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トヨトミの逆襲 の商品レビュー

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21件のお客様レビュー

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2024/06/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

トヨタ役員の人物像を会社内部でヒアリングしないと、こうまで面白おかしくは書けないのでは?誰かがゴシップ情報をリークした?トヨトミの野望も読まないと・・ 株主総会で社長やK副社長が涙ながらの臭い?答弁をしていたのを思い出します。T副社長のFaceBookネタや、中国担当になった元人事部長の逸話も、与太話としては面白い。どこまで本当なのかは知る人ぞ知る!唐突なソフトバンクとの提携はトランプと習近平対策だったのか?ロビー活動とアライアンスで飛び回るために社長の座を技術系に譲ったのか? ちなみに今日の安全系の認証不正記者会見での会長はマスコミに睨みを利かせてました。マスコミがトヨタに忖度しているさまが良く判りました。

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2024/05/05

 トヨタの社長の話です。  トランプ大統領や、安倍総理が名前を変えて登場してます。  大企業での権力争いのビジネス小説です。  少し難しいので大人向けの本だと思います。

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2024/05/05

仕事の関係でシリーズを読んでいるけれど、読むほどにゲンナリする。 けれど、必読の書と評するのが適切な感じの本です。 アメリカは機敏なベンチャーが、疎い既存のプレイヤーを置き去りにして圧倒するのだけれど、既得権でそれを許さない日本経済は、かなりヤバイ。ヤバすぎる。

Posted byブクログ

2024/04/05

2024年4月3日読了。数々の苦難を乗り越えた「トヨトミ自動車」創業一族の社長・豊臣統一、EV化の怒涛の流れ・米国の圧力・組織の衰退が強まる中その孤独・苦悩は深まり…。話題の「99%ノンフィクション」小説の第2弾、前作よりさらに「現在」に距離が近い話で読んでいて没入感が半端ない。...

2024年4月3日読了。数々の苦難を乗り越えた「トヨトミ自動車」創業一族の社長・豊臣統一、EV化の怒涛の流れ・米国の圧力・組織の衰退が強まる中その孤独・苦悩は深まり…。話題の「99%ノンフィクション」小説の第2弾、前作よりさらに「現在」に距離が近い話で読んでいて没入感が半端ない。大企業の社長や芸能界のドンとか、まともな精神でその地位にいて判断をし続けることはできないものなのかもしれない、その人が優秀であってもなくても。モーター会社の社長と自動車業界外の「悪魔」が統一と対比される存在として登場し、彼らの描写が好意的すぎるようにも感じるのは気になるが…彼らのほうが統一よりすぐれているとも素晴らしいとも、何とも言えないのは難しいところ。「自分の地位」はもちろん「会社の存続」を考えてもそれがかなうかどうかは外部環境依存になってしまう、自分や会社を超えた「パーパス」を本気で設定することがやはり会社にとっては生死にかかわる重要なポイントなのだと思う。

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2024/02/28

統一が出てくる場面では必ず黒縁メガネの丸顔でナッパ服のあの人を思い出しました。描写も凄い。会話している両者の心情が細やかな表情や動きの記載から分かるようでした。書き方が上手いなと素直に思いました。愛人のことも知らず、思わずググってしまいました。最後の解説も何故名字がトクガワではな...

統一が出てくる場面では必ず黒縁メガネの丸顔でナッパ服のあの人を思い出しました。描写も凄い。会話している両者の心情が細やかな表情や動きの記載から分かるようでした。書き方が上手いなと素直に思いました。愛人のことも知らず、思わずググってしまいました。最後の解説も何故名字がトクガワではなく、トヨトミにしたのか?成程と納得させられる作品でした。経済的興味無かったけど、自動車産業と絡めると面白いですね。書き方も本当素晴らしいと思いました。

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2024/02/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

トヨタの名社長であった奥田氏と豊田章男氏の確執を描いた小説 前作はほぼ事実っぽかったが、今回は微妙な感じ。まぁ、実情はなんとなく伝わってくる

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2024/01/27

相変わらず迫真かつ痛快で、一気に読み切った。一作目より現実離れの内容が増えた気がして(真相は分かる由もないが)、リアリティ度が落ちた時感じたのが唯一気になったところ。

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2023/10/09

前作の「トヨトミの野望」に続く続編。 今回は豊臣統一が社長となり、そのトヨトミ自動車の軌跡がメインのストーリー。 99%実話というキャッチフレーズなのだが、もしそうならば幾らかは凄く暴露的。全体を通して面白く、前作でも思ったのだが自動車産業の知識に乏しい自分でもしっかりと把握し...

