子のない夫婦とネコ の商品レビュー

群ようこ(著者)

2022/12/04

短編5話全てにイヌ、ネコが出てきて、飼っている人ならあるある！と思いながら読めるはず。
私も16年間ネコと暮らしていましたが、先日なんの前触れもなく突然、虹の橋を渡っていってしまいました。なので、読みながらリアルに思い出してしまい、涙がでたりしましたが、ほっこりする話ばかりなのでオススメです。

2022/11/26

ネコ好きもここまでくると病気か？と若干引きながら読了。何をしても泣く夫たち、後期高齢者となってからネコを飼い始め、ネコにお金を捧げる実母。イヌ、ネコは確かに可愛いし、癒されるだろうけど…この前『ペットの命にいくら払えますか？』系の本を読んだばかりだから、楽しい！可愛い！が全面に出てくるこの本は楽しめなかった。

2022/11/25

動物と暮らすほのぼのとした生活を題材に5話は、ほっこり癒されました。
動物を飼うと生と死にも向き合わなくてはならないけど、そこには縁というのを運んできてくれたりで、動物と暮らすことは生活に潤いをもたらしてくれます。。
うちにも2匹のワンコがいますが、動物と暮らしていると、あるあるのお話に頷きながら楽しく読みました。。

2022/10/11

群さんのネコが登場する作品を多々読んでいますが、どれも優しい物語ですね。癒されます。
ネコと暮らしている身としては、頷いてしまうくらいあるあるが詰まってます。

2022/08/30

　短編５編。
　どれも動物と暮らす楽しさを、改めてかみしめる事ができるお話だった。
　「男やもめとイヌ」が微笑ましくて良かった。

2022/06/24

お話全て良かったぁ〜
犬猫好きの人にはたまらんなぁ
最近は60過ぎたら保護犬を譲ってもらう事にも厳しい条件があるみたいだけど、年寄りほど身近にワンちゃんネコちゃんがいると嬉しいし元気になるよ

2022/05/28

穏やかな気持ちで読める安定の群さん。
動物愛たっぷりの短編集。
犬やネコの表情やちょっとした仕草まで、可愛さがたっぷり味わえました。

住宅事情で飼えなくて、お散歩中のイヌや町ネコとの出会いを密かな楽しみにしてる私。
読みながら和んだし、読後はやっぱり家族に迎えたくなりました。
ネコ好きさんは共感ポイントたくさんだと思います。

2022/05/02

短編5作品、
子のない夫婦とネコ
男やもめとイヌ
中年姉妹とネコ
老母と五匹のおネコさま
歳の差夫婦とイヌとネコ

動物を飼ったことがないのですが、イヌやネコがいる暮らしとはこんな風に心満たされるものなの？とちょっと憧れる暮らしと生活ぶりでした。

2022/03/15

表題作の他にも合計５編の短編集。とっても平和。
子供や若い人などは全然出て来ず、どれも中年以上の夫婦（または独り身）とねこ又は犬、という取り合わせが新鮮で面白い。

自分自身も夫婦と猫で暮らしているので、至極共感できるところが多数。
特に表題作の「子のない夫婦とネコ」の中での「体のどのパーツを見ても、かわいくないところがひとつもないのだった」という表現に「そうそう、そうなんだよー！」と嬉しくなった。
他にも、可愛がっていた猫が亡くなってしまった時の
「動物は人間よりも生死に関して深く考えて生きているわけではない。もちろん彼らにも喜び、悲しみはあるけれども、死に関してはあっさりしている。あまりに人間が悲しみすぎると、亡くなった動物たちは困ってしまうので、暮らしていた時の楽しかったことを、たくさん思い出してあげて欲しい」
「新しい動物を飼うのは、亡くなった子に申し訳ないという気持ちはあるだろうけれど、毎日嘆き悲しんでいるよりも、新しい子を自分と同じように可愛がってもらったほうが、亡くなった動物も嬉しい」
「一度縁のあった動物は、一生お付き合いが続くみたいだから、ご縁ができた子がいたら、前の子が戻ってきたと思って、また可愛がってあげて」
ーーーーという言葉。覚えておきたいと思った。

2022/03/04

日々の暮らしの中で感じる大小様々な嫌悪感…
でもそんな事どーでもいーやという気持ちにさせてくれる位の癒し小説。
ほっこり温かい。
やっぱり群さんの小説好きだなぁ