1,800円以上の注文で送料無料

本屋の新井 の商品レビュー

3.2

21件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    6

  3. 3つ

    10

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/08/10

レビュー数見て初めて「こんなに読んでたのか〜」となるので、ひと月に何冊読むのかいきなり訊かれてもわからない。読書は日常です。 「自分の中にある点が本を選ぶ」、というのがとてもしっくりきました。本をオススメされるのは好きだけど、自分自身はオススメするのは難しい。読んでる本が偏って...

レビュー数見て初めて「こんなに読んでたのか〜」となるので、ひと月に何冊読むのかいきなり訊かれてもわからない。読書は日常です。 「自分の中にある点が本を選ぶ」、というのがとてもしっくりきました。本をオススメされるのは好きだけど、自分自身はオススメするのは難しい。読んでる本が偏ってるのもあるけど…… わからないから面白い、というのも。わからない本=面白くない・嫌い、とレビューで書かれてたりしていると、(その時点でのあなたは面白くなかったのね…)と思いつつもやもやしてましたが、わからなくてもその本の価値は揺るがない。それでいいんだな。 わたしもわからない本あるけど、早すぎたのかも…となる本とNot for meか〜となる本と、あります。 発行は2018年なので、現在本屋の紙袋も有料になってることにどんなお気持ちなんだろうな…と思ったりしました。 新井さん、面白いなぁ。

Posted byブクログ

2024/05/06

書店員さん目線の日常エッセイを読んでみたくて購入。 有名な書店員さんにも関わらず、存じ上げませんでした。(ごめんなさい) 1番なるほどと思ったのは、紙袋サービスのあれこれ。 これってユーザー目線だとほんとにありがたいし、軽くほしいと思っちゃうんだけど、実際に自分が提供する側だと...

書店員さん目線の日常エッセイを読んでみたくて購入。 有名な書店員さんにも関わらず、存じ上げませんでした。(ごめんなさい) 1番なるほどと思ったのは、紙袋サービスのあれこれ。 これってユーザー目線だとほんとにありがたいし、軽くほしいと思っちゃうんだけど、実際に自分が提供する側だと思いがけず高くてびっくりしちゃうんだよな〜。 今となっては有料になっているところがほとんどだけど、全然それでいいと思う。 本の紹介もされていたので、何冊か気になるものがあった。 「ゆる自炊book」 「暗い夜、星を数えて」 電子書籍について言及しているのも面白い。 星2つなのは作品がどうこうではなく、単純に私に合わなかっただけです。 なんでか読みにくかったのです。 それぞれの好みの問題なので、気になる方はぜひ読んでみてください。

Posted byブクログ

2024/05/03

仕事中でも、ずっと考え事してるんだろうなというのが伝わってきた。 綾瀬まるさんの本が気になったので、これを点にして、読んでみたいと思います。

Posted byブクログ

2023/10/21

カリスマと呼ばれる元書店員・新井さんはどんなときに何を思ってお仕事していたのか、頭の中を覗き知れる興味深い一冊。 言い回しや例えが絶妙で、読んでいて面白かった! 共感する部分と、そういう考え方あるんだーという発見部分が同じくらい。 「腰を屈めたままサーチライトの目で、店内の端...

カリスマと呼ばれる元書店員・新井さんはどんなときに何を思ってお仕事していたのか、頭の中を覗き知れる興味深い一冊。 言い回しや例えが絶妙で、読んでいて面白かった! 共感する部分と、そういう考え方あるんだーという発見部分が同じくらい。 「腰を屈めたままサーチライトの目で、店内の端から端までを高速移動する。」 ここの言葉選びのセンス好きだな〜!

Posted byブクログ

2023/08/15

書店員の愚痴のような独り言を面白可笑しく語るエッセイ。 痛快さ、爽快さを兼ねており、例え話がまた面白い。 書店員の仕事、本屋さんが本当に好きなんだなというところが文章から伝わってくる。

Posted byブクログ

2023/07/08

書店人でストリッパーという著者に興味津々で読んだけれど、共感できる部分と理解しがたい部分と半々くらいかな。世代違いもあるからそんなもんか。書店員としてはピカイチの働きをしただろうなとも想像できる。この人は自分の人生を楽しんでいるんだろうことも分かる。ただ今後追いかけてまではないか...

書店人でストリッパーという著者に興味津々で読んだけれど、共感できる部分と理解しがたい部分と半々くらいかな。世代違いもあるからそんなもんか。書店員としてはピカイチの働きをしただろうなとも想像できる。この人は自分の人生を楽しんでいるんだろうことも分かる。ただ今後追いかけてまではないかな。

Posted byブクログ

2023/05/26

新井見枝香(1980年~)氏は、東邦音楽大学中退後、三省堂書店有楽町支店のアルバイト社員を経て、契約社員、正社員となり、池袋本店、営業本部、神保町本店に勤務した後、HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGEを経て、同渋谷支店。三省堂勤務時より、カリスマ書店員として注...

