スピリチュアルズ 「わたし」の謎 の商品レビュー
この作家さんの本は、初めて読んだ。 スピリチュアル=無意識 たくさんの検証やデータをもとに、 「わたしは何者か?」というテーマを掘り下げている。 哲学と心理学と遺伝学と、色々と勉強になった。 有名、著名な人の話も面白かった。 読んだ、結論は、 自分のパーソナリティにあった...
この作家さんの本は、初めて読んだ。 スピリチュアル=無意識 たくさんの検証やデータをもとに、 「わたしは何者か?」というテーマを掘り下げている。 哲学と心理学と遺伝学と、色々と勉強になった。 有名、著名な人の話も面白かった。 読んだ、結論は、 自分のパーソナリティにあった生き方をすること。 それができたら、最高!
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著者曰く、 『残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法』 に続く三部作、とのこと。(遡って読まないと、、) 結論としての成功するパーソナリティが 「高い知能」+「高い堅実性」+「低い神経症傾向(精神的安定性)」 というのは当たり前すぎて拍子抜けしました。 で、結局のところ...
著者曰く、 『残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法』 に続く三部作、とのこと。(遡って読まないと、、) 結論としての成功するパーソナリティが 「高い知能」+「高い堅実性」+「低い神経症傾向(精神的安定性)」 というのは当たり前すぎて拍子抜けしました。 で、結局のところ、「キャラは変わらないので、自分のパーソナリティに合った場所を見つけましょう」というオチだった。 確かに、、と納得。 多くの文献に基づく論考が秀逸で、面白い本でした。
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人間の資質は、8つの要素の組み合わせで分類決定される。理論立てがよく出来ていて目からウロコが落ちる。人間は極めて社会的に成長してきたが、石器時代から人は大きく変化していない。
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本書は、人の性格(パーソナリティ)を読み解くビッグファイブ理論を拡張して、ビッグエイトの視点で、性格=個性を説明したものである。 ビッグエイトの8因子の内訳は、ビッグファイブの5つの因子である「外向性、神経質傾向、誠実性、調和性、開放性」に「外見」と「知能」を加え、「調和性」を...
本書は、人の性格(パーソナリティ)を読み解くビッグファイブ理論を拡張して、ビッグエイトの視点で、性格=個性を説明したものである。 ビッグエイトの8因子の内訳は、ビッグファイブの5つの因子である「外向性、神経質傾向、誠実性、調和性、開放性」に「外見」と「知能」を加え、「調和性」を「同調性」と「共感力」に分けたものである。 橘玲氏の本は多く読んでいるが、読みやすさはさすがである。私は、以前読んだ「パーソナリティを科学する 特性5因子であなたがわかる」 (ダニエル・ネトル/著)を素材に、進化論の知見を盛り込み、橘風味で味付け、調理した本という感じがした。初めから最後まで、興味を失わずに、あまり時間をかけずに読むことができた。 本書の8つの要素は、他人の性格判断に適応するのは難しいかもしれないが(他人を見るときは様々なバイアスが働くため)、自分を理解する役には立つだろう。 自分の性格、個性、あるいは人間への理解を深めたい人にお勧めしたい。
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あっという間に読み終えてしまった。非常におもしろかった! 読みながら自分に、周りに照らし合わせながら諸々考えていると楽しい。 再読したい書籍である。
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初対面の人には温かい飲み物を 交渉の時に柔らかなソファに座らせる 自分は高い位置に座る 冷静に話したいときには距離を 感情に訴えたいときには身を寄せる 無意識=スピリチュアル の知能 脳は視覚だけでも1秒に1000万回以上の信号を受け取るが 意識的に処理できるのは最大で...
