民王 シベリアの陰謀 の商品レビュー

池井戸潤(著者)

2021/10/16

ドラマが面白すぎたから、ちょっと期待してしまった。
総理大臣とバカ息子が入れ替わる設定が良かったんだな。
ウイルスのパンデミック、アメリカ合衆国議会議事堂襲撃事件、陰謀論etc、いろいろ取り入れたストーリーになっているが、いまいち盛り上がらず。

2021/10/16

読みやすく、面白い。
コロナウイルスに襲われた現実社会と重ねて、考えをめぐらせることができる。完璧の無い中での選択に対して、全体を舵取る難しさ。熱い想いが根底にあることが政治家にも会社員にも大事ですね。

2021/10/11

このご時世だからこそある意味リアルで楽しく読めました。
ちょっとリアル過ぎたり、まさかこんなことはあり得ないでしょと思う展開もあり、とても満足しています。

ウイルスをテーマにした作品が最近は増えているかもしれませんが、純粋に池井戸ファンなので最高に面白かった！この親子は期待を裏切らないなぁ。

2021/10/11

2021年72冊目。
本屋さんで見つけた時にはもう大興奮!!!この夏、ドラマ「民王」を見まくって過ごしていた。あー、このご時世に武藤総理(しょうちゃん?!)だったら良かったのにと何度思った事か…。そした、新作の民王の世界でも謎のウィルスが!読んでいて、現実か物語か分からなくなる。実際にこのパンデミックを経験したからこそ、よりリアルに感じた。小中都知事、こんな都知事は勘弁して欲しい、面白すぎるけどね!!!

2021/10/10

無理にウイルスなんてテーマ扱わなくていいのに。

無理に二世議員の布石のような流れにしなくていいのに。と、余計なところが気になってエンタメとしても楽しめなかった。

2021/10/03

　前作を読み返してから、この作品を読んでみた。
　凍土に埋もれていたマンモスの体内に極めて悪質なウイルスが眠っており、地球温暖化により、日の目を見なかったウイルスが復活するという奇想天外な政治小説。
　自民党の総裁選に絡めた時期の出版といい、ベストセラー狙いが見え見えか。内容というと、１作目のほうが圧倒的に良いと思う。政治を志す気概は、どちらの作品にも共通だが、ほろりとさせる場面は前作が上。最近、コロナがらみの小説が多いが、どれも付け焼き刃的であり、深みが足りない。
　「民王」シリーズは軽いタッチで、政治に無関心な人たちを啓発させるシリーズとして継続させてほしいと思う。