胃が合うふたり の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この二人だから、以上にすごい。二人いる上に、状況が変わる。そのたびに嘆息する。なんとなくが最適解という合わせ方とおそらくはいろいろと違うであろう話がいい。榛名レモンの装丁と挿絵もなんともよく合っている。おすすめ。でも相性は強烈にありそう。
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自分のペースを崩すことが出来ないところが共通している二人。それでも相手を大切に思っている。 とても高級でおいしそうな物を爆食しているのだが、食べているものより二人のマイペースなところが面白いし気の使い方が印象に残った。あえて黙って放っておくのも悪くないな。
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読んでポッドキャスト聞いてまた読む。 ちはやんと新井どんが大好きだ。 千早先生の優しくもありキリッともしている言葉が刺さり、新井先生の天真爛漫のようで繊細なようなでも筆致はのびのびと。感想なんて偉そうなこと書けないが私はこの2人が大好き。アイドル並みに推していくつもりでいる。
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図書館で借りた。千早茜さんのエッセイ本当に面白いし食欲が湧く。新井さんははじめましての方だけど、この人の文も美味しそうだった。同じ時に同じ場所を訪れたことを二人が交互に書いてるんだけど二人でこんなに感じ方が違うんだと思って飽きずに読めた。二人の仲良しだからこそ相手のことを気にして...
図書館で借りた。千早茜さんのエッセイ本当に面白いし食欲が湧く。新井さんははじめましての方だけど、この人の文も美味しそうだった。同じ時に同じ場所を訪れたことを二人が交互に書いてるんだけど二人でこんなに感じ方が違うんだと思って飽きずに読めた。二人の仲良しだからこそ相手のことを気にしていない放任な感じがすごく良かった。どこのお店も食べ物も美味しそうだから別でメモを取った。ストリップ劇場に興味が湧いたし死ぬまでに行ってみたい(二人がやってたみたいにそこでお菓子とか持ち込んで食べたい)あとスーパー銭湯の後にご飯食べてお酒呑むのもやりたい!食の好みもだけど食べれる量が同じぐらいの人って大事だな〜と思った。
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同じ場所を訪れて同じときを過ごした話を二度も聞かされているのに書き手によってまったく違う心情や視点で描かれていて飽きず楽しい。 大切な友達だからといってお互いを美化し過ぎず、お互いを知り尽くしているような顔を決してしない両人は信用できるなと思った。 楽しい気持ちになれるエッセイは...
同じ場所を訪れて同じときを過ごした話を二度も聞かされているのに書き手によってまったく違う心情や視点で描かれていて飽きず楽しい。 大切な友達だからといってお互いを美化し過ぎず、お互いを知り尽くしているような顔を決してしない両人は信用できるなと思った。 楽しい気持ちになれるエッセイは数あれど充足感でいっぱいになれるこんなエッセイはなかなかない。
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わたしも胃が合う人に出逢いたい!! 程よい尊重と、魅力的な文で紹介してるから、人柄に加えて互いへの愛をこれ程までにか!というくらい感じた!! それぞれがストリップを観る際に持ち込む食料に笑いました。あと、パフェ先生のくだりでそれぞれが自分の世界堪能して味わうの良かった。 しかし、...
わたしも胃が合う人に出逢いたい!! 程よい尊重と、魅力的な文で紹介してるから、人柄に加えて互いへの愛をこれ程までにか!というくらい感じた!! それぞれがストリップを観る際に持ち込む食料に笑いました。あと、パフェ先生のくだりでそれぞれが自分の世界堪能して味わうの良かった。 しかし、パフェ巡りめっちゃはしごするな…食への目先しかなくて、友人達へ一言も言わずに離れて、一人で勝手に食べに行くのなんだか分かる。食欲はその時しか満たせないのだ。今食べたいのだ。 リレー小説、エッセイだからとても読みやすい。あの話の時、もう片方の作家さんはこんな気持ちだったのねと感じられるのも面白い。自分の好きな食べ物ジャンルだからというのも大きいけど、おいしいご飯食べに行って移動時に読みたい一冊でした。 どちらの方の本も未読なので、エッセイが初めましてでした。きちんと小説の方も読みたいな〜
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胃が合うって確かにすごい事だ。 曰く「餌場が同じ野良猫」とのこと。 私自身は食べるのが好きだけれど年々食べられる量が減ってきて、好きな物を好きなだけ食べられる体ではなくなってしまった。 それだけに、コース料理も余す所なく堪能できる2人が実に羨ましい。 そして2人の関係も、胃が合う...
