罪の因果性 の商品レビュー
なんか、とにかく役所の女の子がかわいそう。リアル。アイドルの子も、勘違いっちゃ勘違いだから一番かわいそうなんだけど、リアルさが違う。 真相を犯人に教えない復讐、ありですね。
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本作は2020年と2017年の話が交互になっている。こういう構成はなかなか頭に入らないことが多かったが、本作はとてもよく理解でき、最後まで一気に読めた。やっぱり横関ワールドはいいなと思った。
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ぐいぐい引き込まれて圧倒言う間に読み終えた。 リーダビリティに富む作品です。 地方公務員は、是非読むべき。仕事に緊張感をもってあたることができるようになります。 また、自分の仕事に惰性で従事している人、自動車を毎日漫然と運転している人、この作品を読むとよいです。 この作品では、警...
ぐいぐい引き込まれて圧倒言う間に読み終えた。 リーダビリティに富む作品です。 地方公務員は、是非読むべき。仕事に緊張感をもってあたることができるようになります。 また、自分の仕事に惰性で従事している人、自動車を毎日漫然と運転している人、この作品を読むとよいです。 この作品では、警察は無能です。というか、システムにのって仕事している人が世の中にはみちあふれているので、「ツボ」にはまると、誰しも全てを失うという、背筋が寒くなる作品です。 今日、コロナワクチンの1回目の接種でした。静養しながら、この作品を一気読み。 充実した一日になりました。
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地下アイドルの追っかけオタクの執念が真相を突き止める! 話のテンポも爽快であり、地下アイドルの実態やその追っかけの生態も垣間見られて面白い。 ただし、最終章が蛇足的であり、物足りない。できれば、希望に満ちた将来を暗示するエンドロールにしてほしかった。
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地下アイドルが殺害された事件。一見ありがちなストーカー殺人に思われたものの、事件を再検証することによって見えてきた新たな真相。思いがけない過去の遺恨が生み出した悲劇を描いたミステリ。 いわれのない責任を被せられてしまった市役所職員の彼女があまりに気の毒すぎました。個人的には、これ...
地下アイドルが殺害された事件。一見ありがちなストーカー殺人に思われたものの、事件を再検証することによって見えてきた新たな真相。思いがけない過去の遺恨が生み出した悲劇を描いたミステリ。 いわれのない責任を被せられてしまった市役所職員の彼女があまりに気の毒すぎました。個人的には、これは不可抗力というかなんというか、彼女の責任だとは思えないんだけどなあ。でも世間の目ってそんなものなのかも。そしてそういうときに誰を信じていいのか、という部分もあまりに痛すぎて。何故彼女がここまでの目に遭わないといけないのか。理不尽極まりないのは、読み終わった後でも変わりませんでした。 犯人にもそれなりの理由があるにせよ、これはあまりに酷いなあ。だからこそ最後に犯人に与えられた「罰」が小気味よいような、切ないような。誰が悪かったのか、何が悪かったのか、突き詰めて考えても答えの出ないことはあるし、無理矢理に答えを決めてしまうべきでもなく。犯人のあの人にも他の生きる道はなかったのだろうか、とやりきれない気分が残りました。
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「罪の因果性」重たい言葉。「さまざまな因子が積み重なり、今回の悲劇が生まれてしまった」何がいけなかったのか?歴史にifは禁物だけど…3.11、その瞬間にも日常的な事件、事故は起きたんだろうな。運命の分かれ道になったような。薄氷の上に成り立っている単調で穏やかな毎日に感謝!
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事件に巻き込まれた佑美の追い詰められる感じがリアルでいい。犯人はなんとなくわかるけど、最終的には予想外の展開で面白かった。
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喫茶店で働く佑美。ある日、一人の男が店を訪ねてきた。「僕と一緒に事件をもう一度検証してくれないか?」と言ってきた。事件とは、3年前のストーカー殺人。被害者は地下アイドルで、佑美は市役所の職員で、犯人からの電話に間接的に住所を教えてしまったのである。犯人とされた男は逮捕されたが、現...
喫茶店で働く佑美。ある日、一人の男が店を訪ねてきた。「僕と一緒に事件をもう一度検証してくれないか?」と言ってきた。事件とは、3年前のストーカー殺人。被害者は地下アイドルで、佑美は市役所の職員で、犯人からの電話に間接的に住所を教えてしまったのである。犯人とされた男は逮捕されたが、現在まで否認のまま続いている。一方、佑美は罪悪感に苛まれて、退職し現在に至る。訪ねてきた男は、そのアイドルのファンで、独自に調べていた。果たして、男が導き出した答えとは? 入口としては、ストーカー殺人として考えていたら、読み進めば進むほど、隠された真相が明らかになるので、最初と最後の印象が大きく変わりました。 喫茶店での佑美と男との出会いから、犯人逮捕まで、1日の出来事を、時折過去を振り返る形で、物語は進行します。再検証してくれないか?と頼みにきているのですが、もう準備万端な感じで、次々と証人が現れたり、証拠が出たりと警察顔負けのことだらけで、驚くばかりでした。 大のファンだったアイドルが殺されて、その事件を調べようと躍起になる姿は、ある意味、恐ろしい執念を感じました。 もちろん、後で犯人が逮捕されるのですが、こちらも恐ろしい執念があって、どちらも半端なかったです。 当然、色々検証していくので、逮捕された男は違うことは何となくわかります。ということは、この展開だと意外な人物?衝撃の展開?と想像力を膨らませていました。 そして結果は・・・なるほど、意外でもあったし、やっぱりとも思いました。いつ何時、周りから、どう見られているのか色々身につまされました。 一つ一つの行動が、どう周りに影響していくのか? 「罪」は新たな「罪」を生む。まさに因果性のあるストーリーで楽しめました。
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デジタルプルーフ当選本。市役所で勤務する佑美宛てに不審人物から荻窪ひとみの住所を尋ねられるが、佑美は教えない。後日、佑美は地下アイドル・ひとみが殺害されたことを知り、また、電話で犯人らしき人物から佑美に住所を教えてもらったと何故か感謝される。佑美の退職、婚約破棄など負のイベントが続く。今回の荻窪ひとみ殺害には東日本大震災の時に起きた事故が絡み、さらに犯人の誤った理解が相まって「罪」が「罪」を生んでしまう。「罪」が増えるとことは被害者も増えることに帰結する。悲しいかな「罪の因果性」の正体を見た気がした。
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デジタルプルーフ版にて。そこで終わるの?という感想。全然解決していないし、いやそこから彼女や彼はどうなったの?とあたふた。事件の解決も一回目はちょっとお粗末で、ホッシーの執念ももちろん凄いけれど、素人が出来るなら警察も出来たのでは??と思ったり。簡単に特定できてしまうからこそ、そこを突いて来るのは知能犯だと思うけれど肝心な所が・・・。運転手はちょっとキャラクター的にも同情できないけれど。そんなこんなをまとめて、最後にスポットライトを浴びる人達の闇をより濃く感じました。ネタバレになるのでこの辺で・・・。
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