常設展示室 Permanent Collection の商品レビュー
原田マハさんのアート小説。ピカソ、フェルメール、、、、東山魁夷。6つの短編集にそれぞれさり気なく出てくる。作品を小説に絡ませるのはさすがだと思う。読みやすくちょっぴり切なくなる。
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大好きな原田マハさんのアート小説。 ピカソ、フェルメール、ゴッホ、ラファエロ、マティス、東山魅夷の6つの作品が登場する短編集。 他の原田マハさんのアート小説よりも短編なので軽く読めます! 原田さんご自身がアートに関するお仕事をされていたので、初心者でも理解しやすいように作家や...
大好きな原田マハさんのアート小説。 ピカソ、フェルメール、ゴッホ、ラファエロ、マティス、東山魅夷の6つの作品が登場する短編集。 他の原田マハさんのアート小説よりも短編なので軽く読めます! 原田さんご自身がアートに関するお仕事をされていたので、初心者でも理解しやすいように作家や絵の解説がされてます。 それぞれの短編で、人生の帰路に絵画がある。 病気、介護、などふと絵から力をもらえるのっていいなぁ。と感じました。 短編とは別に上白石萌音さんの解説が、 本好きっていうのがすごく伝わる文章なので最後のページの解説まで読んでみてください!(令和3年〜
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久しぶりの原田マハの絵画もの!あーやっぱり絵が見たくなるし、美術館に行きたくなる。旅行にも行きたくなる。 表紙のフェルメール、とってもいいな〜。私も実物を見てみたい。 読みながら、年齢的にも、自分の両親のこととか考えちゃう。どの話も清々しい切なさみたいなものがあって、コンパクト...
久しぶりの原田マハの絵画もの!あーやっぱり絵が見たくなるし、美術館に行きたくなる。旅行にも行きたくなる。 表紙のフェルメール、とってもいいな〜。私も実物を見てみたい。 読みながら、年齢的にも、自分の両親のこととか考えちゃう。どの話も清々しい切なさみたいなものがあって、コンパクトなお話の中にほとんど必ず涙腺刺激ポイントがある。電車で読んでて危なかった。 上白石萌音ちゃんの解説もとってもよかった!文章を書くのがうまいな〜!
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芸術作品と人の繋がりを描いた短編集。泣けない自分は何かあるのだろうか…?と考えてしまったくらいでした。騙されてる、と解ってしまうし…お兄さんだよね…と話の成り行きが読めてしまうのは厳しいかなぁ?と★は3です。美術館へ行きたくなるのは良いことだと思います。
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絵を通じて様々なドラマが表現されています。斬新な本でした。今後、絵を見ている人のドラマを想像しながら美術館に足を運ぶのも楽しそう。
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大学で学芸員の資格の講義を受けている。 美術館はすきだが別に将来芸術関係の仕事に就こうなどは考えていないのだが、本書を読んで人と人との繋がりをつくる美術作品に携わる仕事をするのもいいかもしれないと考えるものとなった。短編はどれも綺麗に纏まっていて大変読みやすいものであった。 原田...
大学で学芸員の資格の講義を受けている。 美術館はすきだが別に将来芸術関係の仕事に就こうなどは考えていないのだが、本書を読んで人と人との繋がりをつくる美術作品に携わる仕事をするのもいいかもしれないと考えるものとなった。短編はどれも綺麗に纏まっていて大変読みやすいものであった。 原田マハさんの作品は本書が初読だが、登場人物の心情を描くのが上手い作家だと感じたと共に、短編だからかなのかは分からないが、視点人物の設定が簡単すぎる文章で表されているように感じ、個人的には結末に向かってゆっくりと表現されていればより感情移入できるものになったとおもう。
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アートと人の出会い、人と人の出会いの物語。連作短編で6つの物語。美術展の企画展ではなく、混雑していない、静かな穏やかな常設展に足を運びたくなる。 常設展は、人の人生そのもののような気がした。劇的なイベントがあるのではなく、淡々と進む日々とその中でも足を運んで心を動かされる作品と...
アートと人の出会い、人と人の出会いの物語。連作短編で6つの物語。美術展の企画展ではなく、混雑していない、静かな穏やかな常設展に足を運びたくなる。 常設展は、人の人生そのもののような気がした。劇的なイベントがあるのではなく、淡々と進む日々とその中でも足を運んで心を動かされる作品と出会う人がいること。それが人と人との出会いに相似する。
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初めて芸術に関する小説を読んだ。 この本の前に読んでいた本が「13歳からのアート思考」という本であったため、その流れでこの本を次に読んだ。 この本を読み終え感じたことは「今すぐに美術館に行きたい」というものである。6つの短い物語のどれもがある1枚の絵画を中心に展開されている。登場...
初めて芸術に関する小説を読んだ。 この本の前に読んでいた本が「13歳からのアート思考」という本であったため、その流れでこの本を次に読んだ。 この本を読み終え感じたことは「今すぐに美術館に行きたい」というものである。6つの短い物語のどれもがある1枚の絵画を中心に展開されている。登場人物たちにとってその絵画は人生の支えであったり、影響を与えてくれたものであったりと様々である。 「美術館に行けば自分にとって生涯忘れることのできない1枚の絵画に会える」そんなことを思わせてくれる小説であった。
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原田マハさんの文庫新刊・アート短編集『常設展示室』、早速読んだ。 「全部捨てた。そうしたら、道が見えてきた。この絵を見ていると、そんなふうに感じます。」 歳を重ねることで作品の見え方が変わる。人生とアートが交差する瞬間。 芸術の秋に沁みます。おススメです!
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一つ一つの作品の背後にある登場人物たちの物語が優しく丁寧に綴られていました。絵画には全く詳しくない私ですが、それぞれの絵にさまざまな想いが詰まっているのだと気付かされました。
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