カンバセーションズ・ウィズ・フレンズ の商品レビュー
めちゃ期待して読んだら、あんまり入り込めなかった、ところどころ描写がずらてる気がしちゃって。 そんなものなのかもだけど。ただ私に向いてないだけかもね
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フランシスのこじらせ具合が自分にも持ち合わせてるものでそれが明確に文章になってて、自分の感情はこういうものかと客観的に考えることができたし、共感できることが多かった。 それが難しいんだけど、自分の気持ちを素直にちゃんと伝えられればそれが一番。何故かそれがすんなりできず難しいんだけ...
フランシスのこじらせ具合が自分にも持ち合わせてるものでそれが明確に文章になってて、自分の感情はこういうものかと客観的に考えることができたし、共感できることが多かった。 それが難しいんだけど、自分の気持ちを素直にちゃんと伝えられればそれが一番。何故かそれがすんなりできず難しいんだけど…
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海外のベストセラー作品という新聞の書評で興味を持ち手に取ったが、全く面白さがわからなかった。妻帯者の男性との関係を持ったことで、元恋人でありながら親友との関係がうまくいかなくなる大学生の話。物語のほとんどが会話している内容で進む形。特に大きな出来事が起きるわけでもなく物語は淡々と...
海外のベストセラー作品という新聞の書評で興味を持ち手に取ったが、全く面白さがわからなかった。妻帯者の男性との関係を持ったことで、元恋人でありながら親友との関係がうまくいかなくなる大学生の話。物語のほとんどが会話している内容で進む形。特に大きな出来事が起きるわけでもなく物語は淡々と進んでいく。出てくる登場人物の言動に全く共感できず、私には難しい作品だった。
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内容に反して透明感のある小説。そのためか、主人公の人生に優しく寄り添うことができた。改めて、自分自身に孤独に向き合う誠実さを持ち続けたいと思わされる、読後感の良い本だった。若いって羨ましいけど…実は色々と大変なのだ!
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特に何かが起こる訳では無いけど常に主人公の緊迫した状態が伝わってきて、主人公が危ない選択をしてしまうんじゃないかってハラハラしながら読み進めた。どんどん不倫の沼にハマっていく主人公とニック、未練が残るボビー、他人と浮気していた過去を持ちながら自分が浮気されると嫉妬に狂うメリッサ、全員に弱い部分があって人間の本質が描かれているような気がした。周りの人間を素晴らしい人間、能力ある人間だと思い込みがちっていう言葉が刺さった。
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会話をするのは難しい。相手がどう思うか、傷ついてるのか、ってどんなに知った関係でも意外と分からないものだなと思った。特に自分の機嫌が悪かったり相手に馬鹿にされてるとか思って、相手に意地悪で言ってしまったりすることも普通にあるから。そうゆう時は「どうせこんな風にいってもあなたは傷つ...
会話をするのは難しい。相手がどう思うか、傷ついてるのか、ってどんなに知った関係でも意外と分からないものだなと思った。特に自分の機嫌が悪かったり相手に馬鹿にされてるとか思って、相手に意地悪で言ってしまったりすることも普通にあるから。そうゆう時は「どうせこんな風にいってもあなたは傷つかないし、私が何を思ってるかなんて分かりっこないだろうからね」みたいな気持ちになるよねー。みんなに少しずつ共感した。最後の終わり方も現代的?で良い。いいことと悪いことと、自分の気持ちと、周りの評価と、意外と噛み合わない行動するのが人間で、それによって世の中複雑になってる。 サリー・ルーニーさんの本は2作目。2作品読むと、彼女の普段考えてることとか、大学時代とかなんとなくわかった気になってしまう。きっとこのキャラクター達自身や彼女たちの友だちのような人なんだろうなと。反資本主義、家父長制反対、パーティで時事問題や文学作品について友だちと話す感じ。この人の本読むと、トリニティ大学のようなトップが集まる大学で文学や政治学を勉強してる学生たちはこんな感じなのかなーという面白い学びがある。正直、大学の友だちとそんな会話全然してなかったなぁ、。(学部的には国際政治や文化の話をしてても全然おかしくなかったけど。)日本だとそうゆう話って憚られるんだよなぁ。友達と仕事や恋愛について語ることはあっても、この社会のあり方や時事問題についての話をすることってほんとない。それって残念だなと思う。見て見ぬふりして関心を持たずに会話にも出さないことで、どれだけ日本社会が衰退してるか考えると悲しくなる。
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なんかなーー フランシスは友達がいなくて選ばれし完璧のボビーがいるから良い、私の価値観や考えはゆーて凡人とは違う、それは母親との関係性やアル中のお父さんありきでね…弱くないよ…って感じで 結局自分は愛されたいし求められたい ニックに依存してて、別に嫉妬とかしてねーしとか言いながらメンタルブレイクするというもうメンヘラやん まぁ弱い人は結局弱い、何も変わらないって事なんだろうがにしてもなー 最後ニック追い求めちゃうのは無い まぁ将来の仕事とかもあんま興味無さそうだし作家に絶対なってやるって感じでも無いし物事に興味ないというキャラ付けで激しく求められたいという乖離性 うーーむ 同情はする、哀れ
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最初はなかなか読み進められなくて、色々な知識がないのが悔しかった。 もっと理解できたらもっと楽しめるのになぁと。 物語は人間の矛盾する言動、言ってること、やってること、行動してることがしっちゃかめっちゃかなのが、読解力がないと厳しいと思いました。 お芝居の脚本みたい。 それが面白いと思えないとダメな小説と思いました。 語らない本は好きです。 その分自分じゃわからない本も多々あるけど。 ボビーとフランシスのような関係性が男女問わず増えていく気がしました。 確かになんで国家機関に委ねて形式化されなきゃいけないんだ?ってちょっと思ってしまった。 でも、確かにしっかり形にして安心したいみたいな側面もあるから、難しい問題だよなとも思う。 当人たちがよければ周りがごちゃごちゃ言わない、思わないみたいな世界になればいいのかなと思いました。
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どこを読んでも、文章が美しいと感じる本だった。 情景が浮かび上がり、その中に浸れるような感覚。 話の内容よりも、読んでいてその満足度を感じる方が大きかったかもしれない! あとは装丁好き!!!
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正直なところ、人生経験が浅いのでそんなにも人に対して特別な感情を抱いたことがなくイマイチ登場人物に共感することができなかった 他人と自分の家庭環境や容姿、価値観や金銭面を比べて自分って一体誰なのか?そこに私はいるのか?ってぐるぐる考えてしまうフランシスをどこか慰めてあげたい気持ちになった 若い子特有の知性と清々しいほど恋に翻弄される幼さのアンバランスなところが現代っぽいのですかね ボビーとフランシスの友人の枠を突き詰める関係性をこれからも続けていてほしい、依存しあっているのは実は自分たちなのかも
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