胃が合うって確かにすごい事だ。 曰く「餌場が同じ野良猫」とのこと。 私自身は食べるのが好きだけれど年々食べられる量が減ってきて、好きな物を好きなだけ食べられる体ではなくなってしまった。 それだけに、コース料理も余す所なく堪能できる2人が実に羨ましい。 そして2人の関係も、胃が合う2人は気が合う2人。 距離感が丁度良い人に出会えるってすごい事だ。 その日、その時の気分で動く新井どんとは私はやって行けないかも(笑) 千早さんは長女ということもあり、人のお世話を自然にしてしまう人。 私もこういう人に甘えて生きて行きたい。 食べる話っていい。
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「ちはやん」「新井どん」と互いを呼び合う新井見枝香さんと千早茜さん。 胃袋のソウルメイトとも言える二人が、共に囲んだ11の食卓を往復書簡の様な形で綴ったエッセイ集。 作家業一本に専念する千早さんと、書店員と踊り子とエッセイストを兼任する新井さん。 繊細な千早さんと大らかな新井さ...
「ちはやん」「新井どん」と互いを呼び合う新井見枝香さんと千早茜さん。 胃袋のソウルメイトとも言える二人が、共に囲んだ11の食卓を往復書簡の様な形で綴ったエッセイ集。 作家業一本に専念する千早さんと、書店員と踊り子とエッセイストを兼任する新井さん。 繊細な千早さんと大らかな新井さん。 知れば知る程、真逆な二人。 でもいざ食を前にすると一気に心地良い空気が流れる。 付かず離れずの程よい距離感。 けれど互いの事はいつも頭の中にあって、思い遣りの気持ちがそれと分からないように感じられる。 二人の関係性と食への弛まぬ貪欲さは憧れ。
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ちはやんと荒井どんが食べ歩き三昧の旅を詳細に記述した話が延々と続くが、なんとちはやんこと千早茜さんが直木賞を受賞するニュースが飛び込んできて驚いた.二人の関係がいわゆるべったりではなく、理性的に敢えて距離を取って付き合っているのが素晴らしいと感じた.出てくる食べ物には馴染みのない...
ちはやんと荒井どんが食べ歩き三昧の旅を詳細に記述した話が延々と続くが、なんとちはやんこと千早茜さんが直木賞を受賞するニュースが飛び込んできて驚いた.二人の関係がいわゆるべったりではなく、理性的に敢えて距離を取って付き合っているのが素晴らしいと感じた.出てくる食べ物には馴染みのないものが多かったが、女性たちの視点が感じられて嬉しかった.
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最高のエッセイ!とても面白かった!読んでいる最中がほんわか幸せな気分になれたのは久しぶりな気がして、少しずつ読んでいた。 書店員、踊り子、作家と3足のわらじを履く新井見枝香さんと作家の千早茜さんの共同エッセイ。とにかく美味しそうで面白い。人間ってやっぱり食べることで幸せ感じるんだ...
最高のエッセイ!とても面白かった!読んでいる最中がほんわか幸せな気分になれたのは久しぶりな気がして、少しずつ読んでいた。 書店員、踊り子、作家と3足のわらじを履く新井見枝香さんと作家の千早茜さんの共同エッセイ。とにかく美味しそうで面白い。人間ってやっぱり食べることで幸せ感じるんだと再確認。人の生き方を尊重するって冷たいんじゃなくて逆に温かいんじゃないかと再確認。それぞれの合う関係や距離感で、無理なく付き合っていけるのが一番だなと再確認。 もう再確認の嵐で、温かい気持ちになった。 もともと甘いものがあまり好きでは無かったが、この本を読んでパフェを無性に食べたくなった。
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