青春ゲシュタルト崩壊 の商品レビュー
読むのがただでさえ遅い私は、私用で忙しく小説は約2ヶ月ぶり?の投稿ですみません。 青春ゲシュタルト崩壊ついに読了。 表紙の絵に一目惚れして、ふと手にしてみた。本屋で少しだけ立ち読みしてみたところ、その時の状況はもう忘れたけれど涙が止まらなかった。それから、1年くらい?積読してい...
読むのがただでさえ遅い私は、私用で忙しく小説は約2ヶ月ぶり?の投稿ですみません。 青春ゲシュタルト崩壊ついに読了。 表紙の絵に一目惚れして、ふと手にしてみた。本屋で少しだけ立ち読みしてみたところ、その時の状況はもう忘れたけれど涙が止まらなかった。それから、1年くらい?積読していたのをひょんなことから読んでみた。 さて、本編。 主人公は、本音を飲み込んで我慢し続ける高校2年生の間宮朝葉。そんな性格から、青年期失顔症という相貌失認を有する架空の病になってしまう。 幼なじみ?の朝比奈聖と同じクラスになり乗り越えていくというもの。 青年期失顔症は架空の病気だけれど、別の症状として現実では精神が崩壊してしまうことがある。 誰にでもなる可能性があるという点では、うつ病とかにもいえるのではないか。 自分も、きちんと意志を主張することの大事さが分かった。強く生きていきたいと思った。
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※このレビューにはネタバレを含みます
高校生の朝葉は、バレー部の2年生。話しやすい人柄から、1年生と2年生との確執の板挟みになる。また、顧問の桑野先生に雑務や人間関係のコントロールを指示される(パワハラ)。本音を言えない人間関係の中で、行き詰まり「青年期失顔症」を発症してしまう。 「青年期失顔症」とは、青少年がストレスから写真や鏡に映った自分の顔が見えなくなるという架空の病気。実際にある傷病である相貌失認とは異なる。 そんな朝葉を支えてくれたのは、同級生の朝比奈君。彼の支援の中、朝葉は本当の気持ちを表現すること、バレーボールの自分にとっての意味などを考え、バレーボールをやめることを決断する。 顧問からの叱責を同級生、下級生からの非難を跳ね返していく朝葉。新しい部活である青年期失顔症の相談部を朝比奈君や後輩の中条さんといっしょに作っていくことにする。 少年少女の成長、青春ストーリーです。 2025年に映画化もするらしい。 それにしても「青春ゲシュタルト崩壊」ってインパクトあるタイトルですよね。タイトルで買ってしまいました。
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思春期にありがちな自己喪失感を、自身の顔が見えなくなる「青年期失顔症」という架空の病気によって可視化することで、青少年の葛藤を描いた本 「ありのままの自分」という言葉が浸透して久しく、けれど「ありのままの自分とは?」と悩んだ人も多かろう。とくに中高生ともあれば、学業だなんだ...
思春期にありがちな自己喪失感を、自身の顔が見えなくなる「青年期失顔症」という架空の病気によって可視化することで、青少年の葛藤を描いた本 「ありのままの自分」という言葉が浸透して久しく、けれど「ありのままの自分とは?」と悩んだ人も多かろう。とくに中高生ともあれば、学業だなんだとやたら周囲と比較され、あえて失わないでも良い自信を失い、己を見失い、家に引きこもってみたり、おちゃらけてみたりする。 そういった過去も、成長してから振り返ってみると思い出の青春の1ページにカウントされるのだろうが、それは過去を美談にできるくらい現在に恵まれているからということを忘れてはならない。おそらく自分の顔を忘れたまま大人になってしまった人もあろう。切磋琢磨できる環境というのは贅沢な場所でありつつ同時に地獄の剣山でもある。 人は社会性の動物であるからして、他人との比較でしか自己を確立できない。相手がどのような人間なのかを認識して初めて自分がどのような人間なのかがわかる。とどのつまり、「ありのままの自分」ですら他者を介してしか知る術がない。そして、媒介となる他者が変わればそこに映し出される自己像もまた変容する。つまり自己像は虚像なのだ。ありのままの自分など居やしないし、もっと言えば、その都度立ち現れる自分も「本当の」自分と言える。 そういった事実は自分の顔が見えなくなってからでないと認識し得ない。 さて、本書の唯一ガッカリポイントは、朝比奈と朝葉の恋仲関係を描き過ぎてしまったところ。皆まで申すなという関係が序盤から続いていたのだから、最後は2人の関係を想像させるような終わり方で良かった。 自己喪失がテーマだけに終盤を青春ラブコメディ要素で飾るのは「ああもったいないなあ」と思ってしまった。 あと、朝比奈のキャラ。金髪の素行不良っぽいけど地頭が良くてクールで根は優しいって特徴は最近の流行りか何かなのかな。イケメン要素欲張り三種盛り!みたいな豪華メニューは要らん…。 内容は面白かったのに世界観が女子中高生向けで、読んでて耳が赤くなっちゃったな。
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何かと頼られて仲介役が多い高校2年の朝葉 ある日部活仲間が自分の悪口を言ってるのを聞いて心が破れる音がした そして自分の顔がのっぺらぼうに見える 家でも学校でも言いたいことが言えず我慢 嫌われたくないと思って我慢しすぎて自分を追い詰めすぎてしまう でも自分の意見を伝えぶ...
