怖ガラセ屋サン の商品レビュー

澤村伊智(著者)

2022/05/20

怖ガラセ屋さんにまつわる短編集。そして最後の話も得体の知れない怖さ。
「人間が一番怖い人も」と「見知らぬ人の」がジワジワくる。目の前の人は本当に自分の知っている人なのか、心配になってくるね…

2022/05/14

最後の一話が残穢を彷彿させる。
なんとなく不気味であると同時に、怖いとは何かを突き詰めると…と考えさせられる。
私の怖いは続くはずの未来が突然途絶えること。そういった意味では、全編そこはかとなく怖い。

2022/05/09

依頼されて人を怖がらせる「コワカラセヤサン」。怪談めいたことを言いつつ、どちらかというと都市伝説的な存在かな。短編集なので読みやすくて、しかもとっても面白いので一気読みしてしまった。段々と、そして最期は「うわぁっ！」という怖さがある。この人には会いたくないな、一生。

2022/05/09

タイトル
そのままの内容

でも
ちょっと可愛いタイトルと
表紙のデザインから
油断していると
ゾワゾワっと
嫌な怖さを
初っ端から
おみまいされた

短編集なので
サクサク読める

サクサクと読めるけど
1話終わる度に
ザワザワする

ラストの話しだけが
すんなり入って来ないけど
澤村さんワールド
全開

2022/05/08

なかば都市伝説化している「怖ガラセ屋サン」が、悪人を成敗していく短編集…と思いきや、読者にとっては何で恨みをかったのか分からない人も怖がらせられたりしつつ、怖くはあるけど一度会ってみたいなあという気持ちにもさせられる怖がらせ屋さん。
子供だからと容赦しない「子供の世界で」が一番こわかった。
これから先の自分にも起こるかもしれない、信じている世界がゆらいでいく「見知らぬ人の」
スカッとした「救済と恐怖と」が、好みだった。
そして単行本の装丁と装画が、内容と合ったちょっと洒落た可愛さで好き。

2022/05/04

読んでてイメージした怖ガラセ屋サンは平手友梨奈だった。
ドラマ化とかにちょうどいいような作品だと思った。

2022/04/30

図書館にて。
いろんな怖さがあった。
「子供の世界で」のラスト、こうあってほしいと被害者側なら思うだろう新しいラストだと思った。
最終話のラストはなくてもいいんじゃないかな。
怖がらせやさんは当事者にしか現れなくていいんじゃないかと思う。

2022/04/27

よく分からず終わってしまった章も多かったのですが、最後の最後にえっ？？となって、ぞわわーとする章もあった。まぁまぁかな。

2022/04/27

「生きた人間が一番怖い」を一蹴する作品。
得体が知れないモノが一番怖い。
こちらが想像出来ない様な、人間の道理を無視した恐ろしいことが起こるかも知れないから怖い。

頼めば“怖がらせてくれる”というのも新しくて面白いと思いました。
伏線回収もしっかりあって読みごたえもあります。

2022/04/25

怪談よいうより都市伝説的な「怖がらせ屋さん」にまつわる連作。
ちょっと考えてぞわっとする怖さがある。