1,800円以上の注文で送料無料

ぼくは川のように話す の商品レビュー

4.2

46件のお客様レビュー

  1. 5つ

    15

  2. 4つ

    14

  3. 3つ

    6

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/01/07

2023.9.9市立図書館 CasaBRUTUSのこどもの本特集で紹介されていたのをみて、興味を持ったので借りてみた。 「川のように話す」とは? 「流れるように話す」とは? カナダの詩人と画家が組んでつくった絵本。主人公の少年は吃音があって気が重い学校生活を送っている。それを見...

2023.9.9市立図書館 CasaBRUTUSのこどもの本特集で紹介されていたのをみて、興味を持ったので借りてみた。 「川のように話す」とは? 「流れるように話す」とは? カナダの詩人と画家が組んでつくった絵本。主人公の少年は吃音があって気が重い学校生活を送っている。それを見守るお父さんが川遊びに誘って伝えてくれ、自分でつかみ取ったこと。巻末の文(すごくいい)を読むに、詩人本人の体験に基づいた作品らしい。読み終えて、典型的でめだつ吃音の周辺にはめだちにくいけれど吃音的な言語現象があり、だれしも濃淡あれど吃音と無縁ではないのだろうと改めて思えた。 シドニー・スミスの絵がすばらしい。写真とみまごうような表紙、場面と主人公の心情に寄り添うようにピントがくっきりあったりぼやけたり、水や光の表現がとてもうつくしくて感銘をうける。 いい作品だなあと何度か読み返して表紙に戻って、このタイトルの書き文字もすてきだな、と思ったら、それは荒井良二さんの手になるものだった。 吃音については多少の知識はあるものの、英語話者と日本語話者で事情が似ているのかさまざまな言語差があるのかはわからない。苦手な音は共通なのではないかと思うが、翻訳に苦労はなかったのだろうか。原書の方もいつか読んでみたいなと思う。

Posted byブクログ

2023/09/01

悩みを抱える子どもへの接し方が素敵な一冊 大丈夫だよ、と安心感を与えてくれる そんな大人がそばにいる事がどれだけ心強いか 絵も光の描写がとても素敵で、じっくり見入ってしまいます

Posted byブクログ

2023/08/30

今まで読んだ絵本で上位にはいるくらい感動的な絵本でした。 私も思い出します。 『川のように話そう』

Posted byブクログ

2023/08/07

川とは、いいたとえだな。 こんな風に、子どもの支えになれる親でありたい。 静かな場所に行きたくなる。絵も素敵。

Posted byブクログ

2023/08/05

みんなちがってみんないい、川の流れも色も、山の大きさも緑の色も、みんなちがう。 他者を受け入れる人間でありたい。

Posted byブクログ

2023/06/24

吃音をもつ人の気持ちを知ることができる絵本。 親や周囲の人の対応がどのような影響を与えているのかも分かる。 当事者もそうでない人も読んで欲しい、知って欲しいと思える絵本。 絵も心情をよく表していている。

Posted byブクログ

2023/04/18

図書館で見つけて読んで来ました♪ 吃音の著書が子どもの頃に父親にかけられた言葉 吃音と聞くと重松清さんを思います。 たくさんたくさん話したいことがあって 心の中で自分に話し掛けている… そんな気持ちが作家という才能を開かせるのかも やはり親の理解と愛情が大切ですね(^^) ...

図書館で見つけて読んで来ました♪ 吃音の著書が子どもの頃に父親にかけられた言葉 吃音と聞くと重松清さんを思います。 たくさんたくさん話したいことがあって 心の中で自分に話し掛けている… そんな気持ちが作家という才能を開かせるのかも やはり親の理解と愛情が大切ですね(^^)

Posted byブクログ

2023/03/23

吃音の子の話。 少し違うけど、うちの子には構音障害がある。 こんな気持ちの時もあるのかなと思いながら読んでいた。 これから先、もし話す事がコンプレックスになってしまった時、このお父さんのようでありたいと思った。

Posted byブクログ

2023/01/16

詩人であるジョーダン・スコットは吃音を持っているそうだ。彼が子供のころ、学校の授業で喋らなければならない場面で、周りからからかわれたりして嫌だったという。 そんな時に迎えにきてくれた父親が、彼を川に連れてゆき、川の水の流れは、時に渦巻いていたり、激しく流れていたり、曲がっていたり...

詩人であるジョーダン・スコットは吃音を持っているそうだ。彼が子供のころ、学校の授業で喋らなければならない場面で、周りからからかわれたりして嫌だったという。 そんな時に迎えにきてくれた父親が、彼を川に連れてゆき、川の水の流れは、時に渦巻いていたり、激しく流れていたり、曲がっていたりと一様ではないところ、それは自分の話し方と同じだと言ってくれた思い出がこの絵本になっている。 太い筆使いで描かれたシドニー・スミスの絵は、水面を見つめる力強い目線や、川の流れ、飛沫を美しく描いている。

Posted byブクログ

2023/01/10

吃音やどもりに悩むわが子にかけた父親のたった一言が、子どもにとって転機となり、これからの人生を前向きに生きるために足がかりになることもあるということ。

Posted byブクログ