何かと頼られて仲介役が多い高校2年の朝葉 ある日部活仲間が自分の悪口を言ってるのを聞いて心が破れる音がした そして自分の顔がのっぺらぼうに見える 家でも学校でも言いたいことが言えず我慢 嫌われたくないと思って我慢しすぎて自分を追い詰めすぎてしまう でも自分の意見を伝えぶつかることにした それでも新しい居場所ができて自分の顔もわかるようになって笑えるように
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ハンブレッダーズとかマカロニえんぴつとか バンドの歌う曲名のようなタイトルに惹かれて借りてしまった が、しかし 間違えた!! これはババアが借りていい本じゃなかった!! 巻末に載っているスターツ出版の本ってもれなく 少女マンガなイラストの高校生男女が チューしそうな距離で見...
ハンブレッダーズとかマカロニえんぴつとか バンドの歌う曲名のようなタイトルに惹かれて借りてしまった が、しかし 間違えた!! これはババアが借りていい本じゃなかった!! 巻末に載っているスターツ出版の本ってもれなく 少女マンガなイラストの高校生男女が チューしそうな距離で見つめ合ってる もしくは壁ドンされている もしくは図書室のテーブルの下に2人潜って座ってる(なんで??)という表紙で 『雪明かりの街で、きみに永遠の恋をした』とか 『桜のような、キミとの初恋』とか 『この星を見上げたら、僕はキミの幸せを願う』とか (、と「キミ」は必須なのか?) タイトルだけでモゾモゾくすぐったくなるようなやつだった! ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 「青年期失顔症」とは─ 青年期に個性を殺し、自分を見失うことが強いストレスとなると発症する。具体的な症状は自己に限定された相貌失認─、自分の顔が認識できなくなり、のっぺらぼうのように見える。 親や友達、部活の顧問や仲間の前で頼りになるいい子でいる自分に疲れ、それでも本音を言えない主人公の朝葉が「青年期失顔症」という架空の病にかかり、同級生の聖くんに助けられながら自分を取り戻すという話。 書籍化するにあたって恋愛要素を入れたらしいけど、この恋愛要素が読んでるこっちが恥ずかしくなるくらい甘々で 何度も背中が痒くなった笑 この本を登録している私以外の人はみんな10代なんじゃないか、と思うとそれも恥ずかしくて死にそうです 0(:3 _ )~
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※このレビューにはネタバレを含みます
佐藤新くん出演の映画化と聞いて、すぐに読んでみた。携帯小説だけに軽くサクサク読んでしまった。 でも,面白かったわ〜。 高校2年の朝葉は、バスケ部2年からはいいように使われて、1年からも責められる。顧問に相談すると、甘えだとか、責任感だとか、自分でなんとかしろとか、そういう言葉で圧力をかけられる。 バスケ部辞めたい。でも母から部活が成績に加味されるからやれと言われ,辞めることもできない。 いっぱいいっぱいになって、自分の顔だけが見えない青年期失顔症を発症してしまった。 先輩で,これになったらしい人はみんなに陰口のようなことを言われているのを知ってるので、自分も同じだと誰にも言えない。母に言えば,カウンセリングに連れて行かれ、部活休むことになり、なんだかんだとバレてしまう。 だが、倒れた時に助けてくれた朝比奈くんだけには言うことができた。 学校で珍しい金髪の朝比奈くんとは、小学校6年の時同じクラスで,その時言われた言葉でずっと苦手意識を持っていたが、かかわることでいい人だと認識。 保健室の養護教員、叶ちゃん先生とはいとこらしく、叶ちゃん先生の弟が青年期失顔症だったことから、二人ともこの病院に詳しく、朝葉を助けてくれる。 