たそがれ大食堂 の商品レビュー

坂井希久子(著者)

2023/02/27

シンママとして頑張る主人公の設定がとても素敵でした〜
若すぎる主人公よりも、こっちのほうが素敵。数々の料理も、映像で見てみたいです

2023/02/25

映像化希望！！
デパートの大食堂を舞台にしたお話。
読み終えたそばから、もう一度読み返しました。
昭和レトロなメニューが出てきて、懐かしさを感じられたのはもちろん、女性たちの関係性の変化も読みどころの1つ。

2023/02/21

百貨店の食堂。
正直一度も行ったことはないし何の思い出もない。
それなのにこんなにも懐かしさに胸がきゅっとなるのはなぜなんだろう。
私のものではない思い出と風景が頭に止めどなく流れ込んでくるような不思議な体験。
そして廃れてしまった今、それを取り戻そうとそれぞれの思いを胸に努力する従業員たちに胸が熱くなった。

2023/02/17

ああ、懐かしい。
幼い頃、両親に連れていって貰ったデパート最上階にある大食堂を思い出す。

ショーケースに並ぶ色とりどりの美味しそうなメニュー。
でも結局選ぶのはいつもお子様ランチ。

そんなノスタルジックな記憶を呼び起してくれる本作は、存続の危機に瀕していた大食堂を起死回生させるお仕事&グルメ小説。

昭和の香りを感じながら心地良い時間が流れる。

従業員達がぶつかりながらも、同じ目的を持って奮闘する姿に心打たれる。
一触即発かと思われた人達が互いを知り、分かり合える心地良さ。

マルヨシ百貨店バンザイ！
古き良き大食堂バンザイ！

2023/02/14

ノスタルジックな美味しさ。
ナポリタン食べたくなった。
(思い出補正のかかってない、本当に美味しいナポリタンって存在するのだろうか…)

心地良く読める。みんなそれぞれのスタイルで熱意があっていい。好きな感じの元気が出る本だった。

2023/02/11

面白かった！！
最高にスッキリする本やった。

わかりやすいピンチをさくさく小気味よく解決していくスピーディさが最高。

しかも題材が「レストランの食堂」っていう、誰もが何かしらの思い出がある場所っていうね…。

最高やった。
これは、めちゃくちゃしっかり残しておきたい本やな。

連作短編っていうのもいい。登場人物もみんないい感じの人なのも、いいね。

レストランの食堂といえば、わたしはそこまでなじみがない…かもしれない…？

どっちかっていうと、三番街地下（梅田）のレストランのほうがピンとくるかもな。笑。

時代やな。

ああ、素敵な本を読んだ。うれしい。

2023/01/19

地方デパートの最上階の大食堂、
懲罰人事で食堂のマネージャになった
美由紀、若社長が外から引きぬいてきて
新しく料理長になった智子、そのほか
副料理長やデパートの受付嬢、大食堂の
スタッフ等々がぶつかり合いながらも
どんどんとメニューをリニューアルしていき
最後にお子様ランチにまとめたところで
美由紀の懲罰人事の原因になった事とも
絡み合っていくストーリーがベタながらも
面白かった。なんて言ったって若社長が
ベタにバカ社長なのがいいっｗｗ
個人的には「す」が入った昔ながらの
プリンののったお子様ランチを食べたい。

2023/01/07

読み始めたら、おそらくモデルは、よく知っている土地のよく知ってる百貨店で、その時点で掴まれてしまった気が。
ストーリーも楽しくて、一気読みしました。読み終わって、お子様ランチが食べたくてたまらない。

2022/12/28

デパートの食堂を残すために従業員が奮闘する物語。
皆で協力して立ち向かう。そして世代を超えて友情を築く。いいねいいね！
頑張れ！と応援したくなりました。

余談ですが、デパートの食堂って確かに子供の頃魅惑の場所だったなぁ。メイン以外にプリンをたのんでもいいとなったらもう誕生日とクリスマスが一緒にきたっ！っていうくらい。笑

2022/12/05

女性たちが団結して、若社長や元夫と戦う話だが、嫌な感じ(フェミニズム的な)はせず、すっきりした読後感。