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推理大戦 の商品レビュー

3.8

72件のお客様レビュー

  1. 5つ

    14

  2. 4つ

    24

  3. 3つ

    22

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

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2024/10/16

ブクログで読んでる人の感想を見て、見つけた1冊。自分だけでは出会わなかった本に会えるのもこういうアプリのよいところですね。 面白かったです。本の紹介文にありますが各国から推理名人?を集めて競わせるというストーリーですが、本の前半分は各国の名人たちがどのように優れているのかが1人...

ブクログで読んでる人の感想を見て、見つけた1冊。自分だけでは出会わなかった本に会えるのもこういうアプリのよいところですね。 面白かったです。本の紹介文にありますが各国から推理名人?を集めて競わせるというストーリーですが、本の前半分は各国の名人たちがどのように優れているのかが1人ずつ描かれてます。個人的にはマリウスくんの話が好きでした。 最初ページをめくっていた時は、推理合戦がなかなか始まらないことにじれったさを感じていましたが、各名人たちの抱えている背景やどのような点に優れているのかを先に読んで知ることでキャラに対する知識、思い入れが出るのでこの構成で正解なんだと思いました。思い入れが出来たことで後半部分で推理合戦が始まった時はこの人に勝ってほしい!この人だけは犯人(クローズドサークルの事件が起きます)にしないで!!と心の中で祈りながら読んでました。 最後に犯人が判明するあたりから、あれあれ?そんな設定あり?ってなりましたが、もしかしたら作者さんが引いていた伏線に気づいてなかっただけかもしれないので、そこは評価外ということで。 他の方も書かれてましたが名人達がとても魅力的だったので、個別に活躍する話をまた読んでみたいです。

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2024/06/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前半パートはそれぞれの参加者の紹介で後半パートが争奪戦で分かれている 名探偵対名探偵というとても熱くなる設定で個人的にはとても面白かった ただ聖遺物が偽物のオチは少し残念だった

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2024/05/12

題目に相応しく、推理という名の様々な銃火器がぶっ放される。ただ、結末はちょいと残念な傷跡を残された。

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2024/03/17

世界各国の名探偵が一堂に会し、聖遺物を争うという名探偵大集合ミステリ。どの名探偵も個性にあふれ、それぞれの特技を生かした推理による解決が面白かった。ただし、一番のメインになるはずの聖遺物を争う謎については、それぞれの探偵による多重解決を行おうとしているが、全体的に小物感があって尻...

世界各国の名探偵が一堂に会し、聖遺物を争うという名探偵大集合ミステリ。どの名探偵も個性にあふれ、それぞれの特技を生かした推理による解決が面白かった。ただし、一番のメインになるはずの聖遺物を争う謎については、それぞれの探偵による多重解決を行おうとしているが、全体的に小物感があって尻つぼみに感じた。すべての名探偵が出そろい、お互いに駆け引きしているところがピークだった。短編集でもいいので、個別の名探偵のエピソードの続きが読みたい。

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2024/01/08

キリストのイコンをかけた、世界各国の威信をかけた推理合戦が北海道のある別荘で開催されることとなった。 アメリカやウクライナ、日本、バチカンなどから派遣されてきた頭の切れる代表たちは、持ち前の特殊能力を駆使しながら、発生した殺人事件への推理を行う・ 雪に閉ざされたロッジ、容疑者は全...

キリストのイコンをかけた、世界各国の威信をかけた推理合戦が北海道のある別荘で開催されることとなった。 アメリカやウクライナ、日本、バチカンなどから派遣されてきた頭の切れる代表たちは、持ち前の特殊能力を駆使しながら、発生した殺人事件への推理を行う・ 雪に閉ざされたロッジ、容疑者は全員という状況の中、冷静な推理と論破が繰り返されていくのだった。 登場人物の自己紹介が割として、登場人物ごとの短編が先に来る構成。 この細かな人物詳細があることで、この推理大戦が、頂上決戦の有り様をより強く醸し出している。 どの人物も特異な能力で、その反面愛着の持てるキャラクターだ。 読んでいて清々しく、しだいに家族みたいな雰囲気すら出てくる。 事件解決後も、それぞれのキャラクターらしい後話と、ここで結ばれた親交が和やかに繋がる余韻を残し、 ミステリー小説ではあるが、なんだか微笑ましい仲間を覗いているかのような印象も受けた。

