ボーンヤードは語らない の商品レビュー
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再読(2022.01.31) マリア&漣シリーズの短編集 主要キャラの過去が知れたり、2人がタッグを組んで初めて解決した事件があったり… シリーズの大ファンには嬉しいお話が詰まってます。 だけどマリアの過去にあった事件は凄惨で、悲しいやら悔しいやら何とも言えない気持ちになりました。 どうか罪に問えますように。 マリアの親友が報われますように。 『今度こそ傷ついた誰かを救えるように、あたしたちは警察官になった。』 この短編集を読んだ後にこの言葉を読むと、言葉のもつ重さや深さがもっとずっと心に染みます。
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あくまでマリア&漣シリーズの世界観の補完なので、これ単体で読むよりシリーズ3作を先に読むことをお勧めしたいです。 〈1番好きな話〉ボーンヤードは語らない ・短編ながらも起承転結がかっちりして面白い ・でも殺害された彼女がサソリの生態系に携わる大学院生という件は要らないかもしれない。それがなくても充分面白いし。 題名は『赤鉛筆は要らない』が好きでした。 新聞部だった2人に準えて(校閲するときの)赤鉛筆を入れて欲しいと言った漣に対する答えが題名というのが粋だなと思いました。
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マリア&漣シリーズ四作目。今回は短編集。ジョン少佐、漣、マリアそれぞれを主人公にした話と、マリアと漣の話。 ジョン少佐推しとしては一話目が嬉しかったけど、タイトルは二話目が、本編は三話目が好きかな。 それぞれのバックボーンが少し見えて、とてもいい。これからのマリア&漣シリーズが...
マリア&漣シリーズ四作目。今回は短編集。ジョン少佐、漣、マリアそれぞれを主人公にした話と、マリアと漣の話。 ジョン少佐推しとしては一話目が嬉しかったけど、タイトルは二話目が、本編は三話目が好きかな。 それぞれのバックボーンが少し見えて、とてもいい。これからのマリア&漣シリーズがすごく楽しみになる作品。
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ジェリーフィッシュの前日譚がラストにくるマリアと漣の過去のお話。一作目はジェリーフィッシュの後かな。 マリアと漣の過去に遭遇した犯罪はどちらもやりきれなく、だからこそ2人が刑事を目指した理由がよくわかる。 ミステリーとしては科学的なトリックというよりアリバイや密室などわりとガチガチな感じが面白かった。
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2021/08/12 読了。 図書館から。 シリーズ4作目。短編集。 蓮とマリアとジョンと。 それぞれの背景が少しみえてくるお話。
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シリーズ第4弾の短編集。 空軍基地内の事件、マリアと漣がそれぞれ高校時代に遭遇した事件、二人が初めてコンビを組んだ事件の4編で、長編のような大仕掛けはないもののどれも面白かった。二人の高校時代の話は警官になるきっかけともいえる事件で、ブルーな読後感だが彼らの背景がわかってシリーズ...
シリーズ第4弾の短編集。 空軍基地内の事件、マリアと漣がそれぞれ高校時代に遭遇した事件、二人が初めてコンビを組んだ事件の4編で、長編のような大仕掛けはないもののどれも面白かった。二人の高校時代の話は警官になるきっかけともいえる事件で、ブルーな読後感だが彼らの背景がわかってシリーズ読者としては嬉しい。
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#ボーンヤードは語らない #市川憂人 本格ミステリのシリーズもの マリア&漣シリーズの最新作にして初の短編集 ふたりが警察官になる前の、それぞれのエピソードと、ふたりが初めてバディを組んだ事件を収録。 内容的に衝撃はないけど、シリーズを深く掘り下げるためのインフラ整備の様...
#ボーンヤードは語らない #市川憂人 本格ミステリのシリーズもの マリア&漣シリーズの最新作にして初の短編集 ふたりが警察官になる前の、それぞれのエピソードと、ふたりが初めてバディを組んだ事件を収録。 内容的に衝撃はないけど、シリーズを深く掘り下げるためのインフラ整備の様な一冊。 僕の様なシリーズのファンは必読でしょう
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可もなく不可もなく…かな。「赤鉛筆は要らない」と冠したタイトルは一筆だと感じました。 ただシリーズ4作目になるにも関わらずいまだに所々「ジェリーフィッシュ」の単語が出てくるのはいい加減胃もたれします… 最後だけだったら綺麗に締めれただろうに…
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シリーズ初の短編集。「ジェリーフィッシュ…」以前のマリア&漣、それぞれの過去と出会いが語られる。これまでのような大仕掛けはないので物足りなく感じるが、捻りの効いた話ばかり。読後感は悪くない。J国(日本)が舞台の一編は新鮮でよかった。 2021/08/01 22:18
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