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猫はわかっている の商品レビュー

3.3

22件のお客様レビュー

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    2

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2024/08/31

最後のお話が好きかな 猫は媚びたりしない 自分のしたいようにしている 自分だったら どんな猫ちゃんストーリーを考えるかな

Posted byブクログ

2024/02/13

読み終わり。まさかのホラー要素が出てきたのは少しびっくりしたけれどとても良かった、特に最後の話が好き。

Posted byブクログ

2023/03/30

「世界を取り戻す」雑誌編集者の九美が取材で行った動物病院で出会ったのは。 「50万の猫と7センチ」野良猫ニャアとのドタバタ生活。 この2つが一番好き。 「猫とビデオテープ」十年ぶりに見た旧友の名に思い出がよみがえって。 権田が「私」に渡したかった中身に笑ったー。美しいよし子こさ...

「世界を取り戻す」雑誌編集者の九美が取材で行った動物病院で出会ったのは。 「50万の猫と7センチ」野良猫ニャアとのドタバタ生活。 この2つが一番好き。 「猫とビデオテープ」十年ぶりに見た旧友の名に思い出がよみがえって。 権田が「私」に渡したかった中身に笑ったー。美しいよし子こさん見てみたい。 「幸せなシモベ」妊娠した姉から「王子様」ミャオを預かることに。 人見知りで不愛想なのといじけて愛想がないのは別、という言葉にハっとなった。確かにそうだ。自分を偽らずに自分でいる。猫からの教え。

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2023/02/19

「母親」である部分は私の中の一部であって全部じゃない。 「母親」を全うするだけでは埋まらない空洞があって、「妻」を加えてみても、まだ埋まらない。

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2023/02/07

動物病院の院長から、猫は一生に一度だけ人間の言葉 をしゃべるという話を聞いた主人公が、余命幾ばくもない 老猫を引き取ることに…。(村山由佳「世界をとり戻す」) その他、有栖川有栖や阿部智里など、現代の7人の作家 が「猫」をテーマに描いたバラエティ豊かなアンソロジーで す。

Posted byブクログ

2022/12/16

初めて読んだアンソロジー。 『猫』とつくものは何となく読んでしまう。だけど、中にはちょっと好みじゃないのもあってパスしてしまったものも…。 村山由佳さんの『世界を取り戻す』はよかったです。

Posted byブクログ

2022/11/18

いろんな作家さんが描く猫のアンソロジー。 猫はわかっている。 ・・・多分(笑) 基本的に人間は猫に振り回されるし、それを存外悪くないと思ってるよね(笑)

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2022/09/28

猫ちゃんに纏わるお話7つ。有名な作家さんでも猫のことになるとメロメロになっちゃうのかなとか、よく耳にする生態も改めて文字にすると可愛さが倍増するのかなとか。とにかく猫愛が溢れてくるのが面白かった。長岡さんのミステリーもさすが怖いところをえぐってくる。本質はいかに。 真実は知らない...

猫ちゃんに纏わるお話7つ。有名な作家さんでも猫のことになるとメロメロになっちゃうのかなとか、よく耳にする生態も改めて文字にすると可愛さが倍増するのかなとか。とにかく猫愛が溢れてくるのが面白かった。長岡さんのミステリーもさすが怖いところをえぐってくる。本質はいかに。 真実は知らない方が幸せということもあるらしい。箸休め的に色々なお話が読めてよかった。

Posted byブクログ

2022/03/08

猫に深く関わっている物語もあれば、ほんの一部分にかませて描かれているものもありますが、どれも面白かった。 「世界を取り戻す」 最近猫を亡くした身としては、共感できる部分が多々ありました。日常生活の中で描かれる猫と登場人物の絡みが泣ける。。第1弾もあるのかな?ぜひ読んでみたい ...

猫に深く関わっている物語もあれば、ほんの一部分にかませて描かれているものもありますが、どれも面白かった。 「世界を取り戻す」 最近猫を亡くした身としては、共感できる部分が多々ありました。日常生活の中で描かれる猫と登場人物の絡みが泣ける。。第1弾もあるのかな?ぜひ読んでみたい 「50万の猫と7センチ」 作者の実家でかっているリアル猫のお話。家族として迎え入れるまでの経緯やとある事件にハラハラドキドキしつつ、最後はハッピーエンドというオチがお気に入り。 「双胎の爪」 猫からこんな風に話が転がるものなんだな、と驚きました。悲しい話の中で追い打ちをかけるストーリーが逸脱。

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2022/02/28

猫小説アンソロジー。猫好き必読。もうどれを読んでも可愛い! 全部可愛い! ミステリ好きとしては有栖川有栖「女か猫か」、長岡弘樹「双胎の爪」がお気に入りです。だいたいほんわかとした幸せなムードの物語が多い中、ざっくりと残酷さを突き付けられる「双胎の爪」はインパクトがありました。 描...

猫小説アンソロジー。猫好き必読。もうどれを読んでも可愛い! 全部可愛い! ミステリ好きとしては有栖川有栖「女か猫か」、長岡弘樹「双胎の爪」がお気に入りです。だいたいほんわかとした幸せなムードの物語が多い中、ざっくりと残酷さを突き付けられる「双胎の爪」はインパクトがありました。 描かれた猫の魅力に一番のめりこんでしまったのは阿部智里「50万の猫と7センチ」。はらはらどきどき、笑いあり涙ありの一作。だけどそのようにさまざまな感情に振り回される人間たちをよそ目に、猫ときたらもう……! このオチには脱力せざるを得ませんでした。だけど猫ってこういうものだよね。猫の魅力ってこういうところなんだよね……と猫好きの人間が諦めてしまうことを、猫はわかっているに違いありません(笑)。

Posted byブクログ