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民王 シベリアの陰謀 の商品レビュー

3.2

135件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

    45

  3. 3つ

    54

  4. 2つ

    21

  5. 1つ

    5

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2023/08/05
  • ネタバレ

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民王第2弾。コロナじゃないけど、ウィルスのパンデミックに関連した政治関連のお話。俺たちバブルとは全然違うテイストですが、こういった話もなかなか面白い。

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2021/10/24

コロナ禍における政府と東京都とのやりとりをフィクションにしたような二番煎じ感が否めない。 池井戸作品は好きだったが、これはイマイチ。 …でもやっぱり読み終わって、池井戸作品は良いって思った。(*^^*)

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2021/10/23

世の中を適度に反映させることで、考えさせられる部分もあったが、 それだけにコメディについて行けなかった部分がありました。映像ならより面白いのかな。

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2021/10/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

コロナウイルスもとい、マドンナウイルスが流行る。 人が凶暴化して狼男のようになるウイルスは、日本中で猛威を振るい、泰山の政策である緊急事態宣言に東京都知事は反発して感染爆発したりする。 それを何とか封じ込めるが、この話が面白いのは実はそのウイルスは企業が自社のお菓子に抗体を混ぜて販売して売り上げを伸ばす、企業戦略の一環だったことだ。 もっと面白いのは、そのウイルスの裏で本当に流行っていたのは暴動を巻き起こすウイルスで、ウイルスにより総理を弾圧したり集会を開いたりすること。総理は熱く語って評価された。 人間の行動とウイルスの関係は面白い。 ヒトヘルペスウイルス6はうつ病のきっかけになってる可能性があるらしい。幼い頃に感染しなりを顰めるが、免疫が落ちてくると発症し不安になる。 が、そのおかげで明日の食料が不安になり狩りの技術が向上したり産業革命が起こったのかもしれない。とのこと。

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2021/10/22

前作のコメディタッチの展開が、池井戸氏の新しい一面が見られて面白いと思った。が、今回はそれが逆に芝居染みているようで、安いドラマを見せられているように感じた。前の作品を超えなければいけないという気持ちもあったかもしれないが、それが不自然さを生み出し、話に入っていけない要因を作った...

前作のコメディタッチの展開が、池井戸氏の新しい一面が見られて面白いと思った。が、今回はそれが逆に芝居染みているようで、安いドラマを見せられているように感じた。前の作品を超えなければいけないという気持ちもあったかもしれないが、それが不自然さを生み出し、話に入っていけない要因を作ったのかもしれない。おもしろいはおもしろい。あまりに期待した私も悪いかもしれない。

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2021/10/21

人を凶暴化させるというウィルスに現役の大臣が感染した。その後もあらゆる所で、感染が拡大した。その対応に追われる武藤総理。発生源はどこなのか?調査するうちに、ある研究調査が浮上した。秘書や息子、公安などあらゆる人達を巻き込みながら、ウィルスの真相を探っていく。 テレビドラマ化も...

人を凶暴化させるというウィルスに現役の大臣が感染した。その後もあらゆる所で、感染が拡大した。その対応に追われる武藤総理。発生源はどこなのか?調査するうちに、ある研究調査が浮上した。秘書や息子、公安などあらゆる人達を巻き込みながら、ウィルスの真相を探っていく。 テレビドラマ化もされた「民王」の続編。 謎のウィルスを上手い具合にエンタメ系の小説になっていて、読みやすかったです。 ただ、政治といっても、表面的なことしか扱っていないので、肩透かし感はありました。 もう少し、政治を深掘りするのかなと思っていたのですが、派閥といった政治の裏の部分が垣間見えたり、現実と似ている状況を重視しているので、個人的にはちょっと違うかなと思いました。 現実にこういう政界があると思うと…ですが、武藤総理の真っ直ぐな思いには応援したくなりました。 周りの反対を押し切ってでも、国民のためを思う姿勢には心に響きました。 謎のウィルスということで、現実とはちょっと違った設定ですが、現実と似ている部分が多くあって、より実感が湧きました。ウィルスに翻弄される人々、対応する政治。これまでのことが思い出されましたが、これはこれとして面白かったです。 武藤総理だけでなく、お馴染みの個性ある人物も登場し、しっちゃかめっちゃかしてますが、クスッとする場面も多くあり、最後まで楽しめました。

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2021/10/18

衆院選前の今だからこそ読みたい。 政治ってなんだ。政治家ってなんなんだ。 問いを持ちながらワクワク読み進められる。 社会風刺に、ほっこりエピソードも。 これぞ、池井戸潤

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2021/10/17

池井戸潤にユーモア小説は似合わないし、期待もいていないのだが、池井戸潤の新作というだけで手が出てしまう。前作の民王の方がまだマシだったくらい。 マドンナウイルスが蔓延していく過程と、コロナ禍の日本国民のアホさと政治のありようを皮肉っているのはいいが、ふざけた描写がまさに現実とだぶ...

池井戸潤にユーモア小説は似合わないし、期待もいていないのだが、池井戸潤の新作というだけで手が出てしまう。前作の民王の方がまだマシだったくらい。 マドンナウイルスが蔓延していく過程と、コロナ禍の日本国民のアホさと政治のありようを皮肉っているのはいいが、ふざけた描写がまさに現実とだぶるから余計に腹立たしくなる。もうダメかというところから大逆転というセオリーが踏襲されているのは、池井戸小説らしくはあるが。

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2021/10/17

遠藤憲一と菅田将暉のW主演でテレビドラマ化もされた政治コメディの続編。コロナ禍をベースに現実世界を参照しながら陰謀論を軸に据えたストーリー。2020年の米大統領選を連想させる展開も。そして何よりこの小説自体もまた一つの陰謀論になり得るというメタ構造になっている。劇中に出てくる様々...

遠藤憲一と菅田将暉のW主演でテレビドラマ化もされた政治コメディの続編。コロナ禍をベースに現実世界を参照しながら陰謀論を軸に据えたストーリー。2020年の米大統領選を連想させる展開も。そして何よりこの小説自体もまた一つの陰謀論になり得るというメタ構造になっている。劇中に出てくる様々な描写を笑えないどころかゾッとするという意味で本作はコメディよりもホラーに近い。

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2021/10/16

ドラマが面白すぎたから、ちょっと期待してしまった。 総理大臣とバカ息子が入れ替わる設定が良かったんだな。 ウイルスのパンデミック、アメリカ合衆国議会議事堂襲撃事件、陰謀論etc、いろいろ取り入れたストーリーになっているが、いまいち盛り上がらず。

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