探偵は教室にいない の商品レビュー
暗めの話ばかり読んでたから、明るめの話がいいなと思って。人が殺されたりするのは嫌だけど、ミステリは好きという人におすすめしたい一冊。
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ある日突然差出人のわからないラブレターを貰った女子高生の真史。少し変わったところがあるけど勘が鋭い幼馴染に誰がくれたのか相談した。 あんまり入り込めなくて途中で読むのやめてしまった。鮎川哲也賞を取ったという事で読み始めたのだけど残念。
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Audibleで読了。 中学生の気持ちをざわつかせる、校内で起こるアレコレ…ラブレターに始まり、合唱コンクール、クラスメイトの二股疑惑?そして家出…ちょっともやっとした事を、妙に大人びて変わったキャラの幼なじみを思い出し、相談してみることに!
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一二話は謎が残る(読者が考察でだいたいの答えが導ける)終わり方をしていて、個人的にはよかったと思う。それ以降は良くも悪くも普通だと思いました。そんなに起伏もないので軽い気持ちで読めると思います。
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'24年1月5日、Amazon Audibleで、聴き終えました。川澄浩平さんの作品、初。 あるブックチューバーが勧めてて、audibleにあったので「ラッキー!」と聴き始めましたが…以前に途中で止めた作品でした。トホホ╮(╯_╰)╭ で、今回は気づかず...
'24年1月5日、Amazon Audibleで、聴き終えました。川澄浩平さんの作品、初。 あるブックチューバーが勧めてて、audibleにあったので「ラッキー!」と聴き始めましたが…以前に途中で止めた作品でした。トホホ╮(╯_╰)╭ で、今回は気づかず最初から聴き始めて…まあ、楽しく聴き終えました。高校生の主人公たちが、可愛らしかったです。
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ミステリは好きだけど青春ミステリは好きじゃ無いという偏屈な見方で読み始め、読了する頃にはすっかりキャラクターを好きになっている自分がいた。 ここ最近ドキュメンタリーや年相応の悩みに沿った小説を読んでいたせいもあって、中学2年生という世界観が、珈琲ばかりの生活の中で時折飲むミルクコ...
ミステリは好きだけど青春ミステリは好きじゃ無いという偏屈な見方で読み始め、読了する頃にはすっかりキャラクターを好きになっている自分がいた。 ここ最近ドキュメンタリーや年相応の悩みに沿った小説を読んでいたせいもあって、中学2年生という世界観が、珈琲ばかりの生活の中で時折飲むミルクココアがとても美味しく感じるように微笑ましい味がして楽しかった。個人的には北海道の聞き慣れない地名がたくさん出てきたのが、わくわくした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
学校に行かない幼なじみに、学校で起こる謎を相談し、解決する話。 米澤穂信さんの古典部シリーズに少し似た雰囲気。 4つの短編で、よみやすい。 続編も読みたい。
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ミステリー+青春もの。 主役は中2のウミと幼馴染の歩、仲のいいクラスメイトたち。 高校生ほど大人びてはなく子どもっぽくもなく、中学生だからこその心の揺れ方。 爽やかでいいです。 探偵役の歩もウミもキャラが立っていて読みやすかったです。 それにしても歩は甘いものに目がなさすぎる。
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中学生の学生生活を主題とするのって案外難しいと思っていて、高校生のように皆が一応は青年期に入っている年齢の方が、成長するにも恋するにも謎を解くにも話をある程度フクザツにしやすい気がする。 それで本書なのだが、うまいな、と感じる。 例えば、同じバスケ部でもある友人と、クラスメート...
中学生の学生生活を主題とするのって案外難しいと思っていて、高校生のように皆が一応は青年期に入っている年齢の方が、成長するにも恋するにも謎を解くにも話をある程度フクザツにしやすい気がする。 それで本書なのだが、うまいな、と感じる。 例えば、同じバスケ部でもある友人と、クラスメートの前なのに部活の時のノリで会話してしまったことに悩む、など、中学生の心の”機微”のくみとり方が巧みだ。探偵役の歩にしても、高校生でこの喋り方だとキャラ付けが過剰だと思うんだろうけれど、中学生なら納得できる。 お気に入りの一編は、みんなで余市に行く話。 「謎」自体は割合単純で「まあそんなもんだよね」的な解決をしていくんだけれど、その割に「あからさまな回収はしていないけれど、あれ、伏線だったんだよね」って記述がそこかしこにあって、ミステリを読んだ満足感が得られてよかった。
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中学生の日常の謎で安楽椅子探偵もの バスケ部に入っていて、自分の身長が高い事を気にしている海砂真史 とある日、机に差出人不明のラブレターが入っていた ラブレターの相手は誰なのか? 近しい人にも相談しにくいため、母親同士が旧知の中で幼馴染だが小学校入学前から9年間会っていない鳥飼...
中学生の日常の謎で安楽椅子探偵もの バスケ部に入っていて、自分の身長が高い事を気にしている海砂真史 とある日、机に差出人不明のラブレターが入っていた ラブレターの相手は誰なのか? 近しい人にも相談しにくいため、母親同士が旧知の中で幼馴染だが小学校入学前から9年間会っていない鳥飼歩を訪ねる 鳥飼歩は昔から頭が切れ、小学生のときにちょっとした事件を解決した事もあったという 果たしてラブレターの差出人の正体とその意図とは? 全4話で、海砂真史とそのバスケ部の友人、栗山英奈、岩瀬京介、田口総士のそれぞれにまつわる日常の謎 1話 Love letter from… 2話 ピアニストは蚊帳の外 3話 バースデイ 4話 家出少女 海砂真史が受け取ったラブレターの差出人 岩瀬京介が校内合唱コンクールの伴奏を降りた理由 田口総士が彼女と会うことを避けた理由 海砂真史の家出先 日常の謎ではあるんだけど、その謎は友人だからこそというものが多い 普段はマメな人が返信が遅かったとかというのは、普通ならそんな事もあるで済ますけど、親しい人だからこそ気になる違和感 些細な言い回しから、知識と思考を読んで特定の相手だからこその答え この年代の友人同士の微妙な関係や親しい距離感など、青春物語としても眩しく感じる
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