ブランド の商品レビュー
好き ・日常前夜 p.115 東京のBARに行きたい ・THE BAR ・インタビュー 一流たる由縁 エッセイって、作者の人となりがわかるからいいよね、 もちろん、作品で 人となりを想像するのも楽しいんだけど、 吉田修一さん、素敵な方だなぁ、 小説も読も!って思いました。...
好き ・日常前夜 p.115 東京のBARに行きたい ・THE BAR ・インタビュー 一流たる由縁 エッセイって、作者の人となりがわかるからいいよね、 もちろん、作品で 人となりを想像するのも楽しいんだけど、 吉田修一さん、素敵な方だなぁ、 小説も読も!って思いました。 あとは、企業で働いてる友人が思い浮かばれ、勧めたい1冊となりました。
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吉田修一「ブランド」kadokawa.co.jp/product/322012… 読み終えて何がブランドなんだろと思ったらハイブランド等の事業会社への寄稿文集だった。企業イメージに反しない傷つけないというのが第一義にあるせいか、においも色味も湿度も感じないさらさらの無色透明な文。...
吉田修一「ブランド」kadokawa.co.jp/product/322012… 読み終えて何がブランドなんだろと思ったらハイブランド等の事業会社への寄稿文集だった。企業イメージに反しない傷つけないというのが第一義にあるせいか、においも色味も湿度も感じないさらさらの無色透明な文。ここまで質感をなくして書けるのはすごい
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本の最後に書かれた編集者の方?との対談の文章に出てきた、ジェンダーに対してフラットという言葉が印象に残った。20代の頃、吉田修一さんの本を初めて読んだのは、悪人で、吉田さんの本はその当時出てたものは、ほとんど全部読んだと思う。ジェンダーに対してフラットという表現を初めて見たと思う...
本の最後に書かれた編集者の方?との対談の文章に出てきた、ジェンダーに対してフラットという言葉が印象に残った。20代の頃、吉田修一さんの本を初めて読んだのは、悪人で、吉田さんの本はその当時出てたものは、ほとんど全部読んだと思う。ジェンダーに対してフラットという表現を初めて見たと思うが、自分もそうだったんだろうなと腑に落ちたのが、とても収穫だった。そういう理由でも、吉田さんの作品に引き込まれていたんだなと。
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吉田修一さんの書く物語は、花を見てきれいだなと思う感覚と同じ。 物語はあくまでヤマとなる情景を描くための助走で。 感動したな、というより、きれいだな、と思わせてくれる小説が好きなんだなと、潜在意識を掘り出してくれた。 そしてそして。 ワタシは自分の直感を大いに信じている...
吉田修一さんの書く物語は、花を見てきれいだなと思う感覚と同じ。 物語はあくまでヤマとなる情景を描くための助走で。 感動したな、というより、きれいだな、と思わせてくれる小説が好きなんだなと、潜在意識を掘り出してくれた。 そしてそして。 ワタシは自分の直感を大いに信じている。 そして、この本を読んで、この直感はなかなか確かなものじゃないかと自信をつけることになった。 私は「この場所好きだな」と思ったら、その場所に足しげく通う。 そしてある日、好きな作家さんの本を読んでいると、その作家さんの行きつけとして私が行く場所が紹介されている。 そんなことが人生で1度や2度じゃなくある。 この本でもその経験がまたひとつ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ブランドのためにつづった吉田修一のショート。一定のブランドというタガだけで組んだストーリーで、さらっと、抑揚の最低限の起承転結で構成されている。若い頃NYで出逢った若いダンサーの話など、創造なんだろうけど(実話ではないんだろうけど)、すごくサラリとしている。世田谷の家の話は、きっと所謂、夫婦の会話っぽい。世田谷に家を買った時の、なんとなく不思議な縁みたいなものも、また星の巡り的な、そこまで大それたものではないけれど、一つの運命と読んでもいい、肯定感がそこにはある。 作家という仕事だからといって、特別なものではない。コラムの中でエスプレッソを飲む時間がとても大切におもててくる。何も考えない時間というか、何を考えてもいいこんな時間が、とても贅沢に思えると。 公園と白ワイン、これも最高の取り合せ。アメリカでは公園でお酒を出すことは違法だ。いろんな国があって、酒もタバコも、自由にできる国もあれば、道でタバコを吸ってポイ捨てしたらむち打ちの刑のシンガポールもある。日本の目から見た、ブランド、これでは全くもって世界と戦うことはできず、またその意識で海外にいって勝てる可能性はない。きっと、これはサントリーだなとか、パナだな、不動産会社だな、ということが透けて見えるけれど、ショートとして楽しむということだけでもいい。ロングフライトの中で、お酒を飲みながら、ショートはいい。
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いろいろな企業とのコラボで雑誌などに寄せたコラムをまとめた短編集。 いつもとは違う側面を見て楽しむという見方もできるのだろうけれど、吉田さんの読んでいて引き込まれる長編が好きだから物足りなく感じました。
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いろいろな広告の短編。時々読む機会はありましたが、こんなにたくさん書いているんですね。 いつもの読み応えある長編はもちろん面白くて、読み終えた達成感が心地よいものですが。 こちらは超短編なのでカフェでゆったりしたい時にちょうどいい軽い物語ばかり。 長編の上手い作家は短編も上手いん...
いろいろな広告の短編。時々読む機会はありましたが、こんなにたくさん書いているんですね。 いつもの読み応えある長編はもちろん面白くて、読み終えた達成感が心地よいものですが。 こちらは超短編なのでカフェでゆったりしたい時にちょうどいい軽い物語ばかり。 長編の上手い作家は短編も上手いんだなぁと思いました。 そして最後のいろいろなBARは、どれも行ってみたくなりました。 テンポ良く気軽に読める、短編の良さを感じる一冊です。
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3.0 吉田修一の感覚、文体が好き。生活の断片の切り取り方も。エッセイでも、小説でも同じだなと思う。しんどくても生きていこうと思える。
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メインディッシュではなく、すべて前菜(笑) 吉田修一前菜集とは、いいえて妙(^^) 代表作といえば、悪人がまず浮かびますが、本書はブランドに関連したオファーで執筆した短編集、頁をめくる手が軽快にリズムよく♪ 決して、メインディッシュではないんですが、普段とは違う、遊びがきいた...
メインディッシュではなく、すべて前菜(笑) 吉田修一前菜集とは、いいえて妙(^^) 代表作といえば、悪人がまず浮かびますが、本書はブランドに関連したオファーで執筆した短編集、頁をめくる手が軽快にリズムよく♪ 決して、メインディッシュではないんですが、普段とは違う、遊びがきいた作品が多く、感嘆、微笑、うっすら泪…… 前菜でも十分にお腹一杯p(^-^)q
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飽きない長さ、とても読みやすい。 読後感が悪い気持ちにならない安心感。 軽やかな空気感を感じたい時におすすめな一冊。
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