前作の「トヨトミの野望」に続く続編。 今回は豊臣統一が社長となり、そのトヨトミ自動車の軌跡がメインのストーリー。 99%実話というキャッチフレーズなのだが、もしそうならば幾らかは凄く暴露的。全体を通して面白く、前作でも思ったのだが自動車産業の知識に乏しい自分でもしっかりと把握しながら読むことができた。 統一が最後に自分の真意を、そしてトヨトミの真意を見出だす。彼の会社人生はやはり「トヨトミの血」のもたらす影響下だ。良いも悪いも含めて血統とはそういうものかと再認識させられた。 今後のトヨトミ=トヨタがどう活躍していくのか?そして自動車の未来は? 気になるトピックを残しつつ、未来は不確定で不安が多いが、明るい日本の未来を自分たちに見せていってほしいと素直に感じた。 そして自分も畑は違えど同じ志で生きていきたいと感じた。

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2023/02/12

トヨトミの野望の続きです。昭和からわりと最近までのトヨトミ社の歴史。登場人物多くて、疲れたから投げやりに名前つけられたのでは?と思っています。タイロンマークス。

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2022/08/13

巨大自動車企業、トヨ…トミという架空の会社を舞台にした、「小説を偽装したノンフィクションではないかと噂された」という『トヨトミの野望』の続編。 著者は「経済記者、覆面作家」ということで梶山三郎氏という氏名はどっから取った名前なんでしょうか。「三」はもしや3人で組んでる? 記者の...

巨大自動車企業、トヨ…トミという架空の会社を舞台にした、「小説を偽装したノンフィクションではないかと噂された」という『トヨトミの野望』の続編。 著者は「経済記者、覆面作家」ということで梶山三郎氏という氏名はどっから取った名前なんでしょうか。「三」はもしや3人で組んでる? 記者の文才って凄いんだな…と本著を読んであらためて感じました。読み始めたら止まらない系の疾走感があって、その中に絶妙に仄めかされた登場人物名(※)や、やたら生々しいエピソード群が散りばめられ、楽しんで書いてる?と思うくらいです。 ※例えば、孫正義→宋正一、ドナルド・トランプ→バーナード・トライブ、イーロン・マスク→タイロン・マークス…。この推測は個人の感想ですが(笑 さて本著、2019年に出版されたものが文庫化されたものですが、作中で描かれていたのは2016年~2022年12月までで、要は未来が描かれている訳です。 本著の中で、トヨトミは2022年4月に航続距離1,000kmのEVを発売する快挙を成し遂げたのですが、これは著者から"現実"への挑戦状(しかもハードル高め?)だったんだろうか…と思います。 さて、このレビューを書いているのが2022年8月。現実の巨大自動車企業さんは昨年EVを発売し、航続距離は600km弱、あと今リコール中という状況。 https://biz-journal.jp/2022/07/post_304857.html 著者のTwitterアカウントを見ると、本著出版の前に「EVでボロ負けしろ、バーカ」と発言されてたのが恐ろしい。。 あと、「持ち株比率たった2%の創業家社長」という言葉は、コーポレートガバナンスという観点でも考えさせられました。(もはや本著の感想ではないですが…) 先日、LIXILのコポガバに関する本を読んだばかりなのもあり… https://booklog.jp/users/skylark0311/archives/1/4163915524#comment とは言え、適切な人事プロセスが運用されていれば問題ない訳で、創業家だから良くない、とはならないはずです。 現実の方の自動車業界は、これからどうなっていくのか。海外に行って、空港で「鶴のマーク」を見たり、街中で日本車を見たりすると誇らしいような気持ちになるので、適当なコトを言うのですが、どうか頑張ってほしい、と思います。

Posted byブクログ