初夏の訪問者 の商品レビュー
表紙のバナナパフェのシーンを思い出す度、お草さんの過ごしてきた半生を振り返らずにはいられない。 もし生きていたら、どんな会話をしたのだろうか。夫婦の在り方や、どんな人生を歩みたいのか、じっくり考えさせられる物語。
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紅雲町お草さんシリーズ第8弾。 前作で山男の風来坊とつきあうようになった久実は、 いろいろありながらも何とか続いているようで良かった。 今回はお草さんの下に、亡くなった息子が現れる。 当時お草さんの味方であり、乳母だった女性が、 実は引き取って育てていたと言う。 結局はその女性がついた嘘で本物の息子ではなかったが、 初老の男性が実母を求めてやってくるのは、 たとえ純粋な気持ちだったとしても、どうも気味が悪い。 しかも金に困っている最中に。 お草さんが金目当てだと思うのもごもっとも。 雑誌の手違いでお草さんが亡くなったことになってしまい、 アル中の薬局の店主が、入院を決心したのには笑えた。
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シリーズ第8弾。 今回は、なぜか、どうして亡くなったはずの良一だと名乗る男性が現れた?!草さんは穏やかに暮らしたいだけのはずなのに。草さんの周りの人は相談のことを想って助言してくれる。なのに、どうしても頭から離れない。一ノ瀬さんのアシストがあり、日帰り山形旅。そこで知った真実とは...
シリーズ第8弾。 今回は、なぜか、どうして亡くなったはずの良一だと名乗る男性が現れた?!草さんは穏やかに暮らしたいだけのはずなのに。草さんの周りの人は相談のことを想って助言してくれる。なのに、どうしても頭から離れない。一ノ瀬さんのアシストがあり、日帰り山形旅。そこで知った真実とは。
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シリーズ8作目。紅雲町に最近やってきた親切でスマートと話題になっている男が、小蔵屋にやってきて、「私は良一なんです」と告げた。お草さんが婚家に残して、三歳で水の事故で亡くなった良一を名乗る男の目的は…? まさかの良一の登場に一体どうなるのかと…ちょっとほろ苦い真相が明らかになるけどスッキリです。あと宇佐木弟の勘違いも結果良い方向にいったので良かった(о´∀`о)
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カチコチって時が行く音、来る音 過去と未来に揺れる音、突然良一を名乗る男性が草さんの前に現れた(良一は3歳の時死んでいる) 草は自分の過去を探ぐるように最上川方面に行く福島県か、山形県の方面と思う良一をめぐって、思いを募らせ、旅をする草さん。
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こちらはシリーズ自体知らず本屋をぶらぶらしていたら見つけたもの。 シリーズの中の一冊だけど、この巻だけ読んでも分かるお話。 初夏の訪問者ということで梅雨の時期に買ったのだけど読み終わったのが冬だった。 死んだはずの息子が訪ねてくる…ということで幽霊ものかなと思いながら読み進めた...
こちらはシリーズ自体知らず本屋をぶらぶらしていたら見つけたもの。 シリーズの中の一冊だけど、この巻だけ読んでも分かるお話。 初夏の訪問者ということで梅雨の時期に買ったのだけど読み終わったのが冬だった。 死んだはずの息子が訪ねてくる…ということで幽霊ものかなと思いながら読み進めた。 読んでいくうち謎が分かりそんな育て方していいの?という気持ちになったが主人公の 「命とは本当はもっと自由なものかもしれない 宇宙からの預かりものをしているだけのような」 という考えに自分自身の生い立ちのコンプレックスも癒されていくように思った。
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*紅雲町でお草が営むコーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」では、近頃町にやってきた親切で物腰がスマートな男のことが話題になっていた。ある日彼は小蔵屋を訪ね、お草に告げる。「私は、良一なんです」。お草が婚家に残し、3歳で水の事故で亡くなった息子・良一。男はなんの目的で良一を騙るのか、それとも、あの子が生き返ったのか──?ほろ苦くも胸を打つ、待望の第8弾* 今作も様々な日常の小さな事件?が交差しながら進むので、忙しく文字を追っている間に読了。 亡くなったはずの息子が訪ねてくるなんて、どれだけお草さんの心が乱れたことか…と、途中まではこちらの方が心臓が痛くなるような心持でしたが、最後は爽やかな締め方でホッ… 以前は一巻くらい飛ばしても大丈夫でしたが、ここ何作かはシリーズらしく前作からの続きで物語が進むので、きちんと順序通りに読んで覚えておかないと、なんだっけな?と面白みが半減している傾向が。バクサンが筆を折った事情なんて遠い昔に斜め読みした記憶しかない… あと、第何弾かがもう少しわかりやすいと助かるのにな。シリーズが長く続いているので、ちょっとごちゃごちゃしてきた感があります。自分の中でも整理せねば。
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お草さんのもとに三歳にして亡くした息子良一を名乗る男が現れる。疑心に揺られながら何度か会い話を聞く。お草さんの切ない過去、その男の生い立ちにため息が出た。人それぞれ人生を経て今があるのだとつくづく思う。そして、お草さんが営う小蔵屋だが試飲のコーヒーとちょっとした小間物や食器類を求...
お草さんのもとに三歳にして亡くした息子良一を名乗る男が現れる。疑心に揺られながら何度か会い話を聞く。お草さんの切ない過去、その男の生い立ちにため息が出た。人それぞれ人生を経て今があるのだとつくづく思う。そして、お草さんが営う小蔵屋だが試飲のコーヒーとちょっとした小間物や食器類を求めて訪れるお客さんへの心遣いが暖かい。久実さんも健気で一ノ瀬さんとのこと上手くいくといいなと思う。地元情報誌のお草さんのお悔やみ報道には回りはビックリ。心配する人たち、お草さんの人柄が伺える。
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草の前に表れた良一を名乗る男。 誠実そうなこの男は、死んだはずの息子なのか、詐欺師なのか。 騙す為の嘘、正しい道へと導く為の嘘、相手を思いやる為の嘘。 嘘、とは言えないハプニングも最後にはありましたが(笑) 戦争、アート、破綻した夫婦生活、失った息子。 辛い過去が蘇るが、終盤、キクとの再会が胸を打った。 「小蔵屋は、和食器とコーヒー豆だけのお店じゃないのよ。だから、愛されるの」 久実ちゃん、良いこと言う。 草、久実ちゃん、江子、石井、キク。 女性達は逞しく、強い。
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真相が早く知りたくてジリジリしながら読み終わりました。お草さんがただお人好しってだけの主人公じゃなくて人間味があるところが良いですね。 それにしても一冊読んでなかったのがあるのに気づいてショック。
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