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九十歳。何がめでたい 増補版 の商品レビュー

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26件のお客様レビュー

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2024/10/01

先に映画を観ていた。原作本というほどストーリーが同じわけでもなく、エピソード的に使われていた感じ。 まず文字が大きく読みやすかった。だいたいが軽快で楽しいエッセイだが、犬の話のところは(映画にもあったが)涙が出てしまった。

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2024/08/26

根っからのばあちゃん子だった私は今の若者の謎めいたXでの論争より佐藤さんが書いてる意見の方がふむふむとなって痛快でおもしろくて共感する事が多かった! でもこの本が凄く売れて映画化もしてるなら みんなこんな感じで言いたいことは言って怒ってパワフルに生きることに共感してる人の方が多い...

根っからのばあちゃん子だった私は今の若者の謎めいたXでの論争より佐藤さんが書いてる意見の方がふむふむとなって痛快でおもしろくて共感する事が多かった! でもこの本が凄く売れて映画化もしてるなら みんなこんな感じで言いたいことは言って怒ってパワフルに生きることに共感してる人の方が多いのでは??と思った! 長生きしてみたいと初めて思ったかも笑

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2024/07/27

面白かった。平積みになってて、たまたま目に入って。2017年のベストセラーって。じ。1歳になり、事故の年。本大好きだったのに、記憶にありません。悲しい。 と言うことで、ペラペラ読んでみたら面白い風だったから、買ってみた。 家でペラペラ読んでたら、面白い。と、TVで映画になり上映し...

面白かった。平積みになってて、たまたま目に入って。2017年のベストセラーって。じ。1歳になり、事故の年。本大好きだったのに、記憶にありません。悲しい。 と言うことで、ペラペラ読んでみたら面白い風だったから、買ってみた。 家でペラペラ読んでたら、面白い。と、TVで映画になり上映してますって言う。観ちゃう?折角だし。で、その日に観に行くことに。一緒に観る?と聞くと、みんな観るって言うwマジか?り。まで。じゃあ、と観てみた。面白かった。り。も面白いって言ってくれて良かった。家族(?)で映画。 残りも読んだ。やっと状況を理解した。そう言う本だったのか。良かった。 昭和一桁生まれに育てられた身としては、懐かしい。 細かいことに悩みなさんな、そんなこと、どうってことない、と、喝を入れてくれる人はもう皆死んで、誰も残っていない。ひとりぼっちなところへ、まだ生きている100歳近い人がいた。この世代が、この世代の価値観が、話し方が、たまらなく好きだ。この人の他の作品は読んでないけど(続編の98歳〜は読んだが)、それも読んでみようかなと思った。買って良かった。平積みにしといてくれた本屋の店員さん、ありがとう!

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2024/07/25

佐藤愛子さんのお名前は知っていたが、今まで著書を読んだことはなかった。世の中の身近にある出来事に想いを馳せてズバッと意見を述べていく様は、読んでいてとても清々しく感じた。ご本人は、「年老いた」とか「老衰」を感じているとのことだが、文面は本当に生き生きとしていて、今にも語りかけてき...

佐藤愛子さんのお名前は知っていたが、今まで著書を読んだことはなかった。世の中の身近にある出来事に想いを馳せてズバッと意見を述べていく様は、読んでいてとても清々しく感じた。ご本人は、「年老いた」とか「老衰」を感じているとのことだが、文面は本当に生き生きとしていて、今にも語りかけてきそうだった。 クスッと読めて、時々涙して、最後にはとっても元気を貰える1冊!

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2024/07/23

映画を観に行ける時間が無くて、先に本を読んだ。とても面白かった。クスクスと笑える話が多く、テンポよく読めた。自分の書きたいように書く!!と最後の方に書いてあって自分らしく生きる姿がかっこいいなと思った。

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2024/07/07

草笛光子主演の同名映画を観て「これはやはり原作も読まねば」と思って。 映画も面白かったが、本も期待に違わず面白かった。90歳を過ぎても真正直で豪快磊落な著者の本性が、憎めず愛らしく思える。ある意味、本当にお幸せな生涯の終盤に差し掛かっておられる。ウラヤマシイ限りだ。 考えてみれば...

草笛光子主演の同名映画を観て「これはやはり原作も読まねば」と思って。 映画も面白かったが、本も期待に違わず面白かった。90歳を過ぎても真正直で豪快磊落な著者の本性が、憎めず愛らしく思える。ある意味、本当にお幸せな生涯の終盤に差し掛かっておられる。ウラヤマシイ限りだ。 考えてみれば、彼女の本を読むのは今回が初めて。これを機に、もう少し読んでみよう。 そして付け加えると、本書がとても良かったのは、活字のサイズが「特大」で実に読み易かったこと。60代も半ばになると、読書も難儀なのだ。

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2024/06/30

まあ!なんて面倒くさいばあさんだ!と笑いながら読んだ。映画をみたので久し振りに読み返したのだが まったく元気な人で こちらが嬉しくなる人のホンだ。ある意味タフな時代を生き抜いてきた人の言葉だ。若い人が読むと違う意味で面白がれるのではと思いました。

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2024/06/29

映画を先に鑑賞し拝読。 やっぱり面白い!笑いながら読んだ 映画は笑いあり涙ありで良かったが 本は本でたくさんのエッセイが読めたので その分たっぷり笑えた 私は20代で「今どきの若者は、、」の対象であり 周りの年配者にも嫌みなどを言われたりするが はぁ、またかー始まったよと思うの...

映画を先に鑑賞し拝読。 やっぱり面白い!笑いながら読んだ 映画は笑いあり涙ありで良かったが 本は本でたくさんのエッセイが読めたので その分たっぷり笑えた 私は20代で「今どきの若者は、、」の対象であり 周りの年配者にも嫌みなどを言われたりするが はぁ、またかー始まったよと思うのみ。 ただ佐藤先生に関しては何故か笑えて そういう考え方もあるのかと素直に勉強になる 同じ内容でも言い方や伝え方次第でこうも変わる やはり日本語って面白いなあ

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2024/06/28

90歳になった佐藤愛子の世間や社会に対する口や怒りが笑ってしまいます。病院に行ってやっと診療してもらうと「年ですからね」とかで片付けられてしまう空しさ。学校でサッカーをしていた小学生がボールを誤って外に出してしまい、それを避けようとして怪我をしたお年寄りが1年後死去してその子の親...

90歳になった佐藤愛子の世間や社会に対する口や怒りが笑ってしまいます。病院に行ってやっと診療してもらうと「年ですからね」とかで片付けられてしまう空しさ。学校でサッカーをしていた小学生がボールを誤って外に出してしまい、それを避けようとして怪我をしたお年寄りが1年後死去してその子の親に5千万円の損害賠償が請求されたという現代の事件では佐藤氏の学校管理という前に子供の気持ちが大事だろうというのは共感する。 2024年6月28にち読了。

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2024/06/23

同名の映画に元気をもらい、翌日に文庫を購入。映画の筋書きは文庫版の内容が細部にわたるまで踏襲されているのだとよくわかった。 最近は身近な人や有名人の訃報が目につくようになりしゅんとしていたけれど、こういうラジカルな婆さんになりたいものだ。

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