初対面の人には温かい飲み物を 交渉の時に柔らかなソファに座らせる 自分は高い位置に座る 冷静に話したいときには距離を 感情に訴えたいときには身を寄せる 無意識=スピリチュアル の知能 脳は視覚だけでも1秒に1000万回以上の信号を受け取るが 意識的に処理できるのは最大で40要素 人格の8因子 身近な他者の評価がフィードバックされたもの ①外向/内向的 ②楽観/悲観的(神経症傾向) ③同調 ④共感 ⑤堅実性 ⑥経験への開放性(保守性) ⑦知能 ⑧外見 →性格グループごとの心理操作が可能 ←SNSの行動と性格テストで相関を取る ①内向的=強い刺激感度が高く苦手 スーパーテイスター=味蕾が多く敏感 日本人に多い 和食が繊細である理由? ②神経症傾向 うつ =自己が強すぎる病 過去を反省し未来を予測するのはヒトだけ サイケデリック体験 自己が消えても意識は残る 未来への不安を解放 楽観的=エゴイスト 悲観的=利他主義者 脳は楽観主義 うつ病とはアクセルとブレーキを同時に踏んでいるような状態 日本人 うつ病になりやすい 良い環境にも悪い環境にも敏感に反応しやすい ③同調 デフォルト戦略の違い 日本人 リスク回避 アメリカ人 自己主張 同調性=人間の本性 極限状態ではその極端な低さが正義を貫く ④共感 =相手と感情を一致させる能力 有性生殖から生まれた 女性の方が高い メンタライジング=こころの理論 相手のこころを理解すること 男性 共感不要 メタライジングのみ =サイコパス ⑤堅実性 意志力は疲労する ダイエットに成功するにはダイエットしないこと 日本人の勤勉性 出力弱いエンジン+簡易ブレーキ(前頭葉)=堅実性高+高精度(神経症傾向) ⑥経験への開放性 LSD 情報管理能力を低下 情報の洪水状態に サイケデリック体験 エントロピー増大 斬新なアイデア ↔ 自己 年齢とともに脳のモデル化 ハイパーサイミック(発揚気質) アメリカ人の自画像 →躁うつ病への連続体 妄想(パラノイア) 日本人「自己家畜化」 内向性、神経症傾向、低い経験への開放性 似たもの同士で好かれ合う ⑦知能 IQが高く経験への開放性が高いとリベラルになりやすい 目立つ(神話) ⑧外見 分散が不均衡で研究が少ない 人生を決めるのは 遺伝と集団の中でのキャラ 家庭環境は少ない 極端なものほど遺伝率が高い(精神疾患など) 自分のパーソナリティでアドバンテージを持つニッチを探す
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ヒトのパーソナリティを5つの因子で分類する「ビッグファイブ」と、作者独自の指標である知能と美醜を加えた因子でパーソナリティを説明している。ビッグファイブの因子とは ・外向的か内向的か ・楽観的か悲観的か ・協調性(同調、共感) ・堅実性(自制心) ・新しいもの好きか 人のパーソ...
ヒトのパーソナリティを5つの因子で分類する「ビッグファイブ」と、作者独自の指標である知能と美醜を加えた因子でパーソナリティを説明している。ビッグファイブの因子とは ・外向的か内向的か ・楽観的か悲観的か ・協調性(同調、共感) ・堅実性(自制心) ・新しいもの好きか 人のパーソナリティは遺伝と環境因子の影響が大きいので、自分に合った人生を設計が大事という結論。
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いわゆるオカルト系な話では全くなく、多様に存在するパーソナリティーは私たち人類が多様な環境に適用するための遺伝子の淘汰であるという事がベースになっている。徹底的に社会的な人間がより良く生きるために生存競争を勝ち抜いた結果が私たちの人格に結び付いており環境や教育で変更できる部分は限...
いわゆるオカルト系な話では全くなく、多様に存在するパーソナリティーは私たち人類が多様な環境に適用するための遺伝子の淘汰であるという事がベースになっている。徹底的に社会的な人間がより良く生きるために生存競争を勝ち抜いた結果が私たちの人格に結び付いており環境や教育で変更できる部分は限られている。自分のパーソナリティーに合った環境で前向きに生きることが幸せになる近道。
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自然科学の進歩により、新事実が浮かんで来ているようだ。 わたしもあなたも、たった「8つの要素」で出来ている 1.外向的/内向的 2.楽観的/悲観的 3.同調性 4.共感力 5.堅実性 6.経験への開放性 7.知能 8.外見 これらのパラメーターの差である ほとんどはベルカーブ...
自然科学の進歩により、新事実が浮かんで来ているようだ。 わたしもあなたも、たった「8つの要素」で出来ている 1.外向的/内向的 2.楽観的/悲観的 3.同調性 4.共感力 5.堅実性 6.経験への開放性 7.知能 8.外見 これらのパラメーターの差である ほとんどはベルカーブ(正規分布)で割り振られて、2分類ではなく4分類に分けられることが多い
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ビッグファイブ/ビッグエイト理論にもとづき自分を見る。その上で自分の特性を理解した上で行動するのが良いと説いている。 本書では、初対面で注目する「ビッグエイト」でパーソナリティを説明している。 ①明るいか、暗いか(外向的/内向的) ②精神的に安定しているか、神経質か(楽観的/悲観的) ③みんなといっしょにやっていけるか、自分勝手か(同調性) ④相手に共感できるか、冷淡か(共感性) ⑤信頼できるか、あてにならないか(堅実性) ⑥面白いか、つまらないか(経験への開放性) ⑦賢いか、そうでないか(知能) ⑧魅力的か、そうでないか(外見) さらには、人の特性に良い/悪いはないとしている。 自閉症スペクトラム、発達障害、パーソナリティ障害等。現在では「病気」とされるものも、人類という歴史からみれば必要不可欠な特性だったということを各種研究や論文から明らかにしている。 自分の特性を知った上で行動する。それが精神的に楽に生きるコツなのだと思う。
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