかりやすくしようとする努力がよく伝わる。

Posted byブクログ

2025/08/28

ユヴァル・ノア・ハラリ 原案・脚本、ダヴィッド・ヴァンデルムーレン 脚本、ダニエル・カザナヴ 漫画、梶山あゆみ 訳『漫画サピエンス全史. 文明の正体編』(河出書房新社) 2021.11発行 2025.8.28読了  1万2000年前に中東で農業革命が起こり、人類は小麦の栽培化を...

ユヴァル・ノア・ハラリ 原案・脚本、ダヴィッド・ヴァンデルムーレン 脚本、ダニエル・カザナヴ 漫画、梶山あゆみ 訳『漫画サピエンス全史. 文明の正体編』(河出書房新社) 2021.11発行 2025.8.28読了  1万2000年前に中東で農業革命が起こり、人類は小麦の栽培化を始めた。ところが、地球の人口は指数関数的に増加したにもかかわらず、一人ひとりの生活水準はむしろ下がってしまった。  農耕社会が成立して人々が密集して生活し始めると、対立や不満も始まった。大勢の見知らぬ者同士を協力させるために、人類は、神話や資本主義、国民国家など様々な「想像上の秩序」を作り出さなければならなくなった。そして、そのような大規模社会を維持していくために人類は文字や数字を発明する。さらに書き留めた情報を素早く引き出すための官僚制を編み出し、情報を細分化して保存する方法を生み出す。  こうして人類は大規模協力ネットワークを作り出したわけだが、この大規模協力ネットワークには必ずといっていいほど不平等なヒエラルキーと恐ろしい差別がついて回った。大規模協力ネットワークにつきまとう不平等や差別は、その全てが偶発的な出来事として始まり、そこから差別的な神話や差別的な法律が生まれて出来たものである。つまり、人間の作り出した想像上の産物であり、自然の法則でも神から与えられたものでも生物学的な必然からもたらされたものでもない。これらは人間が作り出した物語にすぎず、だからこそ、人間の努力によってより良いものに作り変えることができる。  人々が何も信じなければ社会の秩序が壊れて多大な苦しみが引き起こされる。かといって、取り憑かれたように信じすぎれば、それもまた恐ろしい苦しみを生み出す。この狭間の中で人類は叡智を絞らないといけないのだ。 https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I031762133

Posted byブクログ

2025/07/18

農業革命が良し悪しを明確に正しく判断することはできないが、サピエンスの生活様式を現代にまで大きく影響していることが理解できた。 IFの世界で、もし農業革命が起こらなかったら国・社会などからくる対立は起こらなかったのか。それともいずれか来るもので避けることはできなかったのか、という...

農業革命が良し悪しを明確に正しく判断することはできないが、サピエンスの生活様式を現代にまで大きく影響していることが理解できた。 IFの世界で、もし農業革命が起こらなかったら国・社会などからくる対立は起こらなかったのか。それともいずれか来るもので避けることはできなかったのか、という想像を辞められずにはいられない。

Posted byブクログ

2025/07/07

啓光図書室の貸出状況が確認できます 図書館OPACへ⇒https://opac.lib.setsunan.ac.jp/iwjs0021op2/BB50308671 他校地の本の取り寄せも可能です

Posted byブクログ

2025/06/21

漠然と農業革命について、文明の起源みたいな捉え方をしていたので、今につづく支配と統治の一種病的とでもいえそうな関係、つまり、神話や宗教が物的限界を見誤らせつづけ、そればかりか偏見やトートロジーの跋扈を許し(説明のつかない都合のよさは神由来のものとなる、それはたぶん支配の構造に結び...

漠然と農業革命について、文明の起源みたいな捉え方をしていたので、今につづく支配と統治の一種病的とでもいえそうな関係、つまり、神話や宗教が物的限界を見誤らせつづけ、そればかりか偏見やトートロジーの跋扈を許し(説明のつかない都合のよさは神由来のものとなる、それはたぶん支配の構造に結びつくのだろう)、本当に必要な手当てを妨げさえしそうな状況を作り出していることについて、危うく見誤るかも知れなかった。 さすがに現代社会では都合よく、神が降り立つこともないわけだが、それでも、過去そのように形成されてきた社会だということなのだろうか。いまだに国家や民族のようなものに幽霊の影のようにはりついて克服できない。 少なくとも好んで目隠しを自らかけたがる。 本を読んでいてそんなことを思う。 さて、この本漫画のシリーズは続くのだろうか。 原本を読んでみようか。

Posted byブクログ

2025/03/25

詳細は あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノートをご覧ください。  → https://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1818.html 面白いというか、目からウロコ、というか 空恐ろしい話。 今生きている私たちは どうすればいいの?

Posted byブクログ

2025/02/20

サピエンス全史はおもしろい。(コミックでしか呼んでないけど) ブルシットジョブの起源農業革命にあった! ナラティブのとんでもない力!ネット上のフィクションなんて屁でもないくらいの、逃げられないパワー。恐ろしいドクターフィクションの力。 LGBTや女性差別の問題も生物学的な視点、人...

サピエンス全史はおもしろい。(コミックでしか呼んでないけど) ブルシットジョブの起源農業革命にあった! ナラティブのとんでもない力!ネット上のフィクションなんて屁でもないくらいの、逃げられないパワー。恐ろしいドクターフィクションの力。 LGBTや女性差別の問題も生物学的な視点、人類学的な視点、歴史的な視点とあらゆる角度から説明してくれて、面白かった。 わからないことはわからないと言うことが大切という考えにも同意。

Posted byブクログ

2024/09/15

農耕民の賞よりも人類が作り出したフィクションの物語をいかにして改良していくかという巻末の話がなるほどと思った。

Posted byブクログ