あなたのための短歌集 の商品レビュー
良すぎる、こういうのに出会うとつくづく敵わないな〜と思う、たたかうの土俵にいないけれども 表現の全部がある、言葉選び描写スピード感、温度も、たまらなく好き ずっと鳥肌が立っていたしずっと半分泣きそうで居た、最後このひとで締めるのだなというところも、とても^^
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読書習慣すらままならないので、短歌集など当然のごとく読んだことないが、2年前位に情熱大陸で歌人さん出演されてたの思い出し、ふと手に取りました。 お題の背景と詩がマッチして思いの外、感情移入できて、感情が乗った言葉素敵やんと楽しめた。
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「誰かのための」短歌であって 同時に、「私のための」短歌だった 愛された犬は来世で風となりあなたの日々を何度も撫でる
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4月23日、サンジョルディの日。親しい人に本を贈る日として知られるこの日、妻からもらったのがこの本だった。自分では手に取らなそうな本だが、とても良いチョイス。これでこそサンジョルディの日だ。 木下龍也さんに短歌を詠んで欲しい人がお手紙を書いて、直接詠んでもらった、とても私的な短...
4月23日、サンジョルディの日。親しい人に本を贈る日として知られるこの日、妻からもらったのがこの本だった。自分では手に取らなそうな本だが、とても良いチョイス。これでこそサンジョルディの日だ。 木下龍也さんに短歌を詠んで欲しい人がお手紙を書いて、直接詠んでもらった、とても私的な短歌たち。この人たちのためだけに詠まれた大切な歌。だけど、他の誰かにとっても大切なものになり得る歌たち。 良いなと思った歌が20篇、大切にしたいと思った歌が10篇くらいあった。僕は木下龍也さんの短歌がどうやら好きらしい。これからも歌集を読んでみよう。
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これは……口説ける短歌だ………。 こんな31字届けられたらキュンとしちゃうよ。 切れ味鋭いセンスの根っこに、ちょうど良い温度の他者肯定。想像力と寄り添いを軸にしたうえでの、別ベクトルからの光の照射。
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お題があってのこたえ、というスタイルがそもそもとても好きで購入した。カバーに一首載っているのがとても良いな。お題があってもその雰囲気はいろいろで、いろいろな感情に胸がぎゅっとなる。また書籍化してほしい。
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良かった、その一言に尽きる。ペットを飼っている、飼っていた人にはより刺さるだろう。 不倫をしている女性へ贈った短歌には痛烈な皮肉を感じて痺れた。
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療養中に読む本何かないか周りに聞きまくって、勧められた本達の中の1冊。 短歌かぁ、と思ってあまり食指は動かなかったけど、すぐに読み終えれるし、とりあえず目を通そうと思って手に取った本。 右ページは短歌の解説なんかか?と思って、始めは短歌の方だけに目がいっていた。この時はただの...
療養中に読む本何かないか周りに聞きまくって、勧められた本達の中の1冊。 短歌かぁ、と思ってあまり食指は動かなかったけど、すぐに読み終えれるし、とりあえず目を通そうと思って手に取った本。 右ページは短歌の解説なんかか?と思って、始めは短歌の方だけに目がいっていた。この時はただの"ふーん"ってだけで、パラパラめくってただけ。パラパラめくりついでにあとがきへ飛んでいったら、そこで依頼文?ん?となって、改めて1から読み直すことに。 右頁→左頁の順で読むと、面白い。依頼者の思いが、どう変換されるのか。この時私が心がけてたのは、右頁を読んだら、自分だったらどんな風にするのかなと一瞬間を置いてから、左頁に移ること。 (ちなみに私は短歌を嗜んでません。イメージを浮かべるくらいよ、一瞬だから) えー、なんか違うんじゃない?と上から目線の感想が出たり、あ、そういくのか、いいね(これもかなり上から目線だ笑)とか、ああ、私も刺さるわぁ、って思ったり、読んでるうちに楽しくなってきた。 自分を支えるための短歌かぁ、となると私はいらんかもだけど、短歌のお守りっていいね!と思った。 ちなみに依頼料いくらだ?とググったら11000円でした。 読了24.6.8
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短歌と著者の木下龍也さんと出会い、読書の幅がびっくりするほど広がった。捉え方はひとつの短歌に、読む人それぞれにあると思うのでいろいろな人の感想を聞いてみたい。友達に死ぬほどおすすめしている短歌集。わたしもいつかわたしのために作っていただきたい。
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歌人・木下龍也さんによる、短歌の個人販売「あなたのための短歌1首」…依頼者からの想い(お題)をもとに短歌をつくり、4年間で生まれた700首から、提供され厳選された100首を収録しています。 これも確かインスタ上で見かけて気になって、本屋さんでペラペラと読んでみたところ、これはち...
歌人・木下龍也さんによる、短歌の個人販売「あなたのための短歌1首」…依頼者からの想い(お題)をもとに短歌をつくり、4年間で生まれた700首から、提供され厳選された100首を収録しています。 これも確かインスタ上で見かけて気になって、本屋さんでペラペラと読んでみたところ、これはちゃんと読みたい!と思い図書館で予約しました〜。 003 違いとは間違いじゃない窓ひとつひとつに別の空がある 009 あさがおを通過するたびきれいってつぶやくきみと行間をゆく 022 五線譜にふたりで乗せてゆく音がぶつかりながら旋律となる お題は省略しちゃいましたが、お題とともに読むとなおよいです。 31文字という制約の中で、選び抜かれた言葉のセンスやリズムのよさ…短歌って本当にいいですよね。私も私だけの短歌、つくって欲しいなぁ。 ちなみに私が読んだ本の表紙は052でしたが、他にも075と078のバージョンがあるみたいですね、他にもあるのかな? そして私が読んだのは第七刷だったのですが、なんと増刷を記念して、詩人の谷川俊太郎さんからお題をいただいた101首目が載ってました〜。こちらもとてもよかったです。
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