民王 シベリアの陰謀 の商品レビュー
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民王シリーズ 第2弾 今回は父との入れ替わりはしないので、少し寂しくはあるが・・・ 現代にあった 謎のウィルスの感染が軸になる。 次々と「マドンナ・ウィルス」に感染していく国民。 総理大臣の父:泰山と息子:翔にできることはあるのか。 謎のウィルスが「シベリアの永久凍土から」というのが、先日やっていたドラマ「日本沈没」と同じで、また、コロナが流行りだした時に どこかの大学教授が話してもいたので、目新しさはなかった。(本当にありそうだから怖いけど) ウィルスの陰謀が 大がかりで危険な割に 儲けが薄い気がするのは気のせいだろうか? やっぱり また入れ替わってもよかったかな。秘書 貝原でもいいから。
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この時期のウイルスネタの話だが入れ替え話は今回なし。ただ息子の翔のおバカぶりは程々で、時々冴えを見せる。泰山は意外と正義を貫き、国民の前で本音を話し最後には支持を得る、良いところが描かれているのが救いです。盛り上がりにちょっと欠けたかな。
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久しぶりの池井戸さん。 コロナ禍に苦しむ現代を描く内容だったが、 ストーリーがなんともいえない。 前回に続きコメディタッチなので、 飛ばし飛ばしで読んでしまう。 その中でも所々に、 鋭い視点、切り口があるので、 作家さん自体は好きやなぁと再認識。
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コロナウィルスのパロディ?それとも政治体制に対するアンチテーゼ? どちらにしても中途半端! 池井戸潤作品は娯楽として面白かったが、今回は駄作。
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首相武藤泰山に試練。マドンナと呼ばれる高西大臣が謎のウィルスに感染。国民の間で不安が広がる。感染爆発は防げるのか・・・ 新型コロナ禍で登場するキーワード、展開がかなり出て来るので、いい意味で復習、悪い意味で新味やや少な目。東京の新規感染者数とかPCR検査とかワクチンとか。 キ...
首相武藤泰山に試練。マドンナと呼ばれる高西大臣が謎のウィルスに感染。国民の間で不安が広がる。感染爆発は防げるのか・・・ 新型コロナ禍で登場するキーワード、展開がかなり出て来るので、いい意味で復習、悪い意味で新味やや少な目。東京の新規感染者数とかPCR検査とかワクチンとか。 キーワードはマンモス。その辺りに風味を感じられれば傑作、でなければ駄作。私の場合その中間辺りだった。
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かっこいい泰山。一国の総理はこうあってほしい。 信念を曲げず、弱き者の味方で権力に屈せず、その背中をみて翔も政治家を目指すことになるのね。 この新型コロナよりも、もっと恐ろしいウィルス(なんてたって人の感情に訴えかけて反逆精神を植え付けて暴徒化するなんて怖すぎ) まっそこは池井戸潤、暴徒化した民衆を前にひとり立ち向かって心に訴えかけた武藤泰山が勝利して収まってハッピーエンド。 にしても頼りになるのは、新田警部。いつも絶体絶命の時に現れて敵をノックアウトしてくれる。そこはフィクション。 で、都知事の小中もいつもパクリのフレーズをスピーチに取り入れてて笑ってしまう。 オヤジと呼ばれている城山もなんか曲者で裏切りそうだし。 これまたドラマ化するのかしら。 高橋一生の貝原さん(秘書)が見たいわ。
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ウイルスとの戦いがテーマ。節々に現実に起きたことや誰かがモチーフされているのがわかる。醜い政治劇の中でも自身の信念を貫く泰山がかっこいい。
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翔くんの成長、エンタメ小説ですね。 まさにコロナ禍の今の時代に生まれた小説。 暖かい終わりに心がホッとします。 私、池井戸潤ファンですが、池井戸さんの窮地から爽快一発逆転物が大好きです! 今回は敵が弱い!
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池井戸さんの本なので期待したけど、、、 ちょっと残念。 たまに垣間見える、コロナ禍での政治家のあるべき姿や、コロナは結局そこまで強毒性はなく、それを恐れた民衆の心への感染の方が、大きな問題である点など、池井戸さんらしい面は、良かったかな。。
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