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猫はわかっている の商品レビュー

3.4

24件のお客様レビュー

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2022/03/08

猫に深く関わっている物語もあれば、ほんの一部分にかませて描かれているものもありますが、どれも面白かった。 「世界を取り戻す」 最近猫を亡くした身としては、共感できる部分が多々ありました。日常生活の中で描かれる猫と登場人物の絡みが泣ける。。第1弾もあるのかな?ぜひ読んでみたい ...

猫に深く関わっている物語もあれば、ほんの一部分にかませて描かれているものもありますが、どれも面白かった。 「世界を取り戻す」 最近猫を亡くした身としては、共感できる部分が多々ありました。日常生活の中で描かれる猫と登場人物の絡みが泣ける。。第1弾もあるのかな?ぜひ読んでみたい 「50万の猫と7センチ」 作者の実家でかっているリアル猫のお話。家族として迎え入れるまでの経緯やとある事件にハラハラドキドキしつつ、最後はハッピーエンドというオチがお気に入り。 「双胎の爪」 猫からこんな風に話が転がるものなんだな、と驚きました。悲しい話の中で追い打ちをかけるストーリーが逸脱。

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2022/02/28

猫小説アンソロジー。猫好き必読。もうどれを読んでも可愛い! 全部可愛い! ミステリ好きとしては有栖川有栖「女か猫か」、長岡弘樹「双胎の爪」がお気に入りです。だいたいほんわかとした幸せなムードの物語が多い中、ざっくりと残酷さを突き付けられる「双胎の爪」はインパクトがありました。 描...

猫小説アンソロジー。猫好き必読。もうどれを読んでも可愛い! 全部可愛い! ミステリ好きとしては有栖川有栖「女か猫か」、長岡弘樹「双胎の爪」がお気に入りです。だいたいほんわかとした幸せなムードの物語が多い中、ざっくりと残酷さを突き付けられる「双胎の爪」はインパクトがありました。 描かれた猫の魅力に一番のめりこんでしまったのは阿部智里「50万の猫と7センチ」。はらはらどきどき、笑いあり涙ありの一作。だけどそのようにさまざまな感情に振り回される人間たちをよそ目に、猫ときたらもう……! このオチには脱力せざるを得ませんでした。だけど猫ってこういうものだよね。猫の魅力ってこういうところなんだよね……と猫好きの人間が諦めてしまうことを、猫はわかっているに違いありません(笑)。

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2022/02/15

借りた本。自分では絶対選ばなかった本。 でも、村山由佳さん、阿部智里さん、望月麻衣さんの話を読んで、ちょっと猫、おもしろい?と思った。 今まで猫と全く接することがなかったけど、もう少し興味持ってみようかなと思うきっかけにはなったかな。

Posted byブクログ

2022/02/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

猫にまつわる7編の短編。それぞれに猫の特徴をよく捉えている作品たち。 阿部智里さんの『50万の猫と7センチ』は、タイトルからはどのような内容なのか全く想像できなかったが、一匹の茶トラとこの猫に関わりを持つようになった一家の物語は、これはもしかしてドキュメンタリーなのかと思えるほどにリアリティがあって、ほっこりしたりハラハラしたりして愉しめた。 それにしても、「猫に九生あり」という諺は聞いたことがあったが、一生に一度だけ、人間の言葉を喋るとは知らなかった。そんな馬鹿なとは思えず、彼らならやりかねない!

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2022/01/26

猫はわかってる 私も猫のたいていの事はわかってる 今回読んで私はミステリーは好きじゃないってわかった

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2022/01/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【収録作品】村山由佳「世界を取り戻す」/有栖川有栖「女か猫か」…学生アリスと江神部長/阿部智里「50万の猫と7センチ」/長岡弘樹「双胎の爪」/カツセマサヒコ「名前がありすぎる」/嶋津輝「猫とビデオテープ」/望月麻衣「幸せなシモベ」 猫好きの愛が溢れている短編集。読んでいるとかわいいのはわかる。

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2022/01/07

猫モチーフのアンソロ。人と猫の繋がりみたいな話で、村山由佳さん、阿部智里さん、望月麻衣さんの作品はああこれは猫経験が非常に豊富な作家さんだなと読んで解るが、別の作家の密室仕立ての話とガールズバーでブチ切れる話は猫を小道具に使い書いてみましただけ感が凄い。表題に近い「猫をわかってる...

猫モチーフのアンソロ。人と猫の繋がりみたいな話で、村山由佳さん、阿部智里さん、望月麻衣さんの作品はああこれは猫経験が非常に豊富な作家さんだなと読んで解るが、別の作家の密室仕立ての話とガールズバーでブチ切れる話は猫を小道具に使い書いてみましただけ感が凄い。表題に近い「猫をわかってる」人選はもっとあったんじゃないだろうか。

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2021/12/20

世界を取り戻す 村山由佳/女か猫か 有栖川有栖/ 50万の猫と7センチ 阿部智里/双胎の爪 長岡弘樹/ 名前がありすぎる カツセマサヒコ/ 猫とビデオテープ 嶋津輝/幸せなシモベ 望月麻衣 ねこ ネコ 猫 猫だらけ キャーー! みんな可愛い奴らですハイ

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2022/01/21

猫をモチーフのグッズを手に取ってしまい、後で後悔することが多い。 猫のアンソロジーも同じ傾向があると思うが、この本は、なかなかよかった。 小道具として猫を使う作品は比較的多いが、猫への思いを正面から書いた秀作に出会えて、うれしい。 特に好きなのが阿部智里さんの「50万の猫と7セ...

猫をモチーフのグッズを手に取ってしまい、後で後悔することが多い。 猫のアンソロジーも同じ傾向があると思うが、この本は、なかなかよかった。 小道具として猫を使う作品は比較的多いが、猫への思いを正面から書いた秀作に出会えて、うれしい。 特に好きなのが阿部智里さんの「50万の猫と7センチ」 「同じ地球に生きてはいるが、私達人間と彼らでは、見ている世界は全く違う。それがちょっぴり重なりあって、奇跡的に交流が成り立った瞬間は、だからこそ尊く、すばらしい」 人とペットと呼ばれる動物との関係の極意かも。でも、人と人の関係も、実はそうかも。

Posted byブクログ

2021/12/10

猫がつくタイトルに惹かれて読んだけど どの短編もつまらない。ストーリーも お話の設定も猫に関する記述もなんかちょっとダメでした

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