朝葉の病気の原因は、バスケ部にあることから叶ちゃん先生から、顧問に話を通してくれて休部できることとなった。 だが、雑用など嫌なことを一手に引き受けていた彼女が休むことで2年はこまる。2年と軋轢があり、朝葉をそのクッションにしていた1年も辞めるといいだす。 顧問は、朝葉を甘やかして休部させたから他の部員がだらけ出したと考える。 辞めたい、でも、みんなを困らせる。母に辞めると言えない、、、 って話。 部活を辞めることを、顧問に「逃げるのか」と言われ、「いえ、選択するんです」ってやりとりが良かった。 失顔症という言葉を知ってたけど、青年期ってつくのは知らんなーと思ったら、架空の病気なのね。 どうりで、 聞いたことない病気なのに、先輩、朝比奈のいとこ、後輩、朝葉、最後にチラッと出てくる人、そんなに集まってたくさん発症する?! 土地的なものなの?! なんで勘繰ってしまったわ。 佐藤新くんの、朝比奈くんはめちゃくちゃ合うとおもう!!「高良くんと天城くん」の高良くんも金髪高校生だったから、あのビジュをもう一度拝めるなら映画館にダッシュするわ!
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映画化おめでとうございます。映画化をきっかけに手にとりました。 非常に読みやすい文体であっと言う間に読めました。 この物語の軸になる病気「青年期失顔症」 この設定が面白く感じた。 自分を見失うことで発症するこの病だが、架空の病気とは思えない青春期に誰しも直面する問題だなと感じる。...
映画化おめでとうございます。映画化をきっかけに手にとりました。 非常に読みやすい文体であっと言う間に読めました。 この物語の軸になる病気「青年期失顔症」 この設定が面白く感じた。 自分を見失うことで発症するこの病だが、架空の病気とは思えない青春期に誰しも直面する問題だなと感じる。 人に「自分らしさ」を決めつけられることが嫌な朝葉が、兄と話し自分自身も家族について決めつけていたことに気づくシーンが印象的だった。
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青春って楽しいことばかりじゃないんだってことが痛感できます。そして朝比奈くんのかっこよすぎる対応に泣けました…。
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学生時代たくさんの経験をした方なら、絶対に共感でき、救われる作品です。辛い時には逃げることも大切だと言うことをこの本に教えてもらいました。
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この本は私にとって大切なことを教えてくれる一冊になりました。 私は主人公と重ね合わせて読んでいて自分の高校時代を思い出し、途中で胸が苦しくなりました。朝葉が桑野先生に言い返す場面は偉いなあと思い、自分だったらその場で泣いてしまうと思いました。また、バスケ部の人間関係と桑野先生が私...
この本は私にとって大切なことを教えてくれる一冊になりました。 私は主人公と重ね合わせて読んでいて自分の高校時代を思い出し、途中で胸が苦しくなりました。朝葉が桑野先生に言い返す場面は偉いなあと思い、自分だったらその場で泣いてしまうと思いました。また、バスケ部の人間関係と桑野先生が私の当時辛かった高校時代を思い出させ、朝葉の気持ちにとても共感できました。 辛かったら辞めてもいい。 周りがどうとかより自分が今どうしたいのか、 自分の気持ちはどうなのか、 そこまで苦しい思いをしてまで続ける必要があるのか、、 など人生において大切なことを改めて考えさせられ、教えてくれた一冊です。 人間関係で悩みを抱えている人に是非読んでほしい!!
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