九十歳。何がめでたい 増補版 の商品レビュー
面白かった。好き放題言いたい放題のエッセイが、こんなにウケるなんて、さすが佐藤愛子。年取るって、大変だけど楽しそうです♪
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オーディオブックで無料公開されていたので、試しに読んでみた。 この書籍は書店で見かけたことがあり、90歳の人の描く文章かぁ、面白そうだなぁとは思っていた。 しかし表紙のほんわかとしたイラストとは裏腹に、エッセイの中のおばあちゃんはぶち切れまくっている。 「90歳おめでとうご...
オーディオブックで無料公開されていたので、試しに読んでみた。 この書籍は書店で見かけたことがあり、90歳の人の描く文章かぁ、面白そうだなぁとは思っていた。 しかし表紙のほんわかとしたイラストとは裏腹に、エッセイの中のおばあちゃんはぶち切れまくっている。 「90歳おめでとうございます!次は100歳を目指してください」と言われても、「何がめでたいんだ!」と筆者はブチ切れてしまう。まさしくタイトルの通り。 最初はそれを新鮮に感じて面白く聞いていたんだけれど、どうしても理不尽な怒りみたいなものを感じてしまって途中からしんどくなってきた。 スマホが発達しすぎているとか新幹線が速くなりすぎているとか、そういう苦言を呈するのだけど、 テクノロジーの進歩に冷水を浴びせるような物言いに、自分はすごく苦手なものを感じた。 人生を90年生きたからといって、必ずしも深く円熟した良識みたいなものは育まれないんだなぁと、とても残念な気持ちになった。
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ベストセラーエッセイの増補版が出たとのことで手に取ってみた。あたしは佐藤愛子氏の半分以下の年齢だが、それでも共感できるところが多くて楽しめた。 自分がしていることは昔から変わらないのに、時代が変わったせいで、周りの顔色ばかり見て言いたいことが言えなくなっているためか、褒められることが不思議と仰るところが印象的。 ここまで長生きしなくてもいいけど、心意気は見習いたいw
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もくじ こみ上げる憤怒の孤独 来るか?日本人総アホ時代 老いの夢 人生相談回答者失格 二つの誕生日 ソバプンの話 我ながら不気味な話 過ぎたるは及ばざるが如し 子供のキモチは 心配性の述懐 妄想作家 蜂のキモチ お地蔵さんの申し子 一億論評時代 グチャグチャ飯 覚悟のし方 懐かしいいたずら電話 思い出のドロボー 思い出のドロボー(承前) ・・・
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エッセイなので軽~く読めます、 90年生きてきたからこそ感じる現代社会への違和感をズバズバめった切り、 小気味の良い言いたい放題で、怒る事がストレス発散になるようですね。 ユーモアたっぷりで面白かったです。 これは2016年に発刊された本で愛子さんはすでに97歳、 100歳に手...
エッセイなので軽~く読めます、 90年生きてきたからこそ感じる現代社会への違和感をズバズバめった切り、 小気味の良い言いたい放題で、怒る事がストレス発散になるようですね。 ユーモアたっぷりで面白かったです。 これは2016年に発刊された本で愛子さんはすでに97歳、 100歳に手が届いてきましたね、 「百歳。何がめでたい」も書いて下さるかしら?
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90歳すぎても佐藤愛子さんは書くことで心が元気。シャキシャキと大声でものを言い、怒りを発散させる。それが面白く心地よい。言われていることは共感することばかり。 人間は「のんびりしよう」なんては考えてはだめだということが、90歳を過ぎてよくわかりました。というおしまいの言葉は、これ...
90歳すぎても佐藤愛子さんは書くことで心が元気。シャキシャキと大声でものを言い、怒りを発散させる。それが面白く心地よい。言われていることは共感することばかり。 人間は「のんびりしよう」なんては考えてはだめだということが、90歳を過ぎてよくわかりました。というおしまいの言葉は、これから老いていく私の目標になった。
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