鎌倉殿と執権北条130年史 の商品レビュー
鎌倉殿の13人を見て、その後北条氏と鎌倉幕府はどうなったのか?と気になって読んでみた。 ちょうど同時並行で吾妻鏡を読んでいたこともあって、前半は「鎌倉殿で見たところだ!」「吾妻鏡で読んだところだ!」とイメージが湧きやすくておもしろかった。 本書は緻密な史料をもとに歴史や登場人...
鎌倉殿の13人を見て、その後北条氏と鎌倉幕府はどうなったのか?と気になって読んでみた。 ちょうど同時並行で吾妻鏡を読んでいたこともあって、前半は「鎌倉殿で見たところだ!」「吾妻鏡で読んだところだ!」とイメージが湧きやすくておもしろかった。 本書は緻密な史料をもとに歴史や登場人物の動きが綴られていく。正直登場人物が多すぎて混乱を禁じ得ない。 大河ドラマの中では北条に従い幕政に参画していた一族も、時と共に族滅していく、、、そして最終的に北条氏が幕府と共に滅びる。 多くの一族が消えていく中でも苗字を変えて戦国時代、江戸時代まで続いた一族もあり、今度はこっちの詳細が気になる。 ちなみに島津家が頼朝の時代から現代に至るまで途切れることなく続いていることに一番驚いた。
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岡田清一先生の著書で通史(´・ω・`) 時代の事件は網羅されているが 時政は執権じゃなかった 義時は実朝親政時は疎んじられていた 時房って結構実力者 など、少し違う風景が思い浮かんだ
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官僚御家人の、したたかでしなやかな生き方と、和田や畠山等の御家人の武に特化した生き方。対照的な存在で興味深い。
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鎌倉殿関係でおススメしてもらった本書。 ある程度、史学に興味がある人向け。 ◯◯と◯◯という章立てが面白かったのと、泰時以降も押さえられているので、それぞれの家がどんな末路を辿ったのかが分かる。
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大幅な加筆・修正を加えて文庫化されたもの。北条氏とその対抗勢力を軸に、鎌倉幕府滅亡までの130年を追う内容。政争の中で没落していった側の叙述に力点が置かれ、それを通して鎌倉幕府の変遷が浮き彫りになる内容が面白い。
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次の大河ドラマの影響で、2021年後半から北条氏関係の本がだいぶ刊行されてきている。本書も元版は2001年だか、加筆・修正され文庫化されたものである。 内容としては、鎌倉殿頼朝の死から、いかにして北条氏が幕府の実権を握ることになったのかを、有力御家人を次々に排斥していく過程...
次の大河ドラマの影響で、2021年後半から北条氏関係の本がだいぶ刊行されてきている。本書も元版は2001年だか、加筆・修正され文庫化されたものである。 内容としては、鎌倉殿頼朝の死から、いかにして北条氏が幕府の実権を握ることになったのかを、有力御家人を次々に排斥していく過程をたどりながら描いていく。 この時代は、兄弟と言っても同母、異母があって関係が複雑だし、分割相続制で同じ一族の中でも利害が同じではないし、また幾重にも重なる血族・姻族関係や乳人関係があるから、人物の相関関係を追うだけでも一苦労だ。 有力な御家人一族が滅ぼされていくのが、北条氏主流の権力欲に由来するのか、周りも同調したのは執権職の権威、重みがあるからなのか、敗れたのは先手を取られてしまったためなのか、武力的に弱かったからなのか、本書全体を通読してもその辺りのことが良く分からず、やや消化不良の感がする。 もっとも、官僚系御家人、大江氏、三善氏、二階堂氏などは取り上げられることが少ないので、勉強になった。
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