たまごの旅人 の商品レビュー
新米海外旅行添乗員のお仕事小説。 中国、アイスランド、パリ、沖縄などが舞台。 最終章はコロナ禍の添乗員事情も描かれている。
Posted by
添乗員さんがいるようなツアーに参加したことはないけれど、もともと旅行が大好き。 だから、旅行の話は読んでいてすごく楽しい。 でも、最後の話はいらないなぁ。 最近の話には、やっぱりコロナは入れないといけないのかなぁ。
Posted by
念願かなって、海外旅行の添乗員になった遥。 アイスランド、スロベニア、パリ、西安で、 ツアー参加者それぞれの特別な瞬間に寄り添う。 ところが2020年予想外の事態が…。
Posted by
新米添乗員の遥。お客様のトラブルや悩みに対処しながら、自分も悩みながら生きている。最終章では、感染症の流行で仕事はなくなり、沖縄のコールセンターで短期の仕事を始める。いつかまた、海外旅行を普通に楽しめる日がきますように。
Posted by
海外旅行の添乗員の話。 最後の章はコロナ禍で仕事を解約され、沖縄へ行き、偶然であった子とオンラインの旅の映像を配信する。 旅を愛し、ツアーの理不尽な要求をする客に耐えながら成長する遥。 読んでいて各地を旅したような感じも楽しい。天職なのか、違うのか。 ただの旅話ではなく添乗員とい...
海外旅行の添乗員の話。 最後の章はコロナ禍で仕事を解約され、沖縄へ行き、偶然であった子とオンラインの旅の映像を配信する。 旅を愛し、ツアーの理不尽な要求をする客に耐えながら成長する遥。 読んでいて各地を旅したような感じも楽しい。天職なのか、違うのか。 ただの旅話ではなく添乗員というフィルターを通しての話なので、想像しながら楽しく読めた。 頑張る遥にほっこりする、温かくなる話は好きだ。 サラッと簡単で、旅中に読むのも気楽で楽しいかも。
Posted by
海外旅行が好きでツアー添乗員となった女性のお話。 4ケ国のツアーの様子と沖縄を含めた5話からなる短編集。 旅行不慣れな人がツアーに参加する場合が多いのだと思います。そんな不慣れな人達の我儘や不平不満と新人添乗員の劣等感や不手際がどっさりの内容の一冊。 全くおススメしません。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
パ・マルシリーズの作家さん 近藤史恵の最新作 主人公は海外旅行の新米添乗員 遥 クセの強そうなツアー客を連れて、アイスランド、クロアチア、パリや中国へ旅に向かう。 その目的地で出会う街並み、食事、時々起こるハプニング 添乗員としての戸惑いややりがいが感じられるお仕事小説だ。 そして なんといってもそれぞれの国の料理が わかりやすく美味しそうな描写で 読んでいるだけでうっとりしてしまう。 最後の章は コロナ禍の遥 夢を持った若い世代の辛さが伝わってくる。 海外旅行は当分お預けだけど、本の中で遥と一緒に旅をしてみてはいかがかしら。おすすめです。
Posted by
旅行業、遥とは立場が異なれど長く携わってたんで思うところはある。ビッグボスの鞄持ちで行った中国には、その後も重ねて訪ねて悲喜こもごも。仕事で単身送られたパリでは、観光ゼロで駆け回り、帰りの機内で倒れたっけ。遠い昔話だ。海外出張では相当鍛えられたけど、振り返ればその後の仕事の財産と...
旅行業、遥とは立場が異なれど長く携わってたんで思うところはある。ビッグボスの鞄持ちで行った中国には、その後も重ねて訪ねて悲喜こもごも。仕事で単身送られたパリでは、観光ゼロで駆け回り、帰りの機内で倒れたっけ。遠い昔話だ。海外出張では相当鍛えられたけど、振り返ればその後の仕事の財産となり大いに活きたのも確かか。ここに登場する勘違いの旅行者ども、いるなぁ。観光客と呼ばれてすっかりお客様気分。いくらかカネを落とすったって、それサービスの対価だし。旅人には旅先の風土、文化に触れさせていただいてるという謙虚さがいる。
Posted by
主人公は海外旅行の添乗員で.昔旅行したときの添乗員に憧れて添乗員になった女の子です。わがままなお客さんが多く、結構苦労してネガティブな話が多いので、途中で読むのを挫折してしまいました。 もっと前向きな明るい話が良いですね。
Posted by
海外旅行の新人ガイドさんの話。 私も新婚旅行でイタリアとフランスに行ったので、 そのことを思い出しました。 その時も、ツアー客の荷物が無くなったということもあって、 ああ、こういう事態が起こって、 ガイドさんはこういう対処をしていたなぁと思ったり。 私の新婚旅行の時は、多分ベテ...
海外旅行の新人ガイドさんの話。 私も新婚旅行でイタリアとフランスに行ったので、 そのことを思い出しました。 その時も、ツアー客の荷物が無くなったということもあって、 ああ、こういう事態が起こって、 ガイドさんはこういう対処をしていたなぁと思ったり。 私の新婚旅行の時は、多分ベテランさんだったのですが、 それでも1人で複数のお客さんを無事に連れて行くのって すごく気苦労の絶えない仕事ですよね。 厄介なお客さんはマークしたり。 最後の章が、現在、つまりコロナ禍の今で、 働きたくても働くことができない人がいるのを再確認しました。
Posted by