夜に駆ける YOASOBI小説集 の商品レビュー
YOASOBIさんの楽曲のもとになった物語の短編集みたいな本です。 MVから何となく物語の展開は予想していましたが、「あの夢をなぞって」がちょっと意外でした。 個人的には、やっぱり「夜に駆ける」が 一番好きかな… これを読んでまた楽曲を聴いてみるとまた少し違った見え方が出来るかも...
YOASOBIさんの楽曲のもとになった物語の短編集みたいな本です。 MVから何となく物語の展開は予想していましたが、「あの夢をなぞって」がちょっと意外でした。 個人的には、やっぱり「夜に駆ける」が 一番好きかな… これを読んでまた楽曲を聴いてみるとまた少し違った見え方が出来るかもしれませんね
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YOASOBI好きだなぁと思ってたけど、考えてみれば、「夜に駆ける」と「アイドル」位しかまともに聞いたことないや。 そんなにわか状態で、曲の原作小説を読むという。でもここから曲を聴いてみて楽しむと言う方法もあると思う。 小説自体は楽しいものだったので、今度は曲を聴いてみようか...
YOASOBI好きだなぁと思ってたけど、考えてみれば、「夜に駆ける」と「アイドル」位しかまともに聞いたことないや。 そんなにわか状態で、曲の原作小説を読むという。でもここから曲を聴いてみて楽しむと言う方法もあると思う。 小説自体は楽しいものだったので、今度は曲を聴いてみようかな。
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YOASOBIの『夜に駆ける』『あの夢をなぞって』『たぶん』『アンコール』の原作小説を収録。 曲→映画はかなりあったが、小説→曲というのは珍しい気がする。 曲から映画を作るとなると曲の内容以上に物語が必要となるが、小説から曲を作るとなると大幅に省いて伝える必要になると思う。 小説の面白さよりも小説の物語を上手く汲み取りつつ曲として成り立たせているのが凄い。 『タナトスの誘惑』 小説よりも曲を先に知っていたが、MVについて飛び降り自殺がモチーフと聞いたことがあった。 彼女が自殺をしようとしていることに気づいた彼氏が止めに行く物語。 死神を見つめる彼女とそれに嫉妬する彼氏のような構図が、死神は彼女で連れられてゆく彼氏に。 死のタナトス。 今作を読むと『夜に駆ける』をより深く理解できる気がする。 『星の雫お星の花』 予知能力がある男の子と女の子の物語。 個人的に前半はいい感じだったが後半から中だるみつまらなくなる。 子供の頃に読んでた携帯恋愛小説みたいな感じ。 『たぶん』 今作で一番好きな作品。 別れ同棲をやめた恋人との物語。 抽象的といったらいいのか分からないが、ふわふわとした人間らしい感情が描かれている。 一緒に暮らしていた部屋の家具などの位置を変えてしまう描写がとても切なかった。 『世界の終わりと、さよならのうた』 世界が終わる物語。 ピアノを弾く女の子とギターを弾く男の子の姿が脳内に浮かぶ。
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YOASOBIの楽曲、夜に駆ける、あの夢をなぞって、たぶん、当時未発表曲だったアンコールの世界。 曲→世界観を想像→熟成→原作小説 →想像とのギャップに悶えて喜ぶ! →いつも聴いてた楽曲なのに、新鮮な気づきがあって楽しい! 切り口の違う楽しみ方が2度3度と待ってました。
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YOASOBIの「夜に駆ける」の小説「タナトスの誘惑」を読んで衝撃を受けたことが忘れられず、こちらを読了。同じ世界観を小説からMVの映像から歌詞から曲から多面的に表現されているのはさすがなだなと思うばかり。 ありそうでなかったこのコンセプト、やりきらないとどれもこれも中途半端にな...
