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ボーンヤードは語らない の商品レビュー

3.9

56件のお客様レビュー

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2024/09/27

第一作の前日譚。 レンとマリアの出会いや、お互いのルーツとなる事件について短編集と言った形で語られる。 このシリーズも四作目で、2人を掘り下げるという点ではとても素敵な作品でした! ただ、1〜3作目の面白さの方がやはり好きかも! 1〜3まで読んだら必ず通ってほしい作品!

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2024/09/12

マリア&漣シリーズ第四弾で、初の短編集。こういう、既出の短編を書き下ろしでまとめ上げる感じの短編集は大好き。2人の過去を見たことで、これからの2人の感情の動き方がより楽しみになった。

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2024/09/01

シリーズの短編集。このシリーズは謎解きもいいけどキャラクタが魅力的なんだなと再認識。二人がバディを組むまでの過去が語られているいわゆるエピソード0的な内容だが、変に勿体つけない読後感がよかった。

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2024/02/06
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最初のふたつは語り手が信用できないやつ…違和感はたくさんあるので、わかる人にはわかるのかな。いつもの、ひっくり返された感が好きなので一気に読んでしまうけれど。 淡々と綴られているけど、漣の後悔はけっこう深いんだろうなあ。マリアと違って、自分の大切なひとを失ったわけではない、のがまた、じわっとくる。 あとレッドデビルの冒頭が、百合っぽくてとても……好きです。

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2024/01/31
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マリアと蓮の過去の因縁の事件トリックも奇抜で面白い。マリアと蓮が刑事になった理由、親友や友人を救えなかった贖罪からであった。次の事件に期待

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2024/01/12
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マリア&蓮のシリーズの短編集。 マリアがなぜ刑事になったのかなど前日譚的なものが多く、面白かった。

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2023/12/09
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これまでのマリア&漣シリーズで1番良かった。 赤鉛筆は要らない 最後の九条の手紙でのどんでん返しが気持ち良くも、明かされた断罪の記録が切なさをはらんでて好き。読み終えた後にタイトルを見て「そういうことか〜」ってなるのがまた気持ちいい。異性の先輩から今日は泊まって行きなさいと驚きの提案をされるも、先輩の心情を察してスマートに対応する九条はさすが男前だ。 レッドデビルは知らない これまた切ない。そしてヴィンセントはクソ野郎過ぎて、ホント地獄に落ちてもらいたい。ハズナとジャックが恋仲だったと警察から明かされた時は信じられなくて最後の最後まで懐疑的だったけど、結局真実だったのか。。。マリアにも秘密にしてたなんて、マリアはちょっと寂しかっただろうな。結局タイトルのレッドデビルは知らないってそういうこと? そしてスケープシープは笑わないに続く。。。作家さんってほんと上手くストーリー考えられるよなぁと感心する。おかげで読書体験を楽しませてもらってます!次の最新作も楽しみだ。

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2023/11/05
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マリア&漣シリーズ4作目。 今回のはシリーズ初の短編集が4つ。 どのお話も面白かったですが、いつか「レッドデビルは知らない」のヴィンセントの罪を問い詰めてほしいです。

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2024/06/28
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23/10/17〜10/24 『ボーンヤードは語らない』 夢見ていた世界と違うことを知り絶望の中で、、 虐待のシーンが辛い 『赤鉛筆は要らない』 雪の上の足跡といえば、小学生の時に読んだルブランの『八点鐘』の中の『雪の上の足跡』を思い出す。あるブログによれば、ルーツはルブランで、のちの作品がバリエーションをつけて書いているのだとか。今回のスキップみたいな歩き方楽しいなぁ でも、内容は重い。虐待のシーンがこちらも辛い 『レッドデビルは知らない』 差別描写が辛い いつもサンドイッチを車で食べているけど、サンドイッチ好き? ルームメイトいい味してる。大人のふりするのとか、助手としていいね この短編集、全体的につらいなぁ 『スケープシープは笑わない』 こちらも人種差別 頭で理解していても、感情では差別してしまう、というのは難しい問題だと思う よく知らないものをなんとなく忌避するのとは違って、同居し相手をよく知っていても沸き上がる嫌悪感とはどう向き合えばいいのだろうか でも、救いのある終わり方でよかった

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2023/10/15

主要キャラの過去短編集。この短編集で、"憧れや安寧を求めて、社会に踏み込んだものの外面と内面は違う”ということを教えられる。閉ざされた大小の社会の実情に踏み込んでみたら苦痛を伴い逃げられない。マリアと漣は、巨大な氷山の一角、氷山を溶かす心積もりで警察官に成ったのかと思う...

主要キャラの過去短編集。この短編集で、"憧れや安寧を求めて、社会に踏み込んだものの外面と内面は違う”ということを教えられる。閉ざされた大小の社会の実情に踏み込んでみたら苦痛を伴い逃げられない。マリアと漣は、巨大な氷山の一角、氷山を溶かす心積もりで警察官に成ったのかと思うと胸が軋む。特にマリアは、過去の事件の悔しさと悲しみを心に刻み紅玉色の瞳に熱を宿している。 トリックもそうだが、自身の経験もあって引き寄せられる短編集だった。お気に入りは、表題作とは異なる『赤鉛筆は要らない』、『レッドデビルはしらない』の2作品。 今後も続くであろう、マリアと漣のコンビの行き先を見届けていきたい。

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