たまごの旅人 の商品レビュー
近藤氏は常に追ってる作家さん。主人公は派遣の添乗員だが客に「いるよねぇこんな人」と不快さを禁じ得ない。海外と言う非日常でも社会の縮図を見ている思いを感じた。感染症が早く収まって、どうか早く海外に出れる事を祈ってやまない。
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とても読みやすい本でした。新米添乗員のお話。なんかそうだよね そうゆう人いるよねなんて思いながら読みました。ツアーの中に変な人がいるとその旅行自体がつまらなくなってしまう。大切な時間とお金を費やしていくのだから旅行中はハッピーでありたいですよね。添乗員としてそして一人の人間として...
とても読みやすい本でした。新米添乗員のお話。なんかそうだよね そうゆう人いるよねなんて思いながら読みました。ツアーの中に変な人がいるとその旅行自体がつまらなくなってしまう。大切な時間とお金を費やしていくのだから旅行中はハッピーでありたいですよね。添乗員としてそして一人の人間としての思いが描かれていてとても良かった。コロナが明けたら続編期待したいな
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+++ 地球の裏側で遭遇する“日常の謎" 未知の世界へ一歩踏み出す勇気がわいてくる物語 念願かなって、海外旅行の添乗員になった遥。 アイスランドを皮切りに、スロベニア、パリ、西安で、 ツアー参加客それぞれの特別な瞬間に寄り添い、ときに悩みながらも旅を続ける。 ところが...
+++ 地球の裏側で遭遇する“日常の謎" 未知の世界へ一歩踏み出す勇気がわいてくる物語 念願かなって、海外旅行の添乗員になった遥。 アイスランドを皮切りに、スロベニア、パリ、西安で、 ツアー参加客それぞれの特別な瞬間に寄り添い、ときに悩みながらも旅を続ける。 ところが2020年、予想外の事態が訪れて―― +++ 海外旅行の添乗員さんの見えないご苦労が偲ばれるお仕事物語としても読めるし、旅行参加者たちそれぞれが抱える問題に、ほんのひととき寄り添い、人生の一ページに、ほんのわずか関わる人間ドラマとしても読め、そしてなにより、遥自身の成長物語でもあって、いろんな楽しみ方ができる。登場人物たちが、互いに影響しあって、いい方向に一歩踏み出した様子なのもうれしい。胸のなかがあたたかくなる一冊である。
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たまごの旅人 近藤史恵さん。 旅が大好きな。 好きなことを仕事にした添乗員のお話。 海外旅行の添乗員さん。 いろいろな国の旅のお話、 自分も一緒に行ってるようで、楽しかった。 ツアーのいろいろな参加者たち。 添乗員さんは、大変だなぁーと思った。 楽しく無事に旅ができること...
たまごの旅人 近藤史恵さん。 旅が大好きな。 好きなことを仕事にした添乗員のお話。 海外旅行の添乗員さん。 いろいろな国の旅のお話、 自分も一緒に行ってるようで、楽しかった。 ツアーのいろいろな参加者たち。 添乗員さんは、大変だなぁーと思った。 楽しく無事に旅ができること。 添乗員さん、ありがとうです。 リアルタイムで、 コロナ禍の話も書いてある。 早く、旅に出かけられる世の中に、 戻ってほしいなと、思う。
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連作短編5編 旅行添乗員となって初めてのアイスランドからスロベニア、パリ、北京とトラブルと風景の素晴らしさで楽しく読んでいたら5編目で,出どころのない焦燥感,コロナ禍の不安がおしよせてきた.今現在は国内旅行はそこそこだが,海外となると難しい.言葉もありません.
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コロナ禍で海外への思いを馳せるのにいいお話。近藤さんの人のもぞもぞするような嫌なところの書き方はどのお話でも秀逸
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念願叶って、添乗員として働く遥のお話。 ムカつく人が登場しても、少し踏み込んで考えてみるだけで、その人の思いや抱えているものを感じられる。 ハプニングや理不尽な出来事が起こっても、自分が選んでここにいる。と踏ん張り続ける遥の姿に、好きという気持ちの大きさを感じた。 ー好きな...
念願叶って、添乗員として働く遥のお話。 ムカつく人が登場しても、少し踏み込んで考えてみるだけで、その人の思いや抱えているものを感じられる。 ハプニングや理不尽な出来事が起こっても、自分が選んでここにいる。と踏ん張り続ける遥の姿に、好きという気持ちの大きさを感じた。 ー好きなことを仕事にするということは、好きなことの中に痛みや後悔が降り積もることなのだ。 好きなことを、好きなだけではいられないということなのだ。 この痛みや後悔を超えるほどの、好きの気持ちや、やりがいがあれば頑張り続けられるのか…。 帯には「未知の世界へ、一歩踏み出す勇気がわいてくる物語」と書いていたけど、最初は好きを仕事にすることの大変やしんどさが描かれていて、やっぱりライフワークよりライスワークだと思った。 けれど、最後には笑顔になれる。 私が遥なら、この仕事をしていて良かった。これからも続けたいと思えるラストが待っていて良かった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
海外旅行の新米添乗員さんの連作短編。 いわゆるお仕事小説というやつですか。興味深く読みました。でもなんだろうな。毎話最終的に綺麗に終わってはいるんですが、それぞれの話のトラブルが基本的に「問題のあるツアー客」によるもので読んでいてちょっと不快な気分に。まあいなきゃいないでトラブルもなくお話になりようがないんでしょうがないんですけどね。 で、最後はコロナ禍で仕事を失って・・・ということにはなるんですが、看護師の友人に沖縄の風景で元気づけるというラストはどうなんだろうな。元気になるかな。逆にどっと疲れそうだな、と思いました。なんとなくいい話っぽくなってるけど。仕事を失った元添乗員さんがひっ迫する医療現場で働く友人に対して感じたものを逆に看護師さん側から同じものを感じることになるような気がする。うまく言えませんが。ちょっとオチが安易すぎませんかね。
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修学旅行に付いてきてくれる添乗員さん達を見て、 いつも大変だろうなあと思っていました。 良いお客さんもいるだろうけど、 変なお客さんも多いだろうし。 今作に出てきたような人も実際いるだろうな。 でも、そこは小説。 しっかりいい話に落とし込んでるわ。 と思いきや、 ラストの章...
修学旅行に付いてきてくれる添乗員さん達を見て、 いつも大変だろうなあと思っていました。 良いお客さんもいるだろうけど、 変なお客さんも多いだろうし。 今作に出てきたような人も実際いるだろうな。 でも、そこは小説。 しっかりいい話に落とし込んでるわ。 と思いきや、 ラストの章は、急にコロナ。 最初からこの設定だったのかな? 何だか、ちょっと浮いてるような。
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人物の性格が短編でありながらも分かりやすく国の描写がそれぞれ個性を感じ魅力的が伝わりやすく行ってみたいなと思える面白さが良かった。
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