YOASOBIの「夜に駆ける」の小説「タナトスの誘惑」を読んで衝撃を受けたことが忘れられず、こちらを読了。同じ世界観を小説からMVの映像から歌詞から曲から多面的に表現されているのはさすがなだなと思うばかり。 ありそうでなかったこのコンセプト、やりきらないとどれもこれも中途半端になるところ、YOASOBIだから世に知られるまでになったんだな、ということがこの1冊だけでもよく分かる。 ぜひ、曲を聴きながら読みたい1冊。 ただ、今のご時世ネットで読めたりもするので、未読作品が結果少なかったのが残念。 でも、ネットで読みたい作品、紙の本で読みたい作品もあると思うので、あくまで紙の本も大切にしたいなと思う気持ちもあります。 これだけ売れっ子になってもこの世界観突きつめることを惜しまない「アイドル」もとても刺激を受けて、これからもYOASOBIの世界にどっぷりとハマりたいと思った。
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小説×音楽が斬新だと思った。 これまでの物語×音楽はタイアップがメインで、せいぜい物語の中のネタやフレーズを曲にも入れるくらいだった。けど、ここまでMV含めて世界を作り込むのはクロスメディア展開の新しい形だと思う。 物語自身に大きな伏線やどんでんがえしはなかった。
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YOASOBIさんの曲の原作小説をまとめたもの。個人的なオススメは「あの夢をなぞって」の原作小説。予知夢と現実を変えてはならないという掟の中で行動する2人の行動にドキドキさせられます!
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Yoasobiは原作の小説から歌を作るとのこと。 私の場合はYoasobiの歌を聞いてから小説。 歌を聞いてどんな物語なんだろうかと興味を持って、原作を読んでなるほどと感じて、その後また歌を聞くのが超面白い。そういう事なのねと頷けたりして、これ大いにハマっている。 原作はどれも超...
Yoasobiは原作の小説から歌を作るとのこと。 私の場合はYoasobiの歌を聞いてから小説。 歌を聞いてどんな物語なんだろうかと興味を持って、原作を読んでなるほどと感じて、その後また歌を聞くのが超面白い。そういう事なのねと頷けたりして、これ大いにハマっている。 原作はどれも超短編だから奥深さがないのに、よくまああれだけの楽曲をつくりあげたねと感心する。 「あの夢をなぞって」の原作はほぼイメージ通り。 「たぶん」なんか歌の方が想像力が働いてしまって原作より歌の方がコクを感じるくらい。 「ハルジオン」は歌から原作のイメージはつかなかったけど、原作とはまるで別物になっていて、しかも歌の方がいい。 一粒で二度おいしい…古いか、でもハマってしまう楽しみ方。他の歌も全部読んで、そのあとまた聞きて、納得したりニヤニヤしたりうるうるして何度も楽しもう。 (備忘録:怪物と祝福はスピード10で傾斜6)
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若い方に向けるために書かれた物語ではないはずだけれど、自分が中高生くらいならもっともっと刺さっただろうなと感じた。この小説がもとでYOASOBIの曲が生まれているわけで、時代に求められている。 物語としてはとても楽しめるし、センチメンタルな気持ちにもなるので、感受性豊かな年代に読...
若い方に向けるために書かれた物語ではないはずだけれど、自分が中高生くらいならもっともっと刺さっただろうなと感じた。この小説がもとでYOASOBIの曲が生まれているわけで、時代に求められている。 物語としてはとても楽しめるし、センチメンタルな気持ちにもなるので、感受性豊かな年代に読んでもらい。
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“新しい楽しみ方” YOASOBIのリリースした楽曲、「夜に駆ける」「あの夢をなぞって」「たぶん」「アンコール」「ハルジオン」の5曲の原作となっている小説集。短編集と言っても良いだろう。。 きっかけは、YouTuberのしらスタさんが優里さんの「おにごっこ」を解説している時、 優里さんの曲は楽曲間につながりがあってすごいということを口にしていた。 そこではっと思い出した。 YOASOBIの原曲の小説が本で出ていたような、、 それがこの本を読むきっかけ。 読んでみて、 新しい読書の仕方・楽しみ方を経験できてよかった。 MVを一度見て、小説を読んで、再びMVを見る。 MVの動画と小説の関連性。歌詞と小説のリンクするところ。楽曲では扱われていない箇所への気づき。 何をとっても新しい発見で、新鮮な経験だった。 私は、第2章「あの夢をなぞって」(原作「夢の雫と星の花」)が好き。 曲名と歌詞と小説が一瞬でリンクして、 2人とも予知夢を持っていて、お互いがお互いに告白される告白される夢を見ている、 という、結末がむちゃ気になる設定で、 ピュアな高校生の恋愛を羨ましくなる話。 両者ともに頑張ったんだけど、 最後は双見(女の子)が自分の未来を変える勇気(実際は変えていない)を出したことで、2人の未来はうまくいく。この要素は不確定であるが、そこがフィクションの世界の良さ。現実離れしているとは言わせない。 楽曲では一宮(男)の努力がほとんど描かれないという面白さもあった。 最近、自分は長編小説が好きなんだと気付いたよ。。
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