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2023/12/18

すごい能力を持った探偵(?)たち。 日本の北海道で見つかった聖遺物をめぐっての推理バトル! 前半部分がすごかっただけに、後半のオチがちょっと物足りなかった。 もっとみんなで推理バトルしまくってほしかったなー

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2023/11/24

世界的に貴重な「聖遺物」が日本で発見された。聖遺物争奪のために世界中の名探偵が集結。前半の各国の名探偵による謎解きや才能が楽しかった。

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2023/11/21

ある秘宝を「知恵比べゲーム」の 勝者に譲渡することになった という前提がまず提示され 5人の参加者がそれぞれ 集められるに至った経緯が描かれる。 この5人のうち4人の部分は 1人でひとつのミステリ小説でもあり 毛色が違う謎解きが味わえておもしろかった。 それに比べると、どうも...

ある秘宝を「知恵比べゲーム」の 勝者に譲渡することになった という前提がまず提示され 5人の参加者がそれぞれ 集められるに至った経緯が描かれる。 この5人のうち4人の部分は 1人でひとつのミステリ小説でもあり 毛色が違う謎解きが味わえておもしろかった。 それに比べると、どうも最後のゲームが 私の好みの「謎解き」じゃなかったなぁ。

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2023/11/15

これは楽しい!世界的に貴重な聖遺物をめぐって、名探偵たちが推理合戦を繰り広げる。その探偵たちはみなそれぞれ、ほとんど超能力と言っていい特殊な力の持ち主で…。これはもうケレン味たっぷり、と言うよりケレン味しかない設定で、普通なら紹介文だけでパス。でも似鳥鶏さんだから、迷わず手にとっ...

これは楽しい!世界的に貴重な聖遺物をめぐって、名探偵たちが推理合戦を繰り広げる。その探偵たちはみなそれぞれ、ほとんど超能力と言っていい特殊な力の持ち主で…。これはもうケレン味たっぷり、と言うよりケレン味しかない設定で、普通なら紹介文だけでパス。でも似鳥鶏さんだから、迷わず手にとって、期待通りとってもおもしろかったのだ。 名探偵たちの「力」が語られる前日譚の段階でワクワクする。どの人をとっても主人公としてシリーズができそうで、もったいないほどのネタの大盤振る舞い。特にウクライナのボグダンの章がいい。能力も勝利への切実さも、ピカイチではなかろうか。 最終盤の展開は、そうかこう来ましたかというひっくり返し方で、ほとんど反則でしょと思いつつ、イヤな感じは全然無い。そう思えるところが、著者を好きな理由だ。この終わり方だったら、シリーズ化を期待していいのかな。是非是非読ませてほしい。あ、でも市立高校シリーズが終わってないし、育休刑事もシリーズ化してほしい。そうそう、難事件カフェもまだ読みたい。ボチボチでいいから、よろしくお願いします。

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2023/09/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

日本で見つかった聖遺物を巡り世界中の特殊能力をもつ探偵たちが推理バトルを展開する。 アメリカからはAIを駆使した天才エンジニア、ウクライナからは思考能力を数十倍に加速できるクロック・アップ能力者、日本からは五感が特異的に優れた警察犬パドラー、ブラジルから嘘が見抜けるカルトの神童が参戦。 どの人物もキャラクターが確立されていて、各人の能力を紹介する逸話だけでも単行本にできそう。 それぞれが能力を使って推理をしそれを誰かが覆す。では犯人は誰なのか? トリックの説明だけではなく、登場人物の個性やユーモアによりとても読みやすく続きが気になってしまう一冊。

Posted byブクログ