新井見枝香(1980年~)氏は、東邦音楽大学中退後、三省堂書店有楽町支店のアルバイト社員を経て、契約社員、正社員となり、池袋本店、営業本部、神保町本店に勤務した後、HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGEを経て、同渋谷支店。三省堂勤務時より、カリスマ書店員として注目を集め、新井氏が個人的に推す本に贈られる「新井賞」を2014~2020年に主催した(同賞は、芥川賞・直木賞発表日の夜に発表され、売上が直木賞受賞作を上回ったこともある)。 本書は、2017年発表の処女エッセイ集『探してるものはそう遠くはないのかもしれない』に次ぐ2作目であり、2018年に出版、2021年に文庫化された。尚、初出は出版業界の専門誌「新文化」の連載コラムである。 内容は、本や書店における日常をテーマに、新井氏の思いを徒然に綴ったもの。 私は、ノンフィクション物を中心に本をよく読む方であるが、本や読書について書かれた本はやはり好きで、今般偶々新古書店で本書を目にし、手に取った。 一読して、著者の、ネタを見つける鋭い感性、及びそれをキャッチ―な表現にする技術の高さに舌を巻いた。カリスマ書店員として、ヒット作を次々と世に送り出したのもむべなるかなである。 それにしてもである。著者は「はじめに」で次のように書いている。「現役書店員によるコラムは、ネタが尽きることもなく100回以上続いている。その間にたくさんの書店がなくなり、多くの仲間が業界を離れていった。それでも、書くことで何かを変えたいという気持ちは未だに湧いてこない。本屋で働くことに、特別な意味を見出せていないし、無理に続ける気もないのだ。仕事がなくなれば別の仕事を探すまでよ。それは、悲しいことでもかわいそうなことでもない。ちょっと面倒くさいだけの話だ。」 本が好きであること、書店員の仕事が大好きであることは、本書のあちこちから滲み出ているにもかかわらずである。 著者はおそらく、何を売ってもカリスマ店員になるのだろう。しかし、著者が書店員になったことは、本人のみならず、そして、著者が勤める書店のお客さんに限らず、このように本書を楽しめる我々にとってもラッキーなことに違いない。 (2023年5月了)

Posted byブクログ

2023/04/26

本屋の本音が詰まってて面白かった、文体から明るさが伝わってくるエッセイって素敵。少しでも袋代を取る大切さや、、、とか書こうと思ったけど何にも記憶にないのがこの本の良いところなのかも知れない。ああやはり本屋を舐めてはいけない。

Posted byブクログ

2022/10/02

以前セブンルールに出て気になっていた書店員・新井見枝香さんの本。 今さらながら購入、読了。 うーーーむ、まあまあという感じだったかなぁ… 「絶対読むべき!」ってところまでは来なかった…というのが正直な感想ですね。 でも、パラパラと気付かされることもありました。 特に『私の「本...

以前セブンルールに出て気になっていた書店員・新井見枝香さんの本。 今さらながら購入、読了。 うーーーむ、まあまあという感じだったかなぁ… 「絶対読むべき!」ってところまでは来なかった…というのが正直な感想ですね。 でも、パラパラと気付かされることもありました。 特に『私の「本が好き」という100の気持ちのうちの何%かは、「本が好きな私がすき」という気持ちである』とか、めっちゃ分かるなぁと…(笑) 無自覚的に恥ずかしくて自分の中で黙殺してたこの感情を素直に認められたのは、こんなにも本好きな新井さんが認めてくれたからかと(´∀`) 「新井賞」を含めて気になるオススメ本がいくつか出てきたので、それも読んでみようかなと。 ひとまず…また積読が増えそうだ…(´∀`) <印象に残った言葉> ・せめて焼き鳥屋のホスピタリティを見習いたい。(P38) ・必ずしも「売れている本=誰にとっても面白い本」ではない。なぜなら本は、基本的に買った後に読むものだからだ。(P87) ・現状維持です(P182) ・それでわかったことといえば、私の「本が好き」という100の気持ちのうちの何%かは、「本が好きな私がすき」という気持ちである、ということだ。だからもう、「純粋に本が好き」幻想とはおサラバしよう。アホらしい。どんな大恋愛にだって打算はあるし、他人の目なくしてなりたい私にはなれない。(P182) ・彼はまだ、電車に乗ってこない。(P183) 気になった作品 ・坂の途中の家、角田光代 ・Aではない君と、薬丸岳 ・暗い夜、星を数えて(震災ルポ)、彩瀬まる ・夜空はいつでも最高密度の青色だ、最果タヒ <内容(「Amazon」より)> 本は日用品。だから今でも売ってます。オススメです!と言いふらしたい本に出会えると本屋の仕事は楽しいのです。
ときに芥川賞・直木賞よりも売れる「新井賞」を独自に設立した型破り書店員が綴る「本屋の裏側」。その仕事を知れば、本屋を覗き、並んだ本を手に取り、本を買うのがさらに楽しく、愛おしくなる!

文庫になりました。
3年経っても相変わらず
「本屋の新井」です。

本は日用品です。

売れない時代に売れたら、喜びもひとしお。
工夫の成果が見えるのも、売れない時代ならでは。
だから今日も、愛を込めてPOPを書きます。
誰に頼まれていなくても、たとえ1銭も出なくても、
読んでおもしろかった本についてしたためずにはいられないのです、書店員という生き物は。

Posted byブクログ

2022/09/25

ガツガツ書店員の仕事に邁進している感じ。 実際の新井さんを見てみたい。 ちょっと思ってた内容と違ったけど、するする読みました。

Posted byブクログ