FOOD ANATOMY 食の解剖図鑑 の商品レビュー
イラストレーターの著者が、世界中を旅して集めた食の情報をイラストで紹介。 「食の解剖図鑑」でありながら、彼女自身のフード・ダイアリーにも感じとれる。ページをめくるたびに違う情報が飛び込んでくる自由度の高さがまた、ワクワク度を爆上げしてくれるのだ。 家族との充実したおうちごはんや...
イラストレーターの著者が、世界中を旅して集めた食の情報をイラストで紹介。 「食の解剖図鑑」でありながら、彼女自身のフード・ダイアリーにも感じとれる。ページをめくるたびに違う情報が飛び込んでくる自由度の高さがまた、ワクワク度を爆上げしてくれるのだ。 家族との充実したおうちごはんや世界中の料理が身近にあったブルックリンでの生活もあって、食への理解がグローバル級に広い。それがここまで情報量&彩り豊かな1冊を作り上げるとは、食の思い出侮るなかれ、だ。 アメリカでよく食べられているピザにアイスクリームサンデーのラインナップ等食欲をそそられるようなコーナーから、食材に関するトリビアまで、読んでいて本当に飽きない。 自分が大好きな柑橘類には交配種も多く、シークワーサーやゆずもその例に漏れない。植物学上で本物の木の実(ナッツ)に相当するのはほんの一握り。しかしどの種類も英単語にすると必ず最後には「ナッツ」がついている。美味しければ何でも良い精神か… 日本が出てくる頻度も高い。 日本語の響きを英語を交えずにそのままローマ字表記にしてくれているのが、個人的にポイントが高かった!(“Katsu-Sando”とか笑) 「(お寿司の)醤油はシャリではなくネタの方に控えめにつけること」等、わりと正しい食べ方も指南されていていたりする。巻き寿司作りについて「巻くのはわりと簡単な作業」と書いてあったのには賛同しかねるけど笑 文章よりもイラストがメインのようなものだが単語に英語のルビが振られていたりして、何かと勉強になった。(これは思いがけなかった!) モモ等「種離れの良いタイプ」が”freestone”、「悪いタイプ」が”clingstone”。お寿司の太巻きは”thick roll - chef’s pick”と、具材が「大将の気まぐれメニュー」みたいに表現されていて笑えた。 面白いを通り越して軽くカルチャーショックだったのが「食堂(ダイナー)の卵料理の用語集」。 どれも朝食メニューっぽいんだけど知っている表現が驚くほどに皆無で、初めて見る料理も少なくなかった。ジャムバタートースト一つをとっても”Shingle with a Shimmy + a Shake”で、単語だけで訳せば「激しくダンスをするショートヘアのお嬢さん」(多分)…。何がどうしてそうなった?である。 これらは1920-70年代に(恐らくアメリカで)流行った表現らしいが、何故回りくどい命名をしたのか。ここからまた関心の幅が広がっていく…というものだろうか。 食に貪欲な国民らしく、読書中は頬が緩みっぱなしだった。 ディテールは精巧じゃないのに、写真で見るよりも不思議と食欲が湧いてくるイラスト。分かりやすく描いてくれているのに、調理工程や味を頭の中で更に思い描いてしまう。幸せになりたいなら、このタイプの本を読めば良いのか。
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食に関する世界の情報が網羅されてるけど、イラストがかわいくて説明もとても分かりやすい。 私は図書館で借りたので返却したけど、図鑑として手元に置いておいてもよさそうです。
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フライドポテトにバナナソースをつける国って?! 異国の料理の素材や文化を楽しいイラストともに覗いてみましょう。映像学科3年
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ステキなイラストと共に、世界の食や食材の情報を楽しむ本。 CHAPTER1 思考の糧 CHAPTER2 果物や野菜を食べよう CHAPTER3 穀物のこぼれ話 CHAPTER4 お肉と魚と卵の話 CHAPTER5 魅力的な乳製品 CHAPTER6 ストリート・フード CHA...
ステキなイラストと共に、世界の食や食材の情報を楽しむ本。 CHAPTER1 思考の糧 CHAPTER2 果物や野菜を食べよう CHAPTER3 穀物のこぼれ話 CHAPTER4 お肉と魚と卵の話 CHAPTER5 魅力的な乳製品 CHAPTER6 ストリート・フード CHAPTER7 風味を引き立てる調味料 CHAPTER8 乾杯! CHAPTER9 甘いもの大好き 食の歴史と道具等から始まり、9つの分類で世界各地の 食材と食について、分かり易く紹介しています。 カラー写真は無いけど、穏やかな色合いのイラストが秀逸。 そのイラストも文章も簡潔ながら、ポイントを押さえて 分かり易いし、文字も手書き?で温かいイメージがあります。 ベリー類の基礎知識、様々な麦の種類、精肉店の道具の数々、 チーズ作りの基本の手順、フォーチュン・クッキー等々、 たっぷりと食材と食の雑学が盛り込まれているので、楽しい。 日本についても詳しくて、豆腐の作り方や七味唐辛子等の他、 豪華なサンドウィッチにカツサンドに焼きそばパンが紹介、 寿司は4ページにわたって説明されています。ちなみに、 イラストに描いた料理は、ほとんど実食しているそうな。 あ、紅茶キノコはKOMBUCHA(コンブチャ)というんだって!
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とにかくイラストが可愛いので、ついつい読みたくなっちゃう。 いろんな国の食べ物だけでなく、食品が作られる過程や種類、実際に活用できる技術などためになることも多く載ってた。 デザインも可愛いので部屋に飾るインテリアとしてもステキ。
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ニューヨークのイラストレーターによる食の解剖図鑑。読みやすくて面白かった。ワインの飲み回し用の道具や、コーヒーの種類の違いが知れたのが特に印象的。
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世界のさまざまな食べ物が登場する。 絵が素敵で、食べ物についての情報も楽しい。 いくらでも眺めていられる。
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イラストがかわいい。著者がイラストレーターだと知って納得。括りが「料理」と大きいのでジャンルごとのレイアウトやイラストの色遣いも様々で「食の歴史」以外にも勉強になった。
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