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なぜ世界を知るべきなのか の商品レビュー

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25件のお客様レビュー

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2021/10/01

世界に出て行って自分がいかに無知であるかに気づき、そこから興味関心をさらに広げていくことは自分の可能性を広げるためにも大切なことだと思いました。 自分と同世代くらいの人達が、世の中を変えるような行動をとっていると言うことは知っておくべきで、いつか留学に行けた時にそのような人たちと...

世界に出て行って自分がいかに無知であるかに気づき、そこから興味関心をさらに広げていくことは自分の可能性を広げるためにも大切なことだと思いました。 自分と同世代くらいの人達が、世の中を変えるような行動をとっていると言うことは知っておくべきで、いつか留学に行けた時にそのような人たちと話をしてみたいと思いました。 また、日本も発展するまでの時代が長く続いていて、その軌跡を他の途上国も辿っていることを知ると、他の国への見方も変わるなと思ってので、歴史を勉強することは大切だと思いました。 情報の取捨選択がこれからもっと必要になっていく上で、メディアリテラシーを身につけるためにネットでの情報習得は自分が検索した知りたくことしか入ってこないため、情報が偏ってしまうというのは知っておいてその上で、やはり新聞は優れているのだなと思いました。

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2021/09/22

わかりやすい。 0から1へのきっかけになる。 これを機に深めていきたい。 ピースボートに乗船していた頃を思い出した。

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2021/09/18

池上彰さんの解説は面白いから、テレビ番組は時々見るけど本は初めてだった。 読み始めてから、あ、これは子供向けの本だったのかと気付いた。出版社も「小学館Youth book」となっている…でも、どうせ自分はなにも知らないんだから、ちょうどいいやと進んで行ったら、面白くてあっという間...

池上彰さんの解説は面白いから、テレビ番組は時々見るけど本は初めてだった。 読み始めてから、あ、これは子供向けの本だったのかと気付いた。出版社も「小学館Youth book」となっている…でも、どうせ自分はなにも知らないんだから、ちょうどいいやと進んで行ったら、面白くてあっという間に終わってしまった。 子供向けだから、平易な言葉で書かれていて、 とてもわかりやすかった。 日本のODAが有償である理由もやっとわかった。 戦後、日本はとてつもない大きな借金をしたけど、一生懸命返済したから、復興のスピードも速かったわけだ。これからは仕事で関わってるODA対象国の人にも、きちんと日本の考えを説明できる。 多様性の話も、池上さんにかかるとすごい。 多様性があるから暮らしやすい社会にするのか、 それとも衝突が絶えない社会にするのかは、 自分たちの心がけ次第…うーん、さすが先生だ! 「世界の見方」シリーズも全部読んでみたい。 まずはインド編かな。

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2021/08/12

表紙デザインと池上彰さんの本ということで、直感で手に取った。 購入後に「小学館BOOK」と書いてあることに気づき、分かり切った話ばかりかな…と思ったけれど、一瞬で覆される程新たな知見ばかりで面白く、とにかく分かり易く、読んでいて楽しかった。 コロナが蔓延し始めた2020年初期に...

表紙デザインと池上彰さんの本ということで、直感で手に取った。 購入後に「小学館BOOK」と書いてあることに気づき、分かり切った話ばかりかな…と思ったけれど、一瞬で覆される程新たな知見ばかりで面白く、とにかく分かり易く、読んでいて楽しかった。 コロナが蔓延し始めた2020年初期に、原点回帰のように世界史を一から勉強し直していて本当に良かったと、何度となく思う場面があったけれど、この本を読んで改めて実感。 特に現代史に関しては日本と世界の関係性、政治の動きや環境問題に関する知見はとにかく目から鱗で面白く、10代の世界の著名人の紹介では感動してしまった。 仕事柄世界のいろんな国の人たちとの交流があり、中東のトイレ事情や宗教に関わる食問題などには共感することが多々あり、それも相まって第4章は特に自分事に捉えて読み進んだ。 この薄い一冊で、身になる知識や教養が沢山詰まっている。大人なら絶対に知っておくべき事柄ばかりで、本当に読んでいて良かった!

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2021/08/09

年齢を重ねることによって自然と身に付く知識や経験がいくつかあって、それを自分の子どもや周囲の若い人に教えてあげることで感謝されることもある。また、これまで携わってきた仕事や役割によって得ることのできた経験則によるカンのようなものもあって、若者のように闇雲に突き進むことができなくな...

年齢を重ねることによって自然と身に付く知識や経験がいくつかあって、それを自分の子どもや周囲の若い人に教えてあげることで感謝されることもある。また、これまで携わってきた仕事や役割によって得ることのできた経験則によるカンのようなものもあって、若者のように闇雲に突き進むことができなくなった分だけ危険を察知し避けられることもある。 人はこれを年の功と言ってくれることがあるが、だからといって良い気になっていてはいけない。今までの知識や経験だけに固執して対処していると、世の中の動きに疎くなり結果的に時代遅れの旧い考えに終始してしまうからだ。昔から物知りだと敬われる年長者は相手の話を良く聴く人が多く、十聴いて三返すぐらいがちょうど良いのだろう。そうすることで、自分にも新たな知識が入ってくるからだ。 池上彰さんが書かれた「なぜ世界を知るべきなのか (小学館Youth Books)」という新書は、東京都立両国高校附属中学校での池上さんの講演に大幅な加筆をして作られた一冊だ。中学生に対する講演なので実に分かりやすく平坦な言葉で書かれており、固くなった還暦前の私の頭にもすーっと染み込むように入ってきた。 内容はコロナ禍における各国の対応や冷戦時代の米中ロの駆け引き、世界を変えた若者のことなど、ニュースなどでお馴染みの内容がわかりやすく丁寧に書かれている。お馴染みの内容といっても私が知っていたことの何倍も詳しいことが書かれていて、なるほど実はそういうことだったのだなということが多かった。いかに「知っていたつもり」だったかも思い知らされるような内容ばかりだった。 また、実際に起きたことに関する情報だけではなく、性格な情報を取るためにはどうすれば良いのか、どのような心がけでいれば良いかなども書かれていて、若者だけではなくある程度年齢を重ねた私のようなものでも得るものが多い一冊だった。 若者は10を知って10を覚え、私のような中高年は10を知って3か4を得るというぐらいなのだと思うが、それでも知ると知らないとでは大違い。いくつになっても「知る」ということを忘れずにいたいものだと思う。

